とにかく先生もすわって下さい。(2000 年 5 月)
since 1999-10-19.
written by GT.

2000/5/1

 高校時代に書いていた日記を探そうと納屋をあさった。しかし、それを探し出して何をしようとしていたのかさっぱりわからない。想い出などという陳腐な言葉にすがるつもりなど毛頭ない。ましてや、懐かしい日々に思いを馳せて、遠い目をしている自分に酔うなどと。
 馬鹿馬鹿しい日常を受け入れる準備などとうに済んでいる。今そこに在る証明など、あえて過去を確認せずとも容易に手にする術はあるし、それを模索しなければ生きていけないほどに幼くもない。
 ひょっとしたら、いつか自ら目を閉じて拒否した何かを取り戻そうと、躍起になる姿を僕は今更に欲しがっているのかもしれない。誰もが失う物だという疑うことすら出来ぬ常識を、若しくは「誰もが」というただ一点を否定したいだけなのかもしれない。
 しかしそれはそれほどに難しくないことにも気付く。届かなければほんの少しだけ手を伸ばすだけだ。それでも届かなければさらにもう少し手を伸ばせばいい。それで届くかもしれないし、届かないかもしれないが、どちらにしろ追い続けなければ届かないものなのだ。たったそれだけの話だ。

2000/05/02

 湿度が高い。だがそれほど不快ではない。それどころか、まとわりつくような湿気も、音もたてずに降り続く雨の音も、この殺伐とした気分を洗い流してくれるようだ。デスクの電話も今日は大人しく、唯一の憂いと言えば右足の古傷がジンジンと痛むことだけだ。
 こんなふうに古傷が痛むと否応なく思い出される出来事がある。僕を絶望させたあの出来事を。

 あの頃の僕は、バスケットボールがすべてだった。厳しい練習と気の合う仲間たち、互いに助け合い、それでいて決して馴れ合わない、理想のチームだった。県下トップクラスの、とまではいかないが、それでも僕らは東海地区はおろか全国大会を目標にして日々練習に励んでいた。
 そんな頃、僕の夢を奪うあの事件が起きたのだ。そう、今日のようなじっとりとした、しかし不快ではない曖昧に心地よい雨の日のことだった。

 っと、イカンイカン。ネタに困ったあげく昔話を持ち出すところだった。あぶない。あぶない。気が向いたらまた今度書くことにする。

2000/05/03

 惑わされてはいけない。テキストに表れる人柄などつくられたモノにすぎないのだ。
 もしも、あなたが「あ、このニッキつまんない。」と思ったとしても、それはたまたまあなたが読んだテキストがつまらなかっただけで、それを書いた人物がつまらない人だというわけではないのだ。

2000/05/04

 友よ、その答えは風に吹かれている

 誰かがそんなことを言っていたな。反核、反戦、人権問題、まだまだ僕らにはやるべきコトが山のように残されていて、これからもその答えを探し続けなければいけないのだろう。
 それにしても、あの頃からいったい僕らはどれほど変わったというのだろうか。すべてのひとが願っても、求めても叶わない夢なんてないと思うけれど、どうして今日までその答えにたどり着けずにいるのだろう。
 思えば自分ひとりでたくさんのことなんてできないけど、ひとりひとりが少しずつでも何かを考えていけば、ひょっとしたら社会全体を動かせるほどの力が出るのかもしれない。そういうことをいつも心の隅の方においておかなければいけないんだろうな。
 そして、それでもきっといつか海を越えてやってきた渡り鳥たちがその羽を休められる、そんな時がくる日を願って、僕らは生きていかなければいけないんだろうな。

2000/05/06

 メインストリートを人波と逆方向に歩く。人をかき分けながら、小走りに駅へと急ぐと目に入るのはいつも真っ黒な風景ばかりだった。

 「ここは人間のゴミ溜めだ。」

 ネガばかりが視界をよぎり、負のイメージだけが僕の心に焼き付いた。そういうところを見ると、人間はもともとそういうモノなのだろうと思う。そして、そこにいるのは間違いなく自分とは正反対のマヌケな生き物たちなのだろうと、妙な憤りと下等な生物を眺めるような優越感で気分が高揚する。
 そして僕は、そういったつまらない生き方だけはするまいと、ひとり願うのだ。その群に溶け込んでいる自分を誤魔化しながら、気が付かないふりをしながら…。

2000/05/07

 辞書に載ってる「日記」と「ウェブ日記」を混同する気か、キミタチは。そういうカタチみたいなものにばかりとらわれていると、大事なモノを見失うよって小学生の頃、先生に言われなかったか?
 俺のテキストを読んでみろ。ニッキといいつつ、ニッキらしいことはなにひとつやってないだろ。それはな、別に日記から離れようってんじゃなくてな、むしろ新しい可能性を求めているんだよ。わかったろ。な?

 だったらもうつべこべ言わずに俺も仲間に入れてくれよ。な。いいだろ?

2000/05/08

 連休明けは、連休明けの話題で盛り上がると予想されるので、あえて連休の話はしない。天の邪鬼の本領発揮ってカンジ?
 ところで、連休中に一度サーキットへ行って来た。たくさん人がいて飛び込みで走れるか心配だったけど、まぁ走れなきゃギャラリーしてくればいいや、というつもりで出かけた。
 ところが、たくさん人がいるにはいたけど、偶然にも僕が走ろうと思っていた時間帯だけ3台しかいなくて、その前後の時間帯はギューギューに詰まっていた。連休の普通の時間帯にもかかわらず超快適に走れたことに感謝。
 ベストラップも叩きだしたし、言うこと無し。相当なストレス解消に役立ちました。

 うげげ。けっきょく連休の話をしてしまった。

2000/05/09

 「♪も〜〜い〜くつね〜る〜と〜」さて、なんでしょう?

 「米寿!」
 「お百姓!!」

 ここまでは許す。まだいくらか「何故間違えたのか?」がうかがえるので許してやる。が、しかし、これ以降の

 「お茶が熱いねぇ」
 「ちょっとだけよ〜ん!!」
 「ぴちぴちぎゃる!!!」

 あたりは、断じて許すわけにはいかないのだ。

2000/05/10

 昨日の仕事帰りにツレの家に寄った。PCがおかしいって話だったんで、ちょいと修理。(というほどのものでもなかったけど)
 で、帰るときに部屋に置いてあった「お気に入りベスト」と書いてあったMDを借りていった。そのMDが今朝の出勤時のBGM。
 ちなみに車を降りる瞬間にかかっていた所謂、本日の1曲はタイトル知らないんだけどヒロスエの「とってもとってもとってもっとっても大好きよ!」とかいう歌。もろ頭に残っていて、気が付いたら口ずさみそう。
 気を付けねば。

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 ↑前置きの文が長すぎて、本文書くのがめんどうになってきた。前置きはぱっぱと2,3行にしとかないとな。うん。その教訓を早速生かして、今日はこの辺で。

2000/05/11

 たまにゃ電車通勤もいいもんだ。充実した通勤時間だった。
 偶然席が空いていて、ストレスなく座ることができた僕は、ふと目の前に立っていた藤原紀香ふうのスタイル抜群お姉さんの持つ書物に目がいった。
 タイトなミニスカートが似合う美人で、かなりの短さのスカートの割にいやらしさのない清潔な感じ、この手の見ていて清々しい気分になれる美人を僕はよく癒し系美人と呼んでいるが、癒し系の名に恥じぬ誠に素敵な女性だった。
 ところがその手に持たれていた書物は、「大宇宙の謎」とかなんとかいう科学系若しくは宇宙のオーラを取り込んでどうの、という類の本であった。通常電車の中で本を読むときはブックカバーがしてあるケースが多いので本のタイトルまではわからないことが多いが、癒し系お姉さまは堂々たる態度でブックカバーなどせず、そのまま読んでいた。
 好意的に大学教授なのでは?などと考えてみたが、それにしては若すぎるし、いくら好意的にとっても癒し系美人が読むような本ではなさそうだ。あげく時折目を閉じて上を向いては、ブツブツと何かを暗唱していたようなそぶりを見せていた。

 「癒し系美人」改め「怪し系美人」ということにしよう。

2000/05/12

 飲み過ぎた次の日の朝はみそ汁に限る。塩分は二日酔いにいいといううわさを鵜呑みにしている僕は、必ずみそ汁を摂取することにしている。摂取て。

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 さんざん飲んで、その帰りの電車で中学時代の知り合いにあった。こっちは完全に酔ってるからそいつが誰なのかすら思い出せない。しかも「知り合い」というのがポイントで、確かに知ってはいるんだけれど、それほど親しくもなかったので、当時そいつと話をした覚えもない。
 だが、俺ももうじき26歳になる大人だ。たとえ、親密に話をした覚えがなくとも知り合いに偶然会ったら、よう久しぶり、と声をかけるくらいのことはできる。しかも酔っぱらってたし。
 相手にとってはさぞかし苦痛だったろう。俺から話しかけたくせに、名前すら思い出せない。しかし気分は良いから口からでまかせがモノの見事にポンポンと飛び出る。我ながら口がたつなと思った。
 結局、全く覚えのないその男の「女子更衣室のぞき見事件」、「授業中に突然歌い出す事件」「修学旅行正座事件」という3つの武勇伝を、巧みに引き出し、さも知っているかのように振る舞うことができた。

 ちなみに今もそいつの名前は出てきません。

2000/05/13

 電車通勤てのはマジな話、ネタが溢れていてうれしい。電車通勤に首ったけってカンジ?

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 先日電車通勤した際に、女子高生どもがしゃべっていた話の内容に一言突っ込みたいので、ここで突っ込ませていただく。

 「彼の友達のこと、前からちょっといいなって思ってて、そしたら、その人もアタシのこといいと思ってたらしくて、付き合うことになったの。」
 「へぇ、で、彼どうしたの?」
 「だからー、結局ふったんだけど、なんかね、あんまりドロドロもしてないし、お互いすっきりってカンジなの。友達同士に戻れたみたいな。」

 おそらくそう思っているのはキサマだけだ。

2000/05/14

 ぶっちゃけた話、周りの流れやら、権威やらに、自分の意見を合わせるのが嫌いです。また、それと同様に大衆の意見を制御してやろうという意志が大いに感じられる物言いも嫌いです。
 権威に無条件で従う心理はファン心理にちょっと似てますが、同じようにこれも嫌いです。好きなひとなら何しても平気か?というようなカンジでしょうか。だいたい持ち上げられると「俺ってスゲェんだ」と思いこんでしまうような連中は結局「井の中の蛙」なわけで、そこにはある種の人間の悲しい性みたいなモノを感じます。
 はっきり言って、自分の意見をはさまない一方的な思考なんかなんの役にも立ちません。ましてや、権威を鵜呑みにして、それに従う自分もすごいと勘違いしてしまうなんて。

 でもそういうのが好きなひともやっぱいるわけで、それはそれでどっちが正しいとか間違いとかいう問題でもないわけで、単なる好みなんだから、別にいんだけどさ。
 ともかく俺はそーゆーのが嫌いなわけです。そのおかげで不毛な土日を過ごす結果に終わってしまったのでとりあえず。もう有名なショップには二度といかねーゾ。

2000/05/15

 どーして、おばちゃんの乗る自転車はいつもブレーキがキキキキキーーーーーッって鳴るんでしょう。そういう仕様なのかなぁ。今朝のおばちゃんの自転車ブレーキ音も相当なモノでした。耳痛いっつーの。

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 今週も飲み会続きのようで、いまから胃がムカムカしてます。(たんに機嫌が悪いだけといううわさも)飲み過ぎてもあんまりうっとおしくならないように心がけてるのですが、どうもその日の体調によって陽気になるパターンを鬱になるパターンとあるようなのです。
 鬱すぎて、飲みながら「もう死んじゃおうかなぁ」とか言い出すのもちょっとこわいけど、陽気すぎてまわりに迷惑をかけるのもよくないんだよね。やっぱお酒は飲んでも飲まれるな、ってやつですか。

 ほどほどにせねば。

2000/05/16

↓この文章一回消えちゃったのでがんばって復元。くっそーせっかく書いたのにー。ホントはもっと長くてまじめなこと書いてたのにぃ。むきー。同じ文章って2度と書けないんだぞ。くやしー。

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 大学事務室に勤めていると、しばしば先生方が怒って怒鳴り込んでくる。「教育」という理想と実務と実状という現実の狭間で、先生方と事務方はぶつかることが少なくないのだ。
 理不尽な我が侭を吐き捨てる先生もいれば、教育という理想論を盾に学生のために超法規を求める誠実な先生もいるが、どちらにしろ怒っていては互いに議論を交わすことは難しいのである。
 そんな時、我々事務方は先生の気を落ち着かせようと口をそろえてこう言うのだ。

 「とにかく先生もすわって下さい。」

2000/05/16-2

 コンビニで昼飯を買います。Aのレジでは6人客が待っています。Bのレジでは2人しか並んでいません。こんなときあなたはどちらに並びますか?

 Bと即答したあなた!ちっちっち、その答えは浅はかです。あまりに浅はかです。Bのレジに並ぶ前にひとつだけ確認すべき事があるのです。いいですか。
 Bのレジのお兄さんの胸のあたりを見て下さい。「研修中」と書いてありませんか?
 そうです。たとえ2人しか並んでいなくても、研修中のにいさんでは逆に遅くなってしまうんですよ。4人の差などあっという間にひっくり返りますよ。気を付けて下さいね。

 まんまとひっかかった俺が言うんだから間違いないッス。

2000/05/17

 僕はこの手で何匹ものペットを惨殺してきた。ある時は酔った勢いで、またある時はうっかりと。しかし、言い訳などできるはずもない。他の誰でもない、紛れもなくこの僕の手がペットの命を奪ってしまったのだ。
 そして昨日もうっかりと一匹のくまの命を絶ったのだ、この汚れた手で。飼い主にその旨を告げると、くまの飼い主は静かに「君には、もう普通のメールでおくることにするよ。」と言い放った。

 ポスペ専用のアドレスを持たねばならない、そう思った。

2000/05/18

 彼女の喘ぎ声が僕を高揚させる。短いストレートをハーフスロットルで丁寧に抜けてゆく。彼女は僕にもっと欲しいとせがみ、漏れる吐息はいつしか激しく甲高いエキゾーストに変わる。
 暴れ狂うリアを微妙なアクセルコントロールと強引なステアリングワークで押さえつけ、それでもよがる彼女に今度は優しくキスをする。
 我を忘れて彼女を手の内に入れようと、さらにアクセルを踏み込む。4輪が彼女を前へ前へと押し出すようにスライドし、荒々しくそしてしなやかにアペックスを駆け抜けた。
 今夜は最高だ。君とふたりならどこまででも走って行けそうだ。
 だが、それは幻想に過ぎないことを僕もそして彼女も知っていた。彼女と走っていられるのもあとわずかの時間だった。
 最後の瞬間まで、僕は彼女を優しく励ましながら走らせた。それは愛情と呼んで良かった。いつまでもこうして走り続けていたかった。
 そして彼女は最後にピクリと身を震わせ、息を付いた。疲れ切ったようにうなだれ、やがて眠りについた。

 ガス欠。しかもガソリンスタンドまでかなり遠い山道。勘弁してくれよー。

2000/05/19

 地下鉄で学生さんが弁当の見せっこをしていた。あの超満状態でよくやるわい。あげく大声で「このタコウィンナーかわいーーーー」とか言ってんの。笑える。
 そういえば最近気づいたのは、以前の俺だったらこんな時、絶対ひとり無意味にブチキレモードに入っていたように思うんだけど、ここ数年そんなことがあっても「いいねぇ。元気あるのは。」なんつって微笑ましく見ていることがある。
 これって歳喰ったせいなんでしょうか。少し不安です。

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 どうでもいいんだけど、電車を降りるときに若い娘が「この間紹介してもらった男なんてさ、チョーブサイクだったよ。行ってそんした。」とのたまっていた。
 これは早速チェックせねばと思い、さりげなくその娘の前へ回り込んでチェーーック!!

 コンマ2秒で結論、オマエにそのセリフを吐く資格はない!(あ、俺も同じか?)

2000/05/20

 ラジオ聞いてると、どこの局でも「モーニング娘。」の新曲かかってて少々辟易。何が嫌かって言うと、覚えたくないのに頭に入ってきてしまうあたりがすごく嫌。
 ふと気が付くと頭の中で「ぱらっぱら、ぱらっぱら、ぱらっぱらっぱっぱ。」と歌ってるんだよ、俺。なんとかしてくれよ。

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 「日記猿人」の「猿人」ってどうして漢字なのかなぁ。ネーミングセンスなさ過ぎ。すなおにカタカナの方がずっとかっこいいと思うんだけど、それはまた別のお話。

2000/05/21

 素人のど自慢大会参加者への3つのお願い。

 1.目を閉じて自分の世界に閉じこもらないこと。
 2.マイクを堂本剛くん風に持たないこと。
 3.年齢を考えて選曲及び衣装の決定をすること。

2000/05/22

 みたか。10連勝。いつのまにやら首位だぜ、ドラゴンズ。

 もう今日はそれだけ。

2000/05/23

 昨日喰ったオフクロのみそ汁はインスタントよりまずかった。

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 「男だったらひとつに賭けろ、賭けてもつれた謎を解く。」

 これ、銭形平次のテーマソングの歌詞のつもりなんだけど、あってますか?僕が幼稚園くらいの時に覚えた歌だから、あってるのかあってないのかすら不確かなんですが、この歌詞どう考えても変です。
 賭けて、もつれるんだったら、最初から賭けなきゃいいと思うんですけどまったく複雑怪奇です。男ってのは理不尽に命張らなきゃいけないこともあるんでしょうか。俺だったら自分でもつれさせた謎を解くより、むしろ、もつれないようにするための努力をしたいなぁと思う今日この頃です。

2000/05/24

 昨日喰ったインスタントのみそ汁はオフクロのよりもうまかった。

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 なんだかあほ呼ばわりされるのもちょっと飽きてきた。唐突だけど今日からかしこいヒトのフリをすることにしよう。
 キーワードは「知ったかぶり」かしこく見せかけるためにはこれはかなり重要な事項だと思う。知らなくてもうまく切り抜けるための秘訣を少しづつ探っていくことにする。

 まずは知ったかぶりの基本から考えよう。知ったかぶりの基本は相づちだと思う。知らなくても「うんうん」とうなづいておけば大丈夫。ただし、これは相手に会話の主導権を握られていることになるので会話が深くなっていくと困る。
 知らない話がどんどんと深くなっていくというのは、意外に怖いモノで、いつ内容についてこちらにふられるかドキドキしていなければならない。「君はどう思う?」などといわれたらすべてがパーなのである。
 これを避けるために相づちの高等テクニックとして、合いの手というのがある。うんうんとうなづくだけでなく、「あ、そうそう、そうなんだよね。」などと一言入れてやるのである。
 これは意外にもどのレベルでも通用するテクニックで、体勢に影響を与えるような意見をいわずに”どうとでもとれる言葉”を入れるだけで、なんと会話に加わっている気がするのだ。
 そして、自分にも相手にも”会話に加わってますよ”的な印象を植え付けることで、あえて「君はどう思う?」と聞かなくても「あなたと同じ考えです」と主張しているのとおなじくらいの効果を上げるので、話をふられる可能性は低くなるモノと思われる。

 結論、誰かが難しいことに関する持論を延々と述べているときは、「僕も君とまったく同意見ですよ」くらいのニュアンスで「あーなるほどね。わかるわかる。」くらいのことを言っておけば大丈夫だろうと思う。

2000/05/25

 あ。言っておくけどうちのオフクロ、料理は抜群に上手なんだぞ。たまたま先日のみそ汁はおいしくなかったというだけで、いつのもの彼女の料理は1週間の絶食後だったらこの世のモノとは思えないほどめちゃくちゃおいしく感じるんだからな。

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 情報学の助教授と係長と俺で少し話を。産業構造がどうたら、電算化と情報化がどうの、NTとLinuxがあーたら、こーたら。
 俺はもう全然わけがわからなくて、途中で「知ったかぶり」すら挫折のお手上げ状態。ところが係長は、先生の話に時折口を挟みながらフンフンとうなづいていた。
 おー、さすが係長だな、と感心していたら、あとで聞いてみると「テキトウにうなづいていただけだよ。あんな難しい話わかるわけないだろ。」だって。

 完璧な「知ったかぶり」だったッス。

2000/05/26

 毎日が退屈なのは、オマエが退屈にしがみついてるからだろ。何のための脳味噌だってんだ、コンチクショー。

2000/05/28

 蟹座のあなたは、週末ちょっと嫌な運気です。なるべく外にでないほうがいいかも。ラッキーアイテムはテレビとゲームです。

 という縁起でもない占いを真に受けて家でゴロゴロしてました。おかげで家の手伝いをさせられる羽目に…。どっちがよかったんだか。

2000/05/29

 しぶい麻雀が好きな T くんは、「タンヤオドライチ 2600 です。」とか、2軒リーチをかいくぐってのクイタンのみという類の手が得意です。
 で、たまに三人麻雀をやる時があるんだけど、3人麻雀のような頻繁に大きな和了が炸裂する中でも T くんは同じように渋い麻雀を好むので、みんなは彼の和了のことを「癒し系」と呼んでいます。

 ロン。16000。
 ツモ。8000オール!!
 ツモ。500、300。←癒し系

2000/05/30

 電話をしながら眠ったらしい。今朝その娘から電話があって、モーレツにしかられた。アンタ、眠りながら「 This is a pen. 」とか妙なこと口走ってたわよ。
 そうか、俺は本当は外国人だったんだな。

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 僕は英語がしゃべれないけど、いちおう中学3年間は英語を学んでいたので(高校、大学でもそのような教科をとってはいたけど、特段学んではいなかったように思う)少しはわかるところもある。
 留学生の多くは日本語が話せるが、中にはまったく駄目な人もいて、そういう人としゃべるにはやはり英語ということになる。

 「ホエア イズ バス?」
 「は、はい?」
 「ホエア イズ バス?」
 「あー、バス停なら向こうだよ。」
 「ノー、ホエア イズ バス?」
 「違うの?え?」
 「Where is bath?」

 そんな違いわかるかっつーの。

2000/05/31

 夜中に目が覚める。するとその時、今何時か?という疑問の答えはすべて部屋の時計に委ねられることになる。たとえば目が覚めたとき、ベッドに置いてある時計が3時を示していたら、疑うべくもなく3時なのである。
仮に本当は3時でなかったとしたら本当の時間を知るためには最低でもあと2つの時計を見る必要がある。何故なら2つ目の時計が4時を示していたならばどちらが正しい時間かわからないからだ。

 つまり何が言いたいかというと、時間なんてけっこういい加減なもんなんだなぁとそういうことです。

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 高校時代のツレで、うちに遊びに来るたびに僕の部屋の時計をすべて狂わせて帰るヤツがいた。たいていはそいつが帰ったあとすぐに気づくのだが、まれに全く気づかずに眠りにつくことがあった。
 ある日、ふと目が覚めると時計が7時を指していた。毎日6時30分には家を出ていた僕はその時間をみた瞬間血の気が引いた。まずい完全に遅刻だ!
 ところが察するとおり、これがヤツの仕業で実際の時間は4時ちょい過ぎ。だいたい冷静になって考えてみればあたりも真っ暗だったし、あまりに静かすぎることから時間がおかしいなんてすぐにわかりそうなもんだ。
 冬だったことと、4時に寝ぼけたまま跳ね起きたことが重なって、間抜けなことに僕は鬼のようなスピードで身支度をして家を飛び出てしまった。
 まぁ自転車にまたがったあたりでヘンだぞ、ということに気が付いて部屋に戻ったのだけれど。

 そんなわけで、時間というモノは時計に縛られているモノなのであります。報告終わり。


[2000/4] [2000/6] [サイシン]