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  中国の旅

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中国

これは2000年〜2002年頃の記録です。急速な発展を続ける中国では状況が刻々と変化しておりますので、観光など予定されている方は現在の資料を参考にして下さい。

胡同

北京の伝統的な庶民居住地「胡同(フートン)」。その歴史は元の時代までさかのぼるそうです。 ビル街の都心からすぐの所に、まるで時間が止まったかのような、実にのんびりとした庶民の暮らしが残っていました。
近年、開発で、一部保存地域を残して、急速に取り壊しが進んでいます。
旅行者にとって胡同散策は、真新しいビルや立派な歴史的建造物と違った、実に生き生きとした北京の息吹を感じられる場所であり、その風景と共に、そこに生きる人たちへの愛着を感じる瞬間があります。
しかし、取り壊された後に建つ高層住宅への、新しく便利な生活を喜んで受け入れる人、伝統ある文化を消滅させてはならないとする人、利便性と伝統の狭間で複雑な問題になっています。

地下鉄環状線「鼓楼大街」。表通りを一歩路地に入ると別世界。丁度、日曜だったので、路地裏には
道端で中国将棋をさすひとや、それを取り囲む近所の人、子供が遊んでいたりと、のどかな風景だった。
路地の角に掲示板があって、地区の公衆衛生などについて書かれていた。(2002年撮影)

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北京の銭湯。看板右に男性昼20元、サウナ、
マッサージなどの項目が表示されている。-----クリーニング屋-------------------------中華料理店じゃなくて、理髪店

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中国映画「こころの湯」(2001年・張揚監督)北京で生まれ育った監督が、開発で失われゆく下町情緒を惜しみ、人情味溢れる銭湯を舞台に描いた。主演の名優、朱旭と息子役の姜武の演技がすごく良かった。
また「北京バイオリン」(2003年・陳凱歌監督)で、地方から上京した親子が先ず宿泊するのも銭湯で、父親が、入浴し仮眠室に泊まって20元(280円)は安いと喜ぶシーンがあった。


胡同のある下町は、ビジネスマンの闊歩する中心街からほんのわずかな距離。表通りには個人商店が軒を連ね、飾らない普段のままの庶民の姿がある。写真左下のような総菜屋で、上半身裸のおじさんもよく見かける。
路上のブックスタンド。インターネット、車、家電、芸能雑誌と並んで、兵器、戦艦、戦車&装甲車の雑誌も多く、中国人にとって愛国心と国防が一体のものだということがよく分かる。和平門にて。

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万里の長城
超有名な世界文化遺産。
八達嶺長城は北京市内からタクシーで高速に乗って、40分程で到着する。
春秋の観光シーズンは、世界中からの観光客で、人込みの中を坂道と階段の連続という大変な場所。
行った時も9月半ばだったが、直射日光が強く、乾燥していて、厳しい気候と人込みでかなり疲れた。
そんな事情を知っている人は、人込みを避けて、少々不便でも別の長城観光スポットに行くらしい。
ロープウエイ(徒歩での入り口は違う場所)に乗れば一気に山肌を上り長城入り口から入れる。山並みの続く限り続く長城を目にする時言葉は出ない。
北京市から車で約40分。八達嶺長城

------------------------ 高速道路料金所は中国風屋根付き。

上海―北京・夜行列車の旅

中国の列車時刻表は本としての厚みが日本のものより薄い。あんなに広大な国土の全列車路線がこれだけに収まるのかと思うほどだが、ちゃんと全区間掲載されている。
  上海から北京への移動にあえて寝台特急を利用した。上海始発18:00、翌朝、終点北京到着8:00。距離1,463km。14時間の旅。 軟座特急料金499元(約7500円)。  
日本と比べるとかなり安いが、2001年頃リニューアルして、内装など奇麗で設備も治安も良い。中国では利用客が多く、約一週間前に売り出されるチケットも売り切れてしまうそうだ。日本のように一ヶ月前に予約しようとしても、地元の旅行会社ですら10日前頃にならないと買えないとの事。
 寝台車には食堂車(餐車)もあって、結構美味しい中華料理が食べられる。メニューが手書きの中国語、炒めもの一品とご飯&スープのセット、缶ビールで約250円也。(2002年)

古い中国に「臥遊」(がゆう)という言葉がある。庶民が遠くへ旅行出来なかった時代、寝転んで壁にかけた各地方の水墨画を見て、空想の旅を楽しむ意味だそうだが、スピード化の現代にこそ、時間をかけた中国大陸寝台車の旅などは、臥遊の楽しみといえるかもしれない。

中国の列車時刻表(2000年10月) -----その中のページ部分。運行は時刻通り正確。-----寝台車内通路
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