とにかく先生もすわって下さい。#  2001年7月

サイシン 2001年6月 2001年8月

▽ モノ忘れ能力。 (2001/07/02)

 ここんところホントにモノ忘れが激しい。仕事のいちぶをころっと忘れていたり、借りていたモノを返すのを忘れたり、いまさっき聞かされた説明なのに右の耳から入って左の耳から抜けてしまったりする。
 まぁ返したくとも返せないモノも中にはあるんだけど。

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 という話を職場の先輩にしてみたら、「逆に言えば、モノを忘れる能力に長けているとも言えるよね。」と言われた。覚えてなきゃいけないことを忘れてしまう能力っていったいナニに使うのか。
 冷静に考えてみれば、確かに忘れることが必要なこともある。失恋の傷などすぐにでも忘れてしまいたいと思うし、借りたお金のこともできれば忘れてしまいたい。それどころか、お金を貸してくれた友人の「僕にお金を貸した」という記憶すら消し去ってしまいたいと思うこともしばしばだ。だからもしそんな能力に長けているならかなりステキということになる。
 ところが実際のところ、そういう嫌なことはしっかり覚えていることが多く(お金を借りていることは忘れることが多いが)大事なことは忘れるけど、嫌なことはきっちり覚えているというサイアクなケースだということになる。で、先輩にそう結論を告げたところ、再びナイスフォローが。

「そうか、でもオマエの場合はモノ忘れが激しいというか、単にのうみその許容量超えてるだけだから心配ないって。」

 ナニがどう心配ないのか、よくわかりません。

▽ 生命保険2択。 (2001/07/03)

 そう言えば生命保険のお姉さんは以前いっかい顔見せに来たときに「また来ますね!」とかわいく微笑んだっきり、にどと僕の前に姿を現してない。これって僕が面接に落ちたと考えるべきなんだろうか。ちょっと悲しいです。
 てゆか、サービス側とクライアント側との関係はどうでもいいんでしょうか。マジでやめたろか、コンチクショウ。

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 生命保険に関して言えば、どうも担当のひとはお姉さんよりもおばちゃんの方が良いように思う。僕は2社の生命保険に入っているけど、いっぽうは二度と顔を見せに来ないお姉さん、もういっぽうは週に一度必ず顔を見せてくれるおばちゃん、どちらが良いかは明かだ。いかに、お姉さんが僕の好みのタイプでけっこう会話も弾んで(僕はそのつもりだった)しかも今度はプライベートで会いましょうと約束した(のくせ顔も見せないってのはやはり社交辞令だったのか)くらいの仲とは言え、客観的に判断するならば、誰がどう考えたっておばちゃんとお姉さんなら……。いや誰がどう考えたって……。んー。どう考えたって…。んーんー。

 どうよ?

▽ ピンク。 (2001/07/04)

 ピンクの白衣に違和感を覚える今日この頃。

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 それはさておき次回アンケイトの質問事項なんだけど、項目をみんなから募集するってのはどうでしょうか。この際なので、「ひょっとしたら俺って変態かも」と思うような行為を世に問いかけてみるのもいいかと思うんですが。

▽ 読むより買え。 (2001/07/09)

 難しい本を買うと、買うだけで何故か自分の知識が増えた気がする。この調子でいけば、本を買えば買うほど知識が増した気になれるというワケで、読む時間が省けて非常に都合がいい。お金さえあれば片っ端から書店の本を買いあさって、短期間のうちに無限の知識を得た気になることも可能だ。その気になるってスバラシイ!!

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 その応用で数年前にC言語の本を買ってきて本棚に飾ってある。それを最近また暇があれば読むようにしているのだが、いっこうに成果があがらない。読めば読むほど自分の理解力のなさに苦しむし、知識も増えていく気配すらない。買った時点ではあんなに理解できた気になっていたくせに、その内容を理解しようと努めようとすれば努めようとするほど逆効果になっているように思えて仕方がない。これならいっそのこと一切中身を読まない方が気分的には良いと思う。

 買ったときに100%の知識が読めば読むほど0%に近づいていくその破滅的気分といったらない。

▽ 青春の語らい。 (2001/07/11)

 ばーか。ふられたときは焼鳥屋で語らうってのが青春の基本だろー。ハナシきいてやっからオマエおごれよな。

 あの、センパイ、なんてゆか前半部分は理解できたのですが…。

▽ 暑いのでキレました。 (2001/07/13)

 こうも毎日毎日暑いと俺もキレそうになってくるワケよ。そんでたまには凶暴になってみたいなと思うワケよ。かかってこいゴルァ!とか言ってみたいワケよ。

 んなワケで文句を言う。

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1.暑い。暑いっつってんだろゴルァ!
2.給料すくねーぞゴルァ!
3.アクセスの操作とか聞いてくんな。うちはPC相談室じゃねーぞゴルァ!
4.それでアクセスマニュアルつくってもらおうかな、とか言うなゴルァ!
5.「人に聞けない UNIX の使い方」とかいう本を見せながら「これってどういう意味?」とか聞くなゴルァ!聞いてんじゃねーかゴルァ!
6.OFFICE XP ってどう?とか言われても使ったことねーんだよゴルァ!そのうえ、一太郎好きな俺に向かって「やっぱ時代は MSWord だよね!」とか言うんじゃねぇゴルァ!
7.REGそろえてやったら、「あーどうして”7”でそろえてくれないの!」って怒るんじゃねーよゴルァ!
8.俺のホンモノのメアドあてにエロメール送りやがってゴルァ!
9.「仕事はナニをなさってるんですか?」「えっと、単なる事務ですよ。」「事務…。ナニ事務ですか?」とか無理にボケさせようとするんじゃねーぞゴルァ!あげく「えーとジャングルジムかな。」とかひねり出してボケてんのにシカトすんじゃねーよゴルァ!!
10.いろいろ文句言ってゴメンナサイ。(弱気)

▽ 資料作成。 (2001/07/17)

 会議の資料をつくった。数々の試練を乗り越え、できた資料はへそ曲がりの上司たちにすら文句を言わせぬ出来。これがまた資料職人と言って良いだろうと思えるほどの充実ぶりだった。完璧すぎて鼻血が出そうなくらい。

 資料職人、またの名をコピー機担当社員。そのコピースタートボタンさばきは、あの高橋名人の16連射を彷彿とさせた、と言う。

▽ 非雪國。 (2001/07/19)

 トンネルを抜けてもそこはいつもと変わらぬ景色だった。
 退屈そうにうしろへ追いやられる景色と、それを眺めながらぼやきながら列車は走っていた。電車通勤の良いところはこんなふうになんでもないコトを考えながら、それでいて変わらぬと言いつつも何年か前にはこのあたりに野球場があったよなとか、小学生の頃わき出る冒険心から自転車でこんなとこまで(それは今でこそ自分の行動範囲の最小であるが当時は海の向こうと変わらぬ距離だった)来てたよなとかいった妙なノスタルジーに惑わされたりすることかなと思う。
 ハタチを過ぎたあたりから時間の流れは早まった。それはけして僕が生きる速度をあげたのではなく、むしろいつも僕は取り残されるような違和感を感じた。僕を取り巻く周辺の環境は先へ進み、車窓から見える赤い屋根の家やドラえもんの落書きがされた鉄橋のように僕はずいぶんとうしろへ跳ね飛ばされた。
 けれども僕はこんな感傷に浸る時間はある。これほど思い悩んでいるのは世界中で僕一人なんだろうとくだらない悲壮感を感じる余裕もある。生きる速度なんて本当はなにもかわっていないことも僕は知っているし、生きている意味を模索するほど根はまだ腐っていないと思う。それはアトから過去を見据えたときに初めて意味するモノで、所詮時間のもたらす産物なのだ、と。そして、それこそが世界が4次元時空に在ることの最もたる理由なのだと思う。
 僕の隣に座ったおじさんが半分に折った新聞から少し目を離した。開いているのか閉じているのかわからないような目でおじさんは目の前にいた茶色い髪の毛の今風の女子学生を見て困ったような顔をした。それで僕は電車通勤の良いところにもうひとつ気が付いた。
 このひとたちもきっと僕と同じなのだ。

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 追伸:センパイ、長い間お疲れさまでした。ゆっくりとお休み下さい。

▽ 旅に出ます。 (2001/07/23)

 しばらくFFとPSOにハマります。探さないで下さい。

サイシン 2001年6月 2001年8月