とにかく先生もすわって下さい。  2005年12月
                    REVOLUTION

サイシン 2005年11月 2006年1月

▽ 12月。 (2005/12/0)

 例によって「とにかく先生もすわって下さい。REVOLUTION」は、今月で終了です。長らくのご愛読ありがとうございました。

▽ そういうもんでしょ。 (2005/12/1)

 掌返されてばかりでいつの間にかそれに慣れると、そのうち学習していろんなことがめんどくさくなってくる。

 脳みそがただれてきたのが自分でもわかる。

▽ 金曜日でしょ。 (2005/12/2)

 金曜日になると心が躍るのは、小学生時代とあんまりかわらない。

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 なのに土曜日になっても出勤しなきゃいけないこのつらさ。

▽ 紅葉狩りへ行ってきました。 (2005/12/3)

 秋の上高地を散策してみると、四季の美しさというものがどんなものであるかがわかる。さらに散策を続けると、美しい景色もやがて飽きるんだなということがわかる。さらに散策を続けると、身体的な疲労がたまってこれ以上散策を続けるのは自殺行為に等しいことがおぼろげながら見えてくる。

 上高地がすばらしいのは、景色の美しさもさることながら、現地の人々の暖かさだ。散策路の途中にはしばしば休憩所や、土産物を売っているお店、洒落たカフェ、野生の猿、犬、キジ、桃太郎などを目にする。小雨に降られていたこともあり、少し冷えた体を暖めようと、たまたま目に入ったカフェに私は足を踏み入れてみた。
 若い女性が「いらっしゃいませ」と私に声をかけてくれた。どうやら私に好意を抱いたようである(私の後から続いて入店した紳士にも同様に優しい声をかけていたことから、彼女が非常に惚れやすい性格であることがわかった)。
「上高地というだけあって、少し寒いですね。」
 と、彼女に告げると、女子店員は店の奥にある暖炉の側の席に私を案内してくれた。さりげない気遣いに、現地の人々特有のぬくもりを覚えると同時に、暖炉のぬくもりも感じた(どちらかというと暖炉のぬくもりの方が暖かかった)。それ以降はすべてセルフサービスというのもまた、必要以上のサービスを提供しないという旅行者への配慮を感じた。コーヒーが少し薄い気がしたが、これも旅行者の体を気遣ってのことだと思われる。まさに隅々まで行き届いたサービスである。

 おかわり自由のコーヒーを3杯ほど飲んで(4杯目に手をかけたところ女子店員たちがこちらを見てひそひそ話をしているのが見えたので3杯で満足することにした)、カフェを後にすると、散策を続ける。
 雨のカーテンの向こうに、自然がつくり出した朱色がほどよく目に飛び込む。私はしばし風景に視線と心を奪われた。ちょうど主婦が「無料」という文字に心を奪われるときとおなじ心境だろう。
 十分にその景色を堪能すると、私は再び歩き出す。しばらく歩くと、いつの間にか知らない道に出た。地図にはない道のようだ。なんと私は新しい散策路を見つけてしまったのだ。誰も見たことのない景色だと思うと、不思議な感覚に包まれた。「この先危険」という立て札を途中で見かけた気がするがこの美しい景色を観光者が汚すことをおそれた発言だろう。
 確かに自然というものは、人の手が入ることで自ずと汚れていく。私のような風情にうとい人間ですら、けしからんと思うのだ。まして現地の人々が観光者に汚される土地を見れば、足を踏み入れて欲しくないと思うのも致し方ないように思う(できれば足を踏み入れるのは土産店だけにして欲しいと思っているかもしれない)。

 このような美しい景色は、残念ながら年々少しずつ削られているという。日本に限らず、世界中でも同じらしい。まことに嘆かわしいと思う。しかしながら、我々旅行者は、そうならないように改心することでこれが少しでも防げるのである。たとえば食事のゴミは決められた場所にきちんと捨てる、ゴミは持ち帰る、ゴミは出さない、そもそも食事をしない、旅行に行かない、などの対応が考えられる。その他、根本的な解決策として、紅葉に興味を示さない、テレビ等の映像だけで楽しむ、紅葉する前に木々を刈り取る、など多くの観光者が観光地を訪れないような社会的な仕組みも、徐々に考えていく必要があるかもしれない。

 散策時間もあっという間に過ぎ、上高地を満喫した私は観光バスへ戻った。上高地を後に、バスが走り出したとき、私はふと望郷の想いにかられた。四季あふれる風景は、我々のようなビルの乱立する土地に住む人間にとって心ゆだねられる故郷のようなものなのかもしれない。私が知らなかっただけで、実は私は上高地出身だったのかもしれないと思うほどだ。訪れるだけでロサンゼルスやニューヨークに比べて、何倍も懐かしい気持ちになるのもそのせいかもしれない。
 そういえば上高地は、見覚えのある風景が多かったような気がする。それどころか散策中に母に似た人物を少なくとも5人は見たようにも思う。1人でもやっかいな母が5人もいる土地だとすればかなり危険な場所でもある。
 来年あたり、また上高地を訪れ、その真相をつきとめねばならないだろう。

▽ 愛想笑い。 (2005/12/4)

 教授と話をしていると、ところどころわからない単語が出てきて、その度に愛想笑いでごまかす必要がある。実際、正しいところで笑えているかどうか不安でならない。

 日常会話はすべて医学用語でない日本語限定でお願いしたい。

▽ 女子プロゴルフ界がアツい。 (2005/12/12)

 若干遅めかもわかりませんが、先日ジャンクスポーツを見ていて、今や女子プロゴルフ界は、不動・宮里を筆頭に次々とブレイクし始めているということを知りました。誰よりミーハーな俺がこれに食いついていないのは、にわかサッカーファンが地球一を決めるサッカー大会を見ないようなものなので、俺は早速これに食い付かねばなりません。
 そう、今いちばんアツいのは、お笑い芸人よりも女子プロゴルファーだということがわかったので、これからは本サイトも女子プロゴルファーを応援するサイトに移行していかねばなりません。

 ただ今から不動や宮里や横峯の追っかけを始めるには、出遅れの感が否めません。正直いまから必死の末脚を見せても、たぶん直線でとらえることはできないでしょう。
 そこで。
 これからトップを目指す女子プロ選手をピックアップして、応援することにしました。

 さ、栄えある俺の純粋なるミーハー根性を引きつけたのは、

 1.古閑美保プロ
 2.馬場ゆかりプロ
 3.茂木宏美プロ

 こいつら宮里や横峯にない素質を持ってます。俺は彼女らにマイクパフォーマンスの素質を見いだしました。むしろ天然と言ってよいと思います。きっと俺の期待に応えてくれると思います。できれば、しゃべる機会をもっと与えてあげて欲しいと思う所存であります。(願わくばゴルフ以外のネタで)

 ちなみに、俺は練習場以外でクラブを握ったことがありませんので、専門的なコメントは一切できません。ぇぇ。みんゴルなら十分勝負できると思いますが。

▽ ゴルフをはじめよう。 (2005/12/13)

 よく考えたら、女子プロゴルフを語るのに俺がゴルフを知らないのではお話にならないんじゃないかという気がしてきた。

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 というわけで、ゴルフをはじめようと思います。
 言ってみればこのサイトは、古閑馬場茂木を応援しつつ、管理人たる俺のゴルフ道を極めるまでの道程を描く、ドキュメンタリーサイトにもなるわけです。ゴルフを始めたいんだけど、でもひとりじゃ始められないわ、という美女が世の中にはごまんといると思うんですが、そういうひとたちの助けになればいいなと思います。それでそういう美女たちが俺に厚いお礼を届けてくれればいいなと思います。
 なわけで、早速ゴルフ部設立。(定員30名)

 ちなみにまだ部員は部長たる俺だけですので、加入希望者はなるべくはやく連絡をください。たぶんすぐに定員に達してしまうと思うので。部員の特典は、ゴルフ三昧になって「あたしゴルフばっかりしよるー。」というセリフが似合うようになると思います。

▽ ゴルフのルールを覚えよう。 (2005/12/14)

 ゴルフを始めるにあたって、まず大まかなルールを確認したい。部長たる俺が現在認識しているゴルフのルールは次のとおり。

・クラブと呼ばれる棒でボールを打ち、最終的にボールを穴に入れるまでの打数を競い合う。
・ボールのサイズはゴルフボールと同等のサイズとする。
・打数は少なければ少ないほどよい。逆に言えば多ければ多いほど下手。
・規程エリア外にボールが飛んでいくとOB。OBの場合、ペナルティが課されてその場からやり直し。ペナルティは、打数が増やされる。裸踊り・青汁を飲まされる等のペナルティはない。
・池に落ちてもペナルティ(?)。この場合は、落ちたあたりにボールを手で落として、そこから打つ。
・各ホールは規定打数が決められていて、規定打数と同数でボールを穴に入れれば得点はプラスマイナス0(パー)
・コースはフェアウェイとラフと池とバンカーとグリーンとそれ以外の場所でできている。
・グリーンの上に入ると、パットをしてもよい。パターというクラブを使うことをパットと言う(?)。
・また長距離のパットをロングパットと言い、ロングパットをカップ(穴のこと)に沈めた場合は、軽くガッツポーズをとってもよい。
・グリーンの外からカップにボールを入れた場合は、激しいガッツポーズをしてもよい。これをチップインと言う(?)。
・空振りをしても1打に数えられる(?)が、練習だと言い張ればよい。
・選手が打つぞというそぶりを見せたら、ギャラリーは静かにしていなければならない。逆に言えば、そぶりを見せなければ静かにしていなくてもよい(?)。
・静かにしていない場合は、退場が命じられるおそれがある。命じられたひとは、非常に恥ずかしい想いをするらしい。
・但し、選手がナイスショットをした場合は、拍手喝采しても退場は命じられない。
・ナイスショットをしていなくても、好きなゴルファーが登場したときは声援を送ってもよい。
・その場合でも、鉢巻きとはっぴとメガホンとペンライトは使ってはいけない(?)

 素人知識で恐縮だが、おおむね網羅していると思う。これからゴルフを始めるひとは是非参考にされたい。ただし鵜呑みにして叱られても責任はとらないので注意されたし。

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 ルールブックどこかにありませんか。

▽ ゴルフってむずかしい。 (2005/12/15)

 見つけた。規則集。
 規則集の初っぱなにマナーが来てるあたりがスゴイと思った。さすが紳士のスポーツ、まさに俺にふさわしいスポーツと呼んでよいだろう。直訳しっぱなしなのが玉に瑕な感じするけど。
 → ゴルフ規則

 ところで、スケジュール見る限り日本のメジャーなツアーはもう終わっちゃったみたいで、いわゆるシーズンオフみたいな感じなんでしょうか。これじゃ応援のしがいがないってもんですが、いろいろ調べまくったおかげでこの3日間で俺のゴルフ知識の飛躍的アップたるや、相当なものがあるんじゃないかと。

 せっかくなのでこの3日間で部長が得た戦利品の一部をここに紹介しましょう。
 → 馬場ゆかり公式サイト
 → 古閑美保公式サイト

 残念ながら茂木の公式サイトは見つけられなくて、部長の検索能力が問われるところですが、そもそも公式サイトがないという可能性もあります。(今や犬も歩けば公式サイトにあたるとまで言われている時代なのに!)
 なにしろ情報が少ないのが現状であります。そういえば以前にこの”とにかく先生もすわってください。”は「高橋尚子ファンサイト」になったこともあったんですが、Qちゃん応援サイトは悲しいかな長いことブームが続かなくていつの間にか気合いもしおれていたので、今回はモチを高めつつ維持しつつ、ガッツで検索(?)をせねばなるまいと思っています。そのためにも3人には、ネタを世界に放出し続けるプレイヤーであって欲しいですね。
 というか、ファンサイトってホントはなにするとこなんだろ。

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 さて。2006年のトーナメントの日程が決まったそうですが、この日程表がまたよくわかんねぇ。「公認」と「公式」ってあるんだけど、どう違うんだろ。(さらに特別公認というのがひとつあるし。。。)
 → 日本女子プロゴルフ協会 ニュースリリース参照

 ゴルフ協会が主催してるのは「公式」だけとか?

▽ アイアンセットをゲット。 (2005/12/16)

 アイアンの8本セットが倉庫に眠っているのを見つけた。これぞ天啓。神は俺にゴルフをやれ、とこう申しております。俺がはじめてクラブを握った日が、奇しくもあの宮里藍プロが男子ツアーに出場し、不調なスタートを切った日と同じ日だということに運命を感じざるを得ません。
 この調子でぐんぐんと成長していけば、馬場とラウンドし、TEAM茂木に参入し、そして古閑とみんゴル合コンをする日も遠くはないでしょう。

 ちなみに我々ゴルフ部の目指す最終ステージは、「旗つつみ」のマスターにあります。条件は厳しく(少なくとも強風が吹いていなければならない)、達成は困難を極めると思われますが、日々精進し、たまに怠け、しばしば手を抜きつつ適当にゴルフ道を歩んでいこうと思います。

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 地球一を決定するサッカー大会が盛り上がっているようですが、こうなってはもはやサッカーどころじゃありませんな。

 だいたい人間ってのは、手を使うことで他の動物と差別化され、生き残ってきた生物なわけだから、足を使うスポーツなんて、人間の進化の歴史を真っ向から否定するも同然なわけです。まことけしからんな。

▽ 初練習に行ってきました。 (2005/12/17)

 グローブ買いに行ったら、ついでに衝動的にバッグも買っちゃった。

 

 なに?別に見たくねぇ?あそう。

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 それで、ついに行ってきました。練習場デビュー。
 最後に行ったのが、小学生んときにオヤジについてって以来の打ちっ放しゴルフ場。まぁ実質今回が初めてと言っても過言ではない部長でありますが、このくそ寒いのに、結構客もいるもんですね。正直、部長はその寒さにすでにグロッキー気味で、黙々と打ち込むおっさんらを2mmぐらい尊敬しかけました。

 そんなおっさんらに一言いいたい。それぐらいの真剣なまなざしで仕事もしろよ、と。

 それはともかく、初練習160球を打ち込んだ感想。

 前に飛ばねぇよ。

▽ 2回目の練習に行ってきました。 (2005/12/18)

 練習2日目。

 昨日は前に飛ばなかったので、今日こそ前に飛ばしてやろうというものすごい小さな目標を掲げた俺は、さっそうと練習場に向かった。
 雪。大雪。
 もうね、どこ飛んでんのかすらわかんねぇよ。前に飛んでるのか、横に飛んでるのかもわかんねぇ。唯一わかるのは、少なくとも空振りはしてないだろうな、というくらいで。
 通りがかりのおっさんが大きなお世話でコーチしてくれるたんだけど、グリップはこう握れだの、もっとスタンスを広げろだの、開きが早いだの、言いたい放題言って気が済んだらあっさり去っていくし、聞くひと聞くひと教え方が違うし、こんなんで俺進歩すんのかな。

 180球ほど打ち込んだ感想。

 俺を教えてくれた、見ず知らずのおじさん。お願いだから、俺の打った球の行方みて、ため息つくのやめてください。

▽ ロボだろ絶対。 (2005/12/19)

 ジャンクスポーツにまたしても古閑が出たそうなんだけど、おもいっきり見逃しました。ファンの風上にも置けないゴルフ部長です、みなさんこんにちは。

 シーズオフまっただ中で、笑える話も笑えない話もまったく見つかりません。こんなことでファンサイトが務まるのかと小一時間問いつめたい気分でいっぱいです。このままだと単なる俺のゴルフ小話だけのサイトになってしまうことも十分視野に入れねばなりませんが、まぁそれも致し方ないですね。もしそうなったら、それまでの男だったということで。

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 今朝、名古屋大雪で出勤時なんか吹雪のように雪が吹き付けてきたんだけれど、女子高生諸君はフツーに素足で余裕かましてました。

 足だけサイボーグなんじゃないかと思います。(或いは、足だけ神経が通ってないか)。

▽ ミーハーファンではありません。 (2005/12/20)

 「ゴルフを始めた」と友人に言ってみたら、「ぁぁ、流行ものだしね。」と、まるでミーハーなおっさんがほんの気まぐれで始めたかのように受け取られた。まったく心外だ。確かに気まぐれで女子プロゴルファーのファンサイトを作ったり、思いつきでゴルフファンをはじめたように見えるかもしれない。が、ここではっきり言っておきたい。そもそも俺は古閑・馬場・茂木のファンになった覚えはあるが、ゴルフのファンになった覚えはない!単なるミーハー根性でゴルフを始めたわけじゃない!
 だいたいゴルフなんて、棒きれでボールをたたいて穴に入れるだけのスポーツで、今更俺が興味を持つなんてことがあるはずもない。大喜びで練習に出かけて次の日の朝、体中が筋肉痛で(しかもかつて経験したことのないような部位が痛い)動けなくなったり、ボールをたたかずに地球をフルスイングでヒットして、手がびりびりしたり、あげくに隣のおっさんの失笑をかって意地になったりなんてするはずがない。
 ましてや、1回だけすごいキレイに飛んだときにおっさんが言った「ナイスショット!」の声に超うれしくなって、会心の笑みをもらしたなんてありえない!!

 ところで、職場の上司が春になったらコースに連れて行ってくれると言ってくれたんですが、俺の熱しやすく冷めやすい性格をよくご存じなようで、「それまでその熱がもったらな」と微妙なことを言ってました。

 おまえら俺の本気をみとけ。

▽ 練習のポイント。 (2005/12/21)

 ゴルフに限らずあらゆるスポーツには練習と実戦があって(スポーツに限った話でもないが)、たいていの場合、練習でまったく形になっていないものが実戦で完成するなんてことはない。そのためすべてのゴルファーは日々の練習をコツコツと繰り返す必要がある。
 しかしながらコツコツと数ミリずつ進歩していくのは、俺にとって望ましいものでなく、できる限り彗星のごとく現れた新人を気取りたい。具体的には、あと数ヶ月して俺がコースデビューした際に、その場にいた面々の顔をまず驚愕の表情に変えたい(少なくとも「え?ホントにおまえ初めてかよ?」と言わせたいところである)。
 そのためには、俺は初っぱなの一打で度肝を抜く必要がある。むしろその一発目さえうまくいけば7割方うまくいったと勘違いしても問題ない。とするならば、俺は一打目だけにすべてをそそげばよいことになる。
 これはすなわち、最初の一打のために練習をすればよいということと同義であるが、ここでもう一歩考えを進めてみよう。考えてみれば、最初の一打を打つよりも先にあっと思わせることは可能だ。
 何度もコースを回り、かなり上達した自分を想像してみて欲しい。その熟練の腕を持ってコースを訪れたあなたはその日の第一打で確実にナイスショットを打ち出せると確信できるだろうか。否、自信をもって望んだその一打ですら、確実にギャラリーをわかせるショットが打てるとは限らない。経験を積めば積むほどそれは 100% に近づくが常に失敗する可能性は残る。これはつまり、第一打目をうまく打てるかどうかで「え?ホントにおまえ初めてかよ?」と言わせられるか判断できないことを意味する。
 ショットだけでゴルファーとしての資質を判断することができないのは、たとえばその日のすべてのショットをミスすることもあり得るという事実からも明らかだし、バンカーにばかり入れていても、バンカーショットの練習をしたいからと言い張れば、ねらいどおりのところに落としたとも言える。だとするならば、ショットそのものよりもずっと重要なものがどこかにあるはずだ。
 そう、勝負はゴルフ場に入るよりずっと以前に決していると言っても過言でない。身なり、たたずまい、仕草、そういったものが作り上げる雰囲気、これが凄腕ゴルファーを凄腕ゴルファーたらせるための大きな要因だろう。そのために俺はまずウェアをブランドで固める必要性を感じた。ただしこれは「新品を今日初めて着た」感を出してはいけない。割と着古してはあるんだけれど、決してヨレヨレではないことが望ましい。次に各種道具についている傷。これは然るべきところに然るべくしてついていなければならない。言わば美しい傷でなければならないのは明らかで、折れたゴルフクラブや破れたゴルフバッグなどを持っていてはいけない。例外として、ドライバー一本だけを背中に所持し、半ズボンでプレイし、猿という名前のひとだけはそれでも許されることがある。
 最も重要なのは、気構えである。初めてコースを訪れたひとにあるあらゆる感動の類を表面に出さない心構えだ。常にポーカーフェイスを決め込み、まるでもう何度もプレイしたかのような雰囲気を身につけるのだ。そうすることによって、他のプレイヤーにある意味「え、おまえホントに初めて?」感を与えることができる。
 そういうわけで、初心者のみなさんは是非このあたりを気をつけて練習するようにしたい。

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 当然「ナイスショット!」と言われたぐらいで喜んではいけない。

▽ まったく冬ですね。 (2005/12/22)

 大寒波が名古屋をおそっているそうで、冬撲滅委員会委員長に擁立された俺としてはまことに遺憾な今日この頃。寒くてまともに仕事もできやしないし、会議で居眠りせずにもいられない。まったく冬というのはろくな季節じゃないと思う。
 ひとは大きくわけて、冬好きと冬嫌いの2つに分かれるが、冬好きの人間の気持ちは俺にはまったくわからない。夏は暑くても裸以上には脱げない、と多くの冬好きが主張するところで、これは一見筋の通った論理のように思える。しかしだまされてはいけない。暑いと言っても日本の暑さで裸以上に服を脱ぐ必要はないし、冬の重ね着にだって限界はある(服に関してだけ言えば、夏の方が限界が若干低い気はする)。
 冬の朝、いったい日本人の何パーセントぐらいが躊躇なく布団から飛び出せるか考えてみて欲しい。おそらくそれほど多くはないはずだ。ましてや朝から寒風摩擦するなんてありえない(夏なら寒風摩擦はやりたくてもできないぐらいだ)。
 だいたいこんなに寒くて年が越せるか不安だ。無事に正月が迎えられた自分をまったく想像できない。仮にこたつとストーブと床暖房を与えられたとしても、幸せな正月が来ることはないと思う。少なくとも常夏のハワイの浜辺で美女を2人はべらせて、トロピカルジュースを片手にするぐらいの環境を与えてもらえなければ決して幸せな正月とは言えないだろう。

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 ハワイでゴルフなんていいなぁ、おい。
 → フィールズOP女子ゴルフ

 馬場と茂木に朗報を期待。

▽ ホントにモテるんですか。 (2005/12/23)

 30になると男は急にモテるようになる、という噂を信じてはや1年。その噂がまったく根も葉もないことがようやくわかりつつある。しかるに、30になっただけではダメだということだろう。
 つまり30歳というある種、”一線を越えた”年齢が条件とされるわけではなく、モテるために有効ないくつかの条件を満たす年齢というのが概ね30越えたぐらいじゃないかということだ。
 具体的に言おう。そのいくつかの条件とはつまり”オトナの男”を満たすための条件とほぼイコールになる。

 1.仕事(≒金)
 2.包容力
 3.恋愛経験

 だが、正直、この条件を俺は満たしている。少なくとも、10代の頃に比べてはるかに金を持っているし、包容力も気が短くて胸板が薄っぺらいことを除けばかなりのものだ。恋愛経験こそわずかに他の30歳には及ばないものの、フラれた数なら俺の右に出るやつはいないと思う。
 ではなぜモテないのだろうか。ついでに言えば、背中からはきっちりと哀愁も漂わせてるし(特に意識しなくても、素でただよっている)、ゴルフを始めたこともアピールしているのでオトナの要素は十二分にあると思う(オヤジ臭がしたら、オトナどころか単なるおっさんにさえなれるところだ)。
 これ以上オトナになるためには、もはやオヤジ化をも辞さぬ覚悟が必要だろう。しかし意識しながらオヤジになるというのはなかなか難しい。誰がどう見ても見た目25ぐらいにしか見えない俺がおっさん化するのは、子どもが背伸びしてたばこを吸うぐらいに痛々しいんじゃなかろうか。女子高生がミニスカートの下に体育ジャージを履くぐらい恥ずかしい行為じゃなかろうか。
 しかしながら、モテるためにそうせざるを得ないのであればやむを得まい。俺は俺の全身全霊をかけてオヤジ化する努力をしようではないか。

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 と、通勤電車を待ちつつ傘でゴルフスイングをしながら思った、雪の日の朝。

▽ 新説ゴルフ用語その1。 (2005/12/24)

 新説ゴルフ用語

 「はやい」

 使用例:このグリーンは、はやいね。

 解説:
 なにがはやいんだかわかりませんが、とにかく弱く打ってもよく転がるグリーン(芝?)のことを”はやい”と言っているようです。なんでだ、なんで”はやい”んだ。ひょっとしてボールが転がるスピードのことか!?それわかりづらいだろ!!素直によく転がるとか言えっての。

サイシン 2005年11月 2006年1月