免疫学の基礎1

 

はじめに

免疫に感謝しながら、書きました。免疫を勉強すると自分の不甲斐無さに気付きます。ありがとう!免疫!!!

登場人物???

白血球

リンパ球

T細胞

B細胞

マクロファージ

好中球

 

キラーT細胞

ヘルパーT細胞

サプレッサーT細胞

NK細胞

K細胞

補体

抗体

抗原

 

抗体

B細胞から抗体が産生されます。

、抗原に印をつけて、白血球が捕えやすくする。また、補体が活性化され、マクロファージが、取り込める(食作用)大きさにする。((オプソニン化))

、細菌が出す毒素を中和する抗体があります。

  中和とは、細胞の外の構造を変化させ、細菌が、自分の細胞に溶け込まないようにする。また、細菌が出す毒素の構造を変化させ、効果を失わせる働きをする。

、抗体の構造

  可変部と不変部がある。

  可変部(Fab)は、抗原に結合する部位をもち、不変部(Fc)は、補体または白血球と結合することが出来る。

、抗体の多様性

  抗体の多様性は、遺伝子の多様性である。抗体は、H鎖とL鎖から成り立っている。

  H鎖には、V部、D部、J部がある。V部は100種類、D部は10種類、J部は4種類の遺伝子を持つ。よって、H鎖は、100×10×44×10³種類の多様性がある。

  L鎖には、V部は300種類、J部は5種類の遺伝子をもつ。よって、L鎖は、300×515×10²種類の多様性がある。

  この2つの鎖を合わせると、

4×10³×15×10²=6×10

種類の多様性がある。遺伝子は突然変異の可能性を考慮して、10種類の多様性がある。

 

、免疫グロブリン

    immunoglobulin(Ig) 

 IgAIgDIgEIgGIgMがある

 

6-1 IG

  抗体の基本構造。血清中で一番多い。胎盤を移動し、赤ちゃんを守る。中和、オプソニン化、補体の活性化、免疫記憶に役立つ。

 

6-2 IgM

  IgGが、5つ連なった環状(5量体)の抗体構造である。

  IgMは、1回目の抗原侵入で1番始めに生成される。

  Fab部位が、10本で最近を捕まえやすく、Fc部位が5本より補体が安定し、活性化を助ける。

  『赤血球凝集反応』により、ABOを判断する。この時、利用される抗体は、IgMである。

クラススイッチ

  右図は、IgMIgDIgGIgEIgAの順に抗体は生成される。この変化をクラススイッチという。

免疫記憶

  IgMが一回目の抗原侵入で生成されるが、その後、クラススイッチより、IgGが生成される。その後、同じ抗原が二回目の侵入してくると、免疫記憶していたB細胞が、IgGの生成を早くし、IgG量を増加させる。(但し、IgM量は一定である。)

6-3 IgA

  IgG2つ結合している。(二量体)

  涙、唾液、鼻汁、気管支、消化管の粘液、尿、乳汁などの分泌物中に多く存在する。

  ウイルスや細菌や異物を粘膜を通りぬけないようにする。IgAは、粘膜の表面に存在する。(局所免疫)

  B細胞のより、IgAが分泌され、上皮細胞を通る時、分泌成分と結合し、分泌型IgAとなる。分泌IgAは、粘膜にある分解酵素の作用を防ぐことが出来る。

6-4 IgE

  IgEFcレセプターと肥満細胞の受容体と結合する。その後、抗原がIgEの可変部に結合すると、肥満細胞は、ヒスタミンやロイコトリエンを放出する。この刺激の強い物質は、寄生虫の退治に役立つが、気管支喘息、鼻アレルギー(花粉症)、じんま疹などの悪影響を及ぼす。

6-5 IgD

血液中に微量に存在するが、働きは謎。進化過程の遺物なのか?未知の働きをもつのか?