平成12年12月代表質問

@ウソを書いた歴史教科書が学校の先生から推薦された場合、教育委員会は黙って追認するのか。
答弁 教育委員会が主体性をもって教科書を採択する
A教育に不適格な教師の厳正な処置はできないか。
答弁 研修内容を充実させる。
B焼山の小学校体育館にはトイレがないがどうするのか。
答弁 今後改善していく。
C水たまりのできる陸上競技場のトラックは舗装しないのか。
答弁 呉市再配置計画で計画する。
D子供を育てることを重視すれば、教育委員会の管理職に女性をもっと登用すべきではないか
答弁 適材適所に配置してゆく
E廃天ぷら油を軽油代替え燃料に変える事業はしないのか
答弁 先進地の取り組みを研究してゆく
F経済活性のため、防衛研究施設を誘致できないか。護衛艦を呉で建造できないか
答弁 研究所は首都圏に5つある。一つだけ誘致するのは困難である。護衛艦の建造に関しては防衛庁長官に要望書を提出している。


質問全文
                              平成12年12月11日

歴史教科書の採択について
 呉市の中学歴史教科書は、大阪書籍を使っています。
この教科書には多くの疑問点があります。
疑問点をいくつか紹介します。
@歴史教科書9ページの挿し絵に、サルとヒトの絵が描いてあり、ヒトの先祖が、サルだと書いてあります。
 <パネル1>これは「人類の進化」と言われる図を元にしたと思われますが、元の図の始まりの部分はサルでなく、ほんとうはアルファール猿人といわれる類人猿です。サルではありません。ここからヒトになる道と、サルになる道に分かれました。それぞれ違う道を進化してきたので、もしサルがヒトにためには400万年進化を逆戻りし、このアルファール猿人まで戻らないと、人になる道を進むことができません。進化は逆戻りできないので、これは不可能です。
 つまり、ヒトとサルは遠い親戚ではありますが、先祖ではありません。
 これから数千万年後、サルが進化して新聞を読むようになって、人間は環境ホルモンにより、中枢神経がやられ、立場が逆転しているかもわかりません。これでもサルはサル、ヒトはヒトです。サルは木から落りてもサルなんです。
 解剖学的に言うと、サルとヒトは48カ所が違うそうです。
解剖学的と生物学的に、教科書の記述に疑問が出ます。
 心を持つヒトをサルと一緒にしてしまう間違った教育が、ヒトの心の痛みを考えなくなり、いじめや殺人を生んできたのではないでしょうか。
A48ページに、都に献上品を運ぶ農民のことが書いてあります。
「運脚夫とされた農民には、往復の食料さえ支給されませんでした。そのため、都に荷物を運んだ後、飢えや病気で、家へ帰りつけないものも多くいました。」と書いてあります。
 これは「続日本記」に書かれている文章を、元にしたものですが、実際の文章は「都から帰る途中、食糧不足で行き倒れがあると伝えられる。国司らはそうした場合には、程度に応じて、援助し、介護するように」となっています。
 国が農民の、食事の世話まで配慮した、通達文の一部分だけを取り出し、意味を逆転し、国が農民を使い捨てしたように書いてあります。文章というのは一つの固まりなんですよ。一部だけ取り出すと意味をなさないんですよ。こんな当たり前なことが、書いた人も、それを選ぶ人もわからないのでしょうか。
 これ以降、明治時代までは、税金に苦しめられたことと、百姓一揆のオンパレードです。
平安な時代で、浮世絵や神楽が栄えた江戸時代でさえ、大がかりな一揆があったと書いてあります。このころの一揆は、食べるものがないからと言うより、米の買い占めに反発する、住民運動的意味が多かったようです。
 しかし、この教科書を読むと、とにかく税金に苦しめられ、キレてクーデターを起こせと教えています。テロリストを目指したり、爆弾を作る少年が生まれるのは、教科書の影響ではないでしょうか。
 次に、江戸幕府から明治政府に移るとき、大きな戦争はありませんでした。普通なら、国中丸焼けになる戦争と、何百万人の粛正。国外への難民脱出。ゲリラとの戦いが常識です。
 大政奉還は、教科書でたった7行しか取り上げていませんが、現職公務員が、反乱を起こした大塩平八郎は、15行写真付きです。武力でなく、話し合いで解決する日本的やり方は駄目なのでしょうか。何でも空爆で解決する国がありますが、誰も傷つけないように、自分を殺して、非難に耐え続けるニッポンこそ、真のサムライではないでしょうか。
 教科書は対立と闘争の歴史を教えることより、忍耐が最後には勝利者になってきた歴史を、教えるべきではないでしょうか。
Bつぎは南京大虐殺についてであります。
 あさって12月13日は南京攻略の記念日です。
 252ページから253ページに「南京では占領後に20万人といわれる民衆を虐殺し、・・・」と書いてあります。同じページの違うところでは、なぜか数字が30万人となっています。
 当時、アメリカ・イギリス・ドイツ・デンマーク人の15人で構成し、南京市民の安全を守る南京安全区国際委員会というものがありました。
 南京安全区国際委員会が、日本大使館その他米・英・ドイツ大使館に宛てた61の公文書(これはもっとも信頼できる第1級資料です)この中に人口問題を触れたところがあります。食料供与をするための報告書だから、正確です。12月27日には20万人と記載していたのが、3週間後の1月14日になると、5万人増加して25万人となっています。南京の治安が、急速に回復し、近隣に避難していた市民が、帰還し始めた証拠です。
 この事実と、教科書の話を総合すると、20万人しかいない南京市民を30万人虐殺し、残りが25万人になるわけです。ゾンビというかキョンシーまで殺したのでしょうか。
 昭和13年元旦には、難民区に大量の食料を運び、紅卍字会支部長、陳漢林総代長から、受領書と感謝状をいただいています。ちなみにこれです。<パネル2>
南京市民は爆竹をあげ、各戸に日の丸の旗を掲げて歓迎したそうです。
 30万人殺した殺人鬼に対して、生き残った人間に食料を配った程度で感謝状を出すでしょうか。
 これは<パネル3>昭和12年12月20日の東京朝日新聞写真です。これは先ほど言いました、まわりに避難していた市民が、南京に帰ってくる様子を写した写真です。護衛の日本兵の姿さえ見えません。虐殺が行われているところに、わざわざ荷物を持って帰ってくるのでしょうか。
 これは<パネル4>12月25日の新聞写真です。兵隊さんがおもちゃを拾ってきて、中国の子どもと遊んでいるところです。呉市の1/3の面積しかない南京城で30万人が殺されたのなら、町中死体だらけで、死体の上で遊んでいるはずです。臭くて気持ち悪くて、とても遊べないでしょう。
 これは<パネル5>日本兵が、子どもにお菓子を配っているところです。自分の食料を削ってでも、子どもの笑顔を見たいのは、日本人も同じなんですよ。 学校によっては、南京の子どもは日本兵に銃剣で刺され、火で焼かれたと教えていますが、この写真を見る限りでは、胸に穴が空いた子どもとか、頭が焦げた子はいません。
 これは<パネル6>12月30日の新聞写真です。写真説明に「サァ、おっぱいが足らなきゃミルクをお上がり=ヒゲの隊長温情」と書いてあります。子どもを抱えていたら、機関銃の音がしたり、悲鳴が聞こえたら、靴を履くのも忘れて逃げるののが、普通ではないでしょうか。この奥さんの笑顔を見ていると、日本兵はこの人たちのために戦ってきたんだな、ということが伝わってきます。
 これは<パネル7>南京自治委員会ができて、萬歳しているときの新聞写真です。虐殺が行われているところで、自治委員会はおかしいのではないでしょうか。30万人どころか100人殺されただけで、この人たちは、チベットに逃げていたと思います。
 当時、世界中から150人の新聞記者が、南京で取材したそうです。その目を盗んで30万人虐殺するのは、技術的に無理があります。だいたい20万人の町で、どうやって30万人殺すことができるのでしょうか。このことからも、教科書の記述の信憑性が疑われます。
 このように、多くの疑問点を抱えた教科書を、呉市が採択したのは、教科用図書研究会の推薦が原因です。
 教科用図書研究会の委員が、公正で教科書を選ぶ能力があったかどうかが問題です。
 ここでおたずねします。
教科用図書研究会の委員は、どのような構成で、何日審議したか教えてください。

答弁 校長と教員による構成で、1ヶ月4回審議します。

再質問
 1+1=3という算数の教科書があったら採択するでしょうか。
「あなた達のおじいちゃんや先祖が、アジアで人さらいや人殺しをしてきた」と教えられて親を尊敬し、先祖を崇拝することができるでしょうか。
 教科書を売るためには週刊誌まがいのウソを書きつづり、正義の味方を演ずるために、英霊を殺人鬼に仕立て上げる教師の行動は、中世の魔女狩りに似たところがあります。
 教科書は国が420億円出します。ただだから教科用図書研究会の委員は、スキャンダルを暴くような書き方の教科書を選ぶのではないでしょうか。
 本年同様、疑問だらけの教科書が推薦された場合、呉市教育委員会は今まで通り、追認なさるおつもりなのか、それとも勇気を持って採択権を行使なさるのか、お答えください。
 先ほど御答弁いただいたように、教科書用図書研究会委員は、学校の教員で構成されています。忙しい先生方に無報酬で、教科書を審議させるシステムに、無理があるのではないでしょうか。
 他町のように、有識者による審議方法に、替えるべきではないでしょうか。呉市だけの特殊な採択制度そのものを根本から見直してゆく考えはないのか、質問します。

答弁 学習指導要領に基づき、慎重審議を行い、教育委員会が主体性を持って採択します。

再々質問
 教科用図書研究会の構成員の氏名は公表していません。おそらく教科書出版業者からの買収を、恐れてのことだと思います。市役所にしろ県庁にしろ、職員の名前は通路に張り出してあります。市職員は、誘惑に負けない強い意志と、公のために生きる倫理があることと、市民からの絶大な信頼があるからできることだと思います。
 学校の先生には、倫理はないのでしょうか。私は、学校の先生は聖職者で、正しい人だと思っています。
 教育委員会が、学校の先生を信頼しておられるのなら、氏名を公表しても何ら問題ないとは思われますが、いかがでしょうか、お答えください。

答弁 構成員の名前が公表できないのは、いろいろな理由があります。規定でいえません。

不適格教師への対応について
実例を二つあげます。
 ある小学生の先生は図画の時間、生徒が一生懸命描いた絵を、へたくそだからと目の前で破り捨てました。先生がキレてどうするんですか。こんなことを聞くと、私までキレますよ。一生懸命描いた絵を、先生に破られたことへの生徒が受けた心の傷は、おそらく一生消えないでしょう。
 またある先生は、いじめの事実がはっきりしているのに関わらず、自分が見ていないからという理由で、注意もなにもしませんでした。これではまるで陰で悪いことをしなさい、と奨励しているようなものではないでしょうか。学校は裁判をするところなのでしょうか。目撃証拠がなければ、指導はできないのでしょうか。事実があろうとなかろうと、仲良くするように説得する指導力はないのでしょうか。
 過去の不適格教師についての答弁記録を見ますと、「研修を充実させます」とお答えになっています。
 研修しても不適格教師が無くならないのは、研修内容が不適格だからではないですか。
 人間としての最低限の倫理と、子供の命と心を大切にする御仏の教育が欠けているのではないでしょうか。
 東京都では、3年経っても指導力が身に付かない教師は、休職か免職にしています。広島県の教育長は、今年6月の県議会本会議で「指導力不足教員は、子どもの指導に直接当たらない人事をしたり、休職・免職も考える」と、答弁されています。
 ここでおたずねします。教員の研修制度は、改善できないのでしょうか。不適格教員は、免職を含めた厳正な処置はできないのか質問します。

答弁 研修内容を充実させ、さらに改善します。

再質問
 遠足で山登りの日の前日に、山に登って子どもの目の高さの枝を、全部折ってまわった先生がいました。弁当を持ってこれない生徒のために、毎日弁当を二つ持ってくる先生の話は、よく聞きます。
 今回、不適格教師の質問をしましたが、心をあつくする先生は、その何十倍もいます。しかし、そのような熱血先生は、村八分に会うと聞きます。
 不適格教員の処分ができないのであれば、逆に、熱血教員を守り、導いてくださいますよう呉市教育委員会にお願い申し上げます。自衛隊の学校の卒業式では、鬼教官の前で全員が、男泣きに泣きます。卒業式で、生徒が涙を流すような教員を守り、育てていただきますよう要望致します。

学校体育館トイレについて
 焼山の4つの小学校の体育館には、トイレがありません。子どもは漏れそうになる直前まで、運動や遊びに、夢中になっています。雨の日は遠回りをしないといけないので、間に合わないことがあります。これに対して阿賀小学校には、トイレだけでなく、なんとシャワーまでついています。
 このたび職員室と校長室に、1300万円かけてエアコンを取り付けました。
夏休みは使わないので、使うのは7月末ぐらいでしょう。
先生の憩いのために、1300万円をかけ、子どものために必要なことをしないのは、児童用語で「ずるい」と言わざるを得ません。
 ここで質問を致します。1300万円あれば、障害者対応のトイレが建設できたと思われますが、エアコンを優先されたのはどうしてですか。理由を答えてください。

答弁 小学校37校のうち、9校がトイレがない。昭和50年以前にたてられた物で、今後改築していく。エアコンは、コンピューター化による補助事業で、工事した。


呉市営陸上競技場及び呉市体育館について
 呉市陸上競技場のトラックは、大変珍しいことに土でできています。アムステルダムオリンピックの金メダリスト、織田幹雄選手の映画に、トラックが舗装されてないことから、ロケで使われたそうです。
私は陸上競技の公認審判員として、タイムを計測することがあります。小学生はスターターが使えないので、スタートの時に転ばないよう裸足で走る子がいます。裸足で走ってくる子を見ると、涙があふれ、計測できないことがあります。雨上がりの大会で、水たまりをよけながら、カーブで大回りで走る選手の気持ちがおわかりでしょうか。
 舗装されたトラックと比較すると、タイムが若干下がります。数年後には電子計測が、標準になるそうです。その場合、電子計測に対応できない呉市からは、県大会と国体にはでられなくなるでしょう。
 もう一つの問題は、体育館です。
体育館の東側通路は雨漏りがするため封鎖されています。
 2002年に3億円をかけて、100周年行事をなさるそうですが、記念行事に参加するために、二河駐車場に車を止めた人は、土の陸上競技場を横目に見ながら、雨漏りのする体育館で、記念行事を受けるようになりますが、どのような印象を持たれるでしょうか。
 人口6万人の鳴門市は、シドニーオリンピックに、3人の陸上選手を出しました。
鳴門市には大変立派な陸上競技場があるのが、大きな要因だと思います。
 ここでおたずねします。
 陸上競技場と体育館は今後、どういう風にしようとされているのか、答えてください。

答弁 呉市再配置計画に基づき、計画してゆきます。


教育委員会管理職女性登用について
 教育という言葉は、教えるという字と、育てるという字からできています。教えることと、育てることを比較すると、育てることの方が、大切なのではないでしょうか。
 女性は子どもを育てることに関して、天才的な才能があります。
 さて、呉市教育委員会を分析しますと、女性の管理職は一人しかいません。これでは教えることが重点になり、育てることがおろそかになるのではないではないでしょうか。
学校をはつることと、コンピューターを整備するハードウエアは進みますが、子どもの、心の問題に対する取り組みが、後回しになる恐れはないでしょうか。
 今のコンピューターの授業は、キーボードに慣れることと、社会でどう役に立つかと言った、ビジネス面が強調されています。女性であれば、3次元の絵を描かせてみようとか、コンピューターに作曲をさせたらと、夢と創造性をかき立てる発想が、出てくるのではないでしょうか。たとえば、卒業アルバムは生徒に、CD−ROMで作らせるといった発想も、出てくると思います。バックミュージックは音楽部に、ナレーターは放送部といった具合にすれば、学校に来るのが、楽しみになるのではないでしょうか。
 女性は、子どもが何に目を輝かせ、どのようなことに夢中になるかを知っています。
 ここでおたずねします。
 教育委員会の中で女性管理職は非常に少ないと思いますが、人事はどのような哲学で行われるのでしょうか答えてください。

答弁 適材適所に、配置してゆきます。

バイオディーゼル燃料化事業について
 バイオディーゼル燃料とは、レストランや食品工業、家庭から排出される廃食用油を、ディーゼル・エンジン燃料に、転換したものです。京都市では、バイオディーゼル燃料化事業により、一日4500リットル、一年で131万リットル、ドラム缶にして6500本ぶんの燃料を、作っています。これで220台のごみ収集車を走らせ、炭酸ガスを年間4000トン、窒素酸化物を5.4トン削減しています。
 家庭からゴミや流しに捨てられる天ぷら油が、資源として有効利用でき、地球温暖化の原因である二酸化炭素の発生も、押さえることができます。
 京都市だけではありません。
 東京・目黒区自由が丘では、市民が中心となってバイオディーゼル燃料を作り、無料のバスを走らせています。バスが無料で走っているので、路上駐車はなくなり、自由が丘はいつの間にか、若者でにぎわう町になってしまいました。回収場所も見てきましたが、使い終わった天ぷら油より、うっかりしまっておいて、賞味期限の過ぎた油が多かったのが印象的でした。
 上越市では、地域の回収所だけでなく、ガソリンスタンドでも回収していました。
 善通寺市では、一日4000食作る給食センターから出る廃食油だけで、一日100リットルのバイオ燃料を、作っています。
 広島県でも、神辺郡や大朝町で、取り組んでいます。
 製造するプラントは一日100リットルのもので、設備費が500万円、材料費は1リットル作るのに、13円ですむそうです。障害者施設に委託した場合、人件費程度は捻出できるのではないでしょうか。
 ここで質問致します。
 呉市としては、家庭や事業所から出る廃食用油の処分を、焼却炉と下水処理場に負担させ、税金を投入し続けるのでしょうか、それとも地球環境を守るために、バイオディーゼル燃料化事業を、研究していく考えはないのか質問します。

答弁 先進地の取り組み状況を研究しますが、回収方法に課題があります。

再質問
 バイオディーゼル燃料化事業について、難しいご答弁ありがとうございました。自衛隊やホテルから大量に出る廃天ぷら油は、産業廃棄物で、これを呉市が処理することはできない。バイオディーゼル燃料化事業を始めると、事業者以外の各家庭から集めなくてはならない。その労苦に対するご配慮が、ブレーキになっているのだと思います。
 でもご安心ください。廃棄物処理法2条によりますと、事業者が出すもののうち、価値がないものは廃棄物とされますが、有価で取り引きされるものは、資源になり、産業廃棄物にはなりません。ただし、0円では法逃れに見なされるそうです。
 廃棄物か資源物かの判断は、呉市が保健所政令市に指定されているので、知事ではなく、呉市長の判断でできます。
 石油と同じ炭素と水素で構成され、高いエネルギーを持っている天ぷら油を、市民は役に立たない廃棄物と見なすでしょうか、それとも価値が眠っている資源と見なすでしょうか。
 江戸時代、鎖国をしていた日本は、トイレに落とされたトイレットペーパまでリサイクルしていました。かわやに落とされた落とし紙と申しましょうか。
肥の中を棒でかき回し、紙を取り出していたそうです。
 日本人は、「もったいない」という、ものを大切にする心、「他人様に迷惑をかけない」という思いやりの心がありました。何億年もかけて神様が用意した石油を無駄遣いし、黒鉛と炭酸ガスを世界中に排出し続けるのではなく、日本人本来の心に立ち返り、ものを大切にし、地球に優しい施策を行っていただきたいと思います。要望です。





防衛施設誘致について
 今月2日に開通した小坪1丁目39号線、建設費13億円の 3/4は防衛庁の補助金です。宝町旅客ターミナルは防衛庁から10億円補助していただきました。毎年いただく基地周辺整備費は、平成11年度10億円になりました。自衛隊による呉市の経済効果は400億円といわれております。法人税収入が3割近く落ち込む中、防衛庁による大きな刺激をいただくことが、呉市の活性化に最も効果のある方法だと思われます。
 岩国市は米軍滑走路を沖に出し、跡地に防衛庁の航空研究所を誘致し、航空産業に進出する案があります。
 呉市は海事博物館を造り、過去の栄光を展示されるようですが、防衛庁の海事に関する研究所を呉市に誘致し、造船の町を復活させる方法もあると思われますが、いかがでしょうか。
 海事博物館に展示予定の「やえしお」は、呉市で建造されたものではありません。そもそも造船の町といわれながら、護衛艦一隻も造っていません。一隻1300億円の護衛艦を建造すれば、呉市に大きな経済効果が期待できます。護衛艦か、輸送艦からでも呉市で建造していただけるように働きかけるべきと思われますが、市の考え方をお尋ねします。

答弁 防衛庁には、首都圏に技術本部と、5つの研究所があります。第4は、船舶と運動性能。第5は音響と磁気探知だ。関連施設なので、一部だけ移転するのは困難である。
護衛艦の製造に関しては、平成8年防衛庁長官に要望書を提出した