ソフトマター

 

はじめに

 

1 高分子

 高分子の構造

 ゲルとゴム

 プラスチックの特性

 

2 液晶

 液晶とは?

 電卓の原理

 

3 界面活性剤

 界面とは?

 界面活性剤とは?

 ミセルの形成

 洗剤への利用

 

はじめに

  大学に入って学び始めました。深く入っていくと計算だらけで、私の能力をはるかに超えるため、表面だけ書いています。

 

1 高分子

 

 高分子の構造

 

  C-C二重結合または三重結合が、ラジカル開裂剤と反応して、C-C結合が、単結合となり、C末端はラジカルとなります。このラジカルが、他のC-C二重結合または三重結合と反応していきます。これが連続して高分子(ポリマー)が形成されます。低分子と違って、高分子ならではの特性を示すため、とても複雑です。

  ラジカル連鎖反応

開始剤 + C=C → C-C・(ラジカル発生)

C-C・ + C=C → C-C-C-C・(成長反応)  これが続く

(C-C)n-C・ + ・C-(C-C)n → (C-C)n (停止反応)

 

 ゲルとゴム

 

  ゲルには、コンタクトレンズやタイヤがあり、ゴムには、タイヤがあります。

 

  ゲルは、応答がゴムより大きく、元に戻る時間も長い性質を持っています。それは、水分量の違いです。なぜ水分量に差がでるかというと、ゲルはゴムより架橋点が少ないため、網目間隔が大きくなります。このことより、ゲルは、ゴムより多くの水分を含むことができます。

 

  例外として、シリコンゴムがあります。シリコンゴムは、普通のゴムより応答が大きい性質があります。それは、シリコンゴムには、水ではなく空気が含まれているからです。

 

  ちなみに、ゾルという言葉がありますが、寒天を温水に溶かした水溶液をゾルといい、冷やして半固体になったものをゲルといいます。

 

プラスチックの特性

 

  ゴムが化学結合で網目構造の架橋点を固定するのに対し、プラスチックは、化学結合で固定されていません。

 

  プラスチックは、弾性状態(絡み合っている)から塑性状態(ほどけている)に加える力は、一定です。

 

  プラスチックは、少し熱するとふにゃふにゃになります。

 

2 液晶

 

 液晶とは?

 

  液晶は、“Liquid  Crystal”と書きます。英語からもわかるように液体と固体の中間状態です。

 

  液晶は、ある方向に揃っていて、ある状態に流動します。

 

  液晶は、非常に硬い高分子でできていて、棒状や板状になっています。

 

 電卓の原理

 

  直線偏光をあてる大まかに二種類の変化をします。

 

  @直線偏光→物質1→そのまま通過→直線偏光

 

  A直線偏光→物質2→あまり通過しない→円偏光

 

この原理をつかって、円偏光が通過するフィルターを利用すると、直線偏光のものは、通過せず暗くなり、円偏光のものは、通過し明るくなります。

 

  普通は、円偏向に対応するようにし、電卓の数字の部分に電圧をかけて、直線偏光にすることで暗い部分ができ、数字が浮き出てきます。

 

3 界面活性剤

 

 界面とは?

 

  固体と固体、固体と液体、固体と気体、液体と液体、液体と気体、気体と気体の接触面といいます。また、気体と固体、気体と液体の界面を表面といいます。

 界面活性剤とは?

 

  界面活性剤は、親水性と疎水性の両方の性質を持った両親媒性分子です。

 

  そのため、水と油は溶けませんが、界面活性剤を入れることにより、水中に油、または油中に水が溶けます。

 

  水中に油が溶けている場合、界面活性剤は、疎水基は内に、親水基は外に向きます。内には、油と入り込んで水に溶けたように見えます。油中に水が溶けている場合は、反対で、内に水を取り込んで油に溶けたように見えます。

 

 ミセルの形成

 

 洗剤への利用

 

  油汚れが、洋服も疎水性であるため、疎水性相互作用で、洋服に付着します。

 

油汚れに、界面活性剤を加えると結合し、界面自由エネルギーを下げます。

 

界面活性剤の界面自由エネルギーが、洋服と油汚れとの付着より安定であるため、油汚れが、洋服から離れ、除去されます。