防衛研究所の移転
平成27年9月一般質問
***2.まち・ひと・しごと創生基本方針2015について
***(1)政府関係機関移転
まち・ひと・しごと創生基本方針2015のなかに政府関係機関の地方移転があります。
まち・ひと・しごと創生基本方針2015が閣議決定された6月30日に酒類総合研究所東京事務所の東広島市移転が第一号として決定されました。
その日の発表なので、東広島市は用意周到に準備されていたのだと推察されます。
ところで呉市はまち・ひと・しごと創生基本方針2015が進める政府関係機関の地方移転に参画する予定はなかったんでしょうか。
答弁 政府関係機関の移転は,道府県等が関係市町村の意見を踏まえ,誘致の必要性や効果及び移転先の施設の確保などの条件整備の案を付して国に提案し,国は提案について検証した上で今年度中に移転等をすべき機関を決定するものである。
国の「政府関係機関の地方移転に係る提案募集要項」には,「地方版総合戦略の重要な要素と,当該機関の業務・機能とが密接に関連し,総合戦略の目標達成にとって当該機関の移転が重要な要因となるもの」及び「移転することにより,国の機関としての機能が確保でき,運用によってはむしろ向上することが期待できること。」と誘敦の必要性と効果の両方を示すことが求められている。
このような趣旨を受け,呉市として誘致の必要性と国の機関の機能効果が向上される機関について検討したが,要件に合致する機関が見い出せなかったものである。
なお,酒類総合研究所東京事務所は,職員数7名の広報・研修を手がける機関であり,東広島市への移転については,平成7年の本部移転時にも一緒に移転すべきとの議論があったものが,これを機に実施されたものであると承知している。
質問 情けないですね。国が地方を元気づけようと政府機関の移転を考えたのに、理解できずに呉市はせっかくの大発展のチャンスを逃しました。まち・ひと・しごと創生基本方針2015が閣議決定されたその日に移転が発表された東広島市とチャンスを逃した呉市の差はどこにあるんでしょうか。東京事務所は廃止して、東広島市に研修に行くことをおすすめします。
今回チャンスは逃しましたが、いつでもスクランブルできるように政府機関の移転の質問をします。
***(2)防衛研究所の移転
防衛省には防衛研究所、海上自衛隊の艦艇装備研究所には研究室が11施設あります。
音響などは瀬戸内海の複雑な地形で研究する方が効果的と思われます。呉市には5つの大学があります。産官学で呉市を発展させるために研究室の一つぐらい誘致してはどうかと思いますが、働きかけについてあればこれまでの取り組みを質問します。
答弁 防衛研究所は,東京都目黒区にあり,防衛省のシンクタンクとして,日本の安全保障の調査研究を行うとともに,幹部自衛官の教育を行う機関であり,既に平成28年に東京都市ヶ谷に移転することが決定され,現在,移転工事も進行中であることから,地方移転の可能性はないものと認識している。
艦艇装備研究所は,同じく東京都目黒区にあり,船舶や,船舶用の機器,音響機材などの水中で使われる装備などの研究施設で,防衛省技術研究本部に属する研究施設の一つである。
防衛省技術研究本部は,陸・海・空の各自衛隊が使用する車両・船舶・航空機や各種装備品など広い分野の研究開発を一元的に行う機関であり,現在,艦船装備研究所など5つの研究施設は首都圏にある。
艦艇装備研究所のみを地方に移転させることは,繰り返しになるが,誘敦機関の機能向上などの観点から地方移転の趣旨になじまないと考える。
また,音響研究室などの一研究室を移転することも,同様であると考える。
質問 今回、京都市は文化庁を誘致しようと提案しています。米軍基地を民間に開放させた岩国市は艦艇装備研究所を誘致し、飛行艇の技術を得ようとしています。航空産業に乗り出そうとしています。もともと飛行艇の技術は呉市です。
実はまだ少し希望が残っています。広島県が防衛大学校と自衛隊体育学校の誘致を申請しています。移転先がまだ決定していないようであれば、呉市が手を挙げるように、要望します。
保安大学校と防衛大学校はよきライバルです。共に呉市にあれば、防人の町となるでしょう。
自衛隊の体育学校を阿賀マリノに誘致すれば呉市からオリンピック選手が出せます。呉市がスポーツの町になります。蒲刈の埋め立て地に誘致すれば自衛隊基地周辺整備費で安芸灘大橋が無料になるかもしれません。
諦めず、防衛省の施設誘致で、呉市を大発展させてください。
平成12年12月代表質問
防衛施設誘致について
今月2日に開通した小坪1丁目39号線、建設費13億円の 3/4は防衛庁の補助金です。宝町旅客ターミナルは防衛庁から10億円補助していただきました。毎年いただく基地周辺整備費は、平成11年度10億円になりました。自衛隊による呉市の経済効果は400億円といわれております。法人税収入が3割近く落ち込む中、防衛庁による大きな刺激をいただくことが、呉市の活性化に最も効果のある方法だと思われます。
岩国市は米軍滑走路を沖に出し、跡地に防衛庁の航空研究所を誘致し、航空産業に進出する案があります。
呉市は海事博物館を造り、過去の栄光を展示されるようですが、防衛庁の海事に関する研究所を呉市に誘致し、造船の町を復活させる方法もあると思われますが、いかがでしょうか。
海事博物館に展示予定の「やえしお」は、呉市で建造されたものではありません。そもそも造船の町といわれながら、護衛艦一隻も造っていません。一隻1300億円の護衛艦を建造すれば、呉市に大きな経済効果が期待できます。護衛艦か、輸送艦からでも呉市で建造していただけるように働きかけるべきと思われますが、市の考え方をお尋ねします。
答弁 防衛庁には、首都圏に技術本部と、5つの研究所があります。第4は、船舶と運動性能。第5は音響と磁気探知だ。関連施設なので、一部だけ移転するのは困難である。
護衛艦の製造に関しては、平成8年防衛庁長官に要望書を提出した