とにかく先生もすわって下さい。 2004年9月
RELOADED
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デジタルカメラで撮った写真に、心霊写真ってあるんだろうか。誰か撮ったことあるってひといません?
やっぱいくつんなってもこわいもんはこわいですね。あのウィーーーーーーーーーンって音とか、きゅるるるるるるるって音とか、あざとく虫歯見つけて長引かせようという策略とか、なにげない会話の中で俺の大事な八重歯抜こうとする算段とか。
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でも、それさえ我慢してれば、看護婦さんの胸が顔にあたるというボーナスもついてきます。
通うしかねぇな。
でもまぁゆっとくけど、通用するのは25までな。25まで。
てしさんと同じように、この間、三十路に突入しました。一発大逆転ですか。正直言って、無理だとは思いますが、それを言っちゃあ身も蓋もないので、少しだけ考えてみることにしましょう。まず、三十路であること、これ自体はまったく問題ありません。現実に私などは三十路にもかかわらずフツーにハタチとか19の女の子と会話が交わせますし、むしろモテモテと言っていいぐらいですから。
てしさんと同じように、相変わらず一人身です。
てしさんと同じように、職場でもろくな目にあっていません。
ここで、一発大逆転な目からうろこな幸せを掴む技はどういうものがあるのでしょうか?
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追伸:あなたとは本当のお友達になれそうです。共に、鉄の掟を守ろうではありませんか。
つうか、簡単に言うと「誰か紹介しれ。」てカンジ。
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この際だからはっきりここで公約しておこう。
30歳になったからと言って、俺は一切の妥協をしない。必ずや、功走守の三拍子揃った女性と結婚してやる。
注:言い訳ではありません。
「あの、よかったらこれ使って下さい。
一日乗車券だった。同日であれば、何度乗り降りしても大丈夫というアレだ。こいつは助かったと思い、ありがとうと礼を言うと、笑顔で彼女はその場を立ち去った。そして俺はその乗車券で改札をくぐる。なんとか終電に間に合った俺は、単に職場とアパートの行き来を繰り返すだけの毎日の中であった見知らぬ女性とのやりとりに少しだけ非日常を感じて、嬉しくなった。
10分ほど電車に揺られ、ふと時計に目をやるとちょうど12時をまわったところだった。ああ今日も午前様になったか、と仕事だけの生活といつのまにかそれに慣れてしまっている自分に苦笑いをした。
一日乗車券。
電車を降りた俺は、改札に急ぎ足で向かう。今夜も飯を食ってる暇はない。一分でもはやく眠りにつきたい。そう思いながら一日乗車券をポケットから取り出す。その瞬間俺の背筋を一筋の冷や汗がつたった。
一日乗車券。
ん?一日乗車券?
12時過ぎちゃったら一日乗車券ってどうなるんだ!?
え。もしかして、12時過ぎるとキンコーン!って改札ストップかけられて、チェックされちゃったりするのかな。てゆうか、この乗車券俺が買ったわけじゃないし、よく考えたらキセルだし、言ってみりゃ犯罪だし、駅員さんにとっちめられて、ものすごいお金払わせられて、おまけに家に帰るのが遅れて、下手すると捕まっちゃったりして、うあー失敗したー。もっと考えて使えばよかった、てか、こんなのもらわなきゃよかった!あーでも他人の親切をむげに断るなんてダメだよなー。うーんどうしよう。といった思考が俺の頭を次々と駆け抜けていったが、いつまでも改札前に佇んでいては怪しがられる。いけ、いくんだ、大丈夫、普通に通り抜けられる。男だろ!男ならやってやれ!だ。
そして俺は目を閉じたまま、なるべく平静をよそおって改札へ向かった。
「○×小学校4年2組のグループです。
もし時間があったら、アンケートにこたえてください。」
カンペ棒読みのその依頼に、おじさんはもうハートを見事に打ち抜かれてしまって、アンケートに答える羽目になった。ペットに関するアンケートのようだ。聞くと、学級新聞だかなにかに載せるということで、それなりにきちんとしたアンケート用紙ではあった。
1.ペットはなにがいますか。
えーと。ねこ2ひき、いぬ1ぴき、と。
2.ペットのしゅるいはなんですか?
ねこ:チンチラ。いぬ:ゴールデンレトリバー、と。まぁおきまりコースだな…。
3.なぜペットを飼っていますか。
むぅ。あえて理由きかれるとものすご困るな…。猫は母ちゃんがもらってきたんだし、犬は弟がもらってきたんだしな…。それらしく書いておくか。えー、家族がたくさんいるとたのしいから、と。
4.すきなペットはなんですか?りゆうもおしえてください。
いやだから犬と猫だろ…。いぬとねこ、と。理由はそうだなぁ、かわいいから、と。安易すぎだけどまぁいいや…。
5.きらいなペットはなんですか?りゆうもおしえてください。
…嫌いなペットってなんだろう。うーん…。嫌いなペットってあんまりイメージわかないかな…。えーと、そうだな。は虫類とか嫌いだな。でもそのまま書くと小学生には刺激が強いかもしれないな…。もっとかわいいのにしよう。じゃあ、くま、と。理由は、えーと、下手をすると喰われるおそれがあるため、と。
「これで、アンケートは終わりです。
ありがとうございました。」
いえいえ、なんのこれしき。しかし、この程度のアンケートの結果からいったい何を得ようというのかは非常に疑問だ。好きなペット永遠のテーマ犬猫対決の結果ぐらいは見られるかもしれないけど、理由とかものすご限界ありそうだしな…。
それから、帰り際うちのペットどもの写真を何枚か撮っていったんだけど、その際にうちのバカ犬が彼女らにとびつこうと柵を跳び越えんばかりの勢いで騒いだので、彼女らのうちのひとりが、ゲンコツを一発喰らわしていた。
天晴れ、小学生。
てゆうか、なにすんねん。うちのかわいい子に…。
ひさびさにマジ冷や汗かいた。
自分がダメなのを他人の責任にしているうちはまだ大丈夫なんじゃないかと思う。本当にこわいのは、「死にたい」が「どうでもいい」に変わる時だ。