日本一周クルーズ
2004年 にっぽんまる・日本一周クルーズ 5月8日〜17日
北村英治さんと、10日間の日本一周クルーズに乗船させて頂きました。ゲストヴォーカルにキャロル山崎さんも参加。
写真と私のスケッチで日記風に書いて見ましたどうぞお楽しみ下さい。
5月8日(土)
午前11時横浜大桟橋からにっぽんまるに一年ぶりの乗船。
午後二時出港。沖に出ると外国も日本も気分的には同じ。これからゆったりとした船旅が始まる。私たちはこの夜からお仕事。夜8:30からドルフィン・ホールにて演奏。

5月9日(日)
仙台港。朝は濃い霧。港は多賀城市という所で仙台市内まではかなり時間が
かかるので行かず、地元のスーパーなど北村さんと買い物をして船に戻る。
国内だが海に出ると携帯も圏外に。

5月10日(月)
函館。あまり多くの時間もないけど小さな街なので船から歩く。小雨混じりで肌寒くまだ桜も咲いていた。
港の辺りは和洋折衷の古い建物が情緒がある。人が今も住んでいたり、改築してお洒落なお店などに利用している。夕方出港し津軽海峡から日本海へ。
旧函館区公会堂------------------赤煉瓦倉庫、中はお洒落なブティックなど----生きた蟹を売っている。北村さん「美味そうだなあ」
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5月11日(火)
日本海を一日航海。佐渡島の外を回り夕方能登半島。
夜プールサイドでのライブ。写真は"Tea for two"をラテンリズムのアレンジでキャロルさんとヴォーカル・デュエット。お客様はグラス片手に、私達の演奏と共に波の音、窓には遠く漁火がまたたく夜、やさしい船の揺れも心地よく感じるロマンティックなライブだった。

5月12日(水)
京都府宮津港は天橋立で有名。天気良く半袖で出掛ける。客船は着岸出来ぬため湾内に停泊し、にっぽんまる装備のボートで片道10分。
宮津港からバス5分で名勝「天橋立」。以前来たことがあるので入り口程度で風景を楽しみ、北村一行タクシーに乗り運転手さんに「魚の美味しい店に」とお任せして、宮津駅前「とんだ屋」へ。庶民的な店で昼時満席。店のおねえさんも大忙し「ごめんな、混んでるさかい、ちょっと待っとってな。」飾り気のない関西弁に旅情を感じつつ、待つこと数分。「ほったらかしでごめんなあ。ほな注文聞くわ、何します?」刺身盛り合わせ。焼きアサリ。ご飯、味噌汁。新鮮な日本海の魚は実に美味しかった。この日は演奏もなく一日のんびり。

デッキから通船をスケッチ。 ----------通船内で。初めての長期クルーズに笑顔のキャロルさん。------------日本海の幸

←釣り好きの北村さん、地元の釣具屋で簡単な竿を購入し、短時間釣りを楽しんでいた。サングラスにパイプくわえて海を見る、洒落た姿を私はスケッチした。

→宮津港付近ののどかな風景

午後5:30宮津出港。デッキから天橋立が長い緑の帯となって見えた。



5月13日(木)
朝7:30から練習し朝食。雨。日本海を一日航行。大回りして対馬沿いに航行。
午後ティータイム・ライブ。プールサイドでティーフォートゥーをやってしまったので、デュエットはセンチメンタルジャーニー。4時頃終演後、右舷デッキに大きく対馬が、建物も見える。朝鮮半島と日本の丁度中間にある大きな島だが、どんな暮らしをしてどんな方言を話しているのか想像もつかない。
船では、夕食時から10:00頃まで、ドレスコードが日によって決まっている。面倒なようだが、これも船内生活での気分を変える楽しみの一つ。この日はフォーマル。夕方カジュアルな服装でランドリーに行き洗濯し乾燥機のタイマーを一時間にセット。一旦部屋に戻ってタキシードに着替えて乗組員食堂へ、食後タキシード姿で洗濯物を取りに行く。こんな時お客様に会いたくないなあ。
キャロルさんも食事時は大浴場が空いているから、今行きたいけどドレス姿でお風呂行くのはどうしようかと思案していた。
そうこうしている内に夜10時、デッキに出ると右舷に小倉、左舷に下関の夜景が実に美しく輝き、やがて関門橋を通過した。

5月14日(金)
宮崎県。日向市細島港。快晴。朝起きてデッキに出て見るとまぶしい陽光に映える青い海、そして緑の陸地には南国風の木が。一瞬外国に来たかのような感じ。
北村さん一行タクシーで、やはり「美味しい魚の食べれる店へ」。
運転手さん推薦のお店は、日向市内のホテルと直結した魚料理店。中央に生簀があり、石鯛や海老、鯵などが泳いでいる。石鯛活け作り、鯵やアワビのにぎりなど。
地元のお年寄り北村さんに気がついて「あら、まあ、こんなところで、テレビに出てらっしゃる方にお会いするなんて」と遠慮がちに感激されていた。
地元の人はワシントンヤシと読んでいるそうだ-----九州も魚が美味い------------------------船の近くでソテツをスケッチ。
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夕食後、北村さんの部屋で茶飲み話。夜10時、翌日のショーの打ち合わせ。今回乗船しているラテン、タクナウカルテットがお客様に歌詞を配ってシェリトリンドを合唱していたので、キャロルさんも何か出来ないかと。「リンゴの木の下で」を英語でなら歌っているが、というので私が覚えていた日本語の歌詞を書いてそれでいこうと。


5月15日(土)
広島港。
朝、厳島神社で有名な宮島に出る通船に乗れば、午後のリハーサルに間に合ったが、観光気分はおいといて、北村さん御一行、広島市内に昼食のみ出る事にした。魚が続いたので全日空ホテルに行き中華料理。北村さんは以前来ているそうで、ここは実に美味しかった。特にふかひれと緑豆のスープは絶品だった。
食後ホテルを出ると雨。船に戻る事にした。市内電車が目に付いてスケッチした。
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夜のショーは、翌日神戸で下船される客様が多く、このクルーズで最後のショーとなる。前日の打ち合わせどおり、お客様に「リンゴの木の下で」日本語歌詞が配られ、皆合唱してくれた。「ボナセラ」で大いに盛り上がり、アンコールの「サニーサイド」ではキャロルさんに続いて歌い、ラストショーにふさわしいのりの良いステージとなった。
旅の思い出に私たちの演奏が彩を添えてくれると嬉しいと思う。
5月16日(日)
神戸港入港。雨。ここで下船するお客様のみで上陸は出来ず。昼頃に出港。午後、大阪湾を淡路島から紀伊半島回る頃まで、かなり揺れた。仕事はないが、初めて酔い止めをもらって一錠飲む。通路を歩くとき大きな縦揺れに瞬間足が浮くようだった。暫く書き物をしていたが、少々気持ち悪くなりそうで横になったら寝てしまった。
4時頃、紀伊半島を回る頃には揺れもなくなった。以前、ベトナムからの帰りも全く同じ場所で揺れた。
雨の神戸港を後に
夜のデッキは波の音だけ

5月17日(月)
朝横浜港入港。
というわけで、特に風光明媚な写真や話題もありませんが、船旅の味わいを感じていただけたら幸いです。
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