『真空加圧含浸処理』?
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通常、金属や合金は溶融状態ではガスを吸収しております。これが凝固す
る時に一部は外部に放出されますが、逃げ切らないものは「巣」になって
包含され、収縮によっても引け巣を作ります。すなわち、鋳物の巣は、
ある程度宿命的なものといえます。従って、鋳物に気圧、水圧などを
加えますと微細な巣を貫いて、圧力漏れなどを起こします。
『含浸処理』とは、このようなダイカスト品や鋳造品などの「巣」に
による圧力もれを含浸剤を浸透、硬化させることによって止める
方法です。 そして、真空にすることによって巣に閉じ込められたガス
を取り除き、加圧することによって浸透しにくい複雑な形状の巣にも
含浸剤を浸透させることを『真空加圧含浸処理』といいます。
また、この含浸処理は金属、鋳物の漏れをとめるだけではなく、メッキ
や塗装のふくれや剥離、腐食を防止するための前処理としても用いら
れてます。
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これらのほかにもアルミ、銅合金、ステンレス、鉄、木材など、私たちの身近なものに
「含浸処理」はされています。
(※画像は実際の処理品とは異なります。)