家庭教育係
平成28年度予算総体質問
3.家庭教育の推進について
(1)家庭教育係の復活
質問 かつて呉市には家庭教育係がありました。全国どこにもない画期的な取り組みであり、先進国が抱えるあらゆる問題を解決するすばらしい取り組みでありましたが、機構改革で消滅しました。経緯がわかれば、教えてください。
答弁 家庭教育係は,核家族が増加してきた中で,子育てに対する不安を抱いている保護者も多く,保護者からの相談への受け皿や保護者同士が交流できる場を提供するなど,保護者を支援する目的で,平成13年4月,当時の教育委員会生涯学習課に設置いたしました。
その後,家庭教育は,子どもの成長段階に応じて行われるべきであり,福祉部門などともに横断的に関わっていく必要が生じてきました。そのため,教育委員会の一係において業務を執り行うのは限界が出てきました。そこで,平成17年4月の機構改革において,家庭教育係の業務の一部を現在の福祉保健部に移転するとともに,教育相談,保護者向け講座などの業務は,従来どおり教育委員会で行うことといたしました。教育委員会での業務は,現在,文化スポーツ部文化振興課が引き継いでおります。
質問 せっかくの取り組みでありましたが、法的根拠が無かったことと、実績がすぐに数値化しにくいことが廃止の原因ではないかと考えます。
平成22年6月代表質問
1.家庭教育係について
平成19年に全国共通学力テストが実施され、成績上位県は点が高い理由を徹底分析されました。平成19年12月の全国紙の新聞に家庭の安定と学力は比例するとの見出しで記事が掲載されました。すべての家庭がこれに当てはまるわけではありませんが、家庭の安定した環境が、心の落ち着きにつながり、学力向上につながると記事に書かれておりました。島国である日本は先祖を崇拝し、家長を中心として大家族を形成し、家族内や、隣近所とも争いを避け、一万年以上安定した国家を形成して参りました。
しかし、戦後個人主義の思想が入り、家庭が崩れようとしております。
かつて呉市には家庭教育係が設置され、当時新聞でも大きく報道されました。が、機構改革により、消滅してしまいました。
いま、資源のない日本に必要なことは、国家を形成する家庭一つ一つが安定し、学力と技術を伸ばすことではないでしょうか。
全国の先駆けとして以前設置されていた家庭教育係について経過と成果がどうだったかをおたずねします。
答弁 ご承知のように,家庭教育係は,平成13年4月に当時の生涯学習課へ設置いたしました。これは,核家族が増加してきた中で,子育てに対する不安を抱える保護者も多く,保護者からの相談への受け皿や・保護者同士が交流できる場を提供するなど,保護者を支援するために設置したものです。
係を設置後は,家庭教育推進計画の策定や,保護者向けの学習講座,家庭教育相談などに取り組んで参りました。
しかし,家庭教育は子どもの成長段階に応じて行われるべきであり,福祉保健部門などとともに横断的に関わっていく必要が生じてきました。
従いまして,教育委員会の一係において業務を執り行おうとしても限界があり,思うような成果を得られませんでした。
このため,平成17年度の機構改革におきまして,家庭教育係の業務の一部を現在の福祉保健部に移転すると共に,教育相談,保護者向け講座などの業務は,従前通り教育委員会で行うのでございます。
再質問 最近、問題を抱えた家が増えています。
ひとつは午前中問題提起がありましたネグレクト、育児放棄があります。
さらに大きい問題はDV、児童虐待です。
児童虐待を受けた子供は異常な行動をすることがあります。自分から窓ガラスに飛び込んだりします。割れたガラスの上を転げ回ります。はさみをおいていれば手首を切る。2階から飛び降りたり等の行動をとることがあります。
学校内でも問題があります。東北・関東から広がりましたが、給食を食べるときに手を合わせて「いただきます」を言わせない運動があります。
給食ができるまでには、多くの方の手間暇がかかっています。食事は食物の命をいただいくことになります。それらすべてに感謝の思いを込めていただきますを言っていますが、「給食費を払っているのだからいただきますを言う必要はない」と主張する方がおられます。
行政が家庭の中に踏み込むべきではありませんが、家庭の方向性を正しく修正する必要があります。
ここで家庭教育係を再度立ち上げ、家庭のあるべき姿を示し、笑顔絶えない町とすべきと思われますが、市の考えをおたずねします。
再答弁 教育委員会では,保護者の教育力を向上させるために、平成20年度から親子のコミュニケーション能力開発事業に取り組んでまいりました。この中でアンケート調査も実施しましたが,各家庭において様々な課題があることがわかりました。
また,家庭教育は子どもの育ちに応じて,様々な分野がそれぞれの課題に取り組んでいくことが大事であり、教育委員会の中に係を設置することは,適当でないと考えておます。
再々質問
家庭教育は教育委員会だけでなく、子育の面では福祉課。取り巻く環境の改善や地域の一体化としては市民生活課が担当になります。
しかし、一般的な性格として、福祉課の仕事はサポート、働きたいから子供を預かってほしいとか、介護で手がかかるようになったとか、本来の姿から困ったことが生じたからそれを補うのが福祉の主な仕事です。
また、市民生活課は教えるという性格のものではなく、市民団体の自発的行動に、施設や費用を援助するのが一般的な業務です。
教育委員会は、字のごとく、教えて育てることを主にしております。理想家庭の姿を示し、そこに導き、育てることができるのはそのノウハウから教育委員会が適しています。たとえば、奥さんのいいところを10個あげてみましょう。子供に愛はかけても手はかけないようにしましょう。このような提案をし、呉市を愛情あふれる町にする牽引役は教育委員会が、ふさわしいと思われます。
家庭教育は教育委員会だけでできるものではありません。教育委員会が主体となって、福祉課と市民生活課が一体となって、すべきと思われます。
家庭教育は教育のプロフェッショナル集団の教育委員会が主体となって進めるべきと思われますが、教育委員会の意欲をおたずねします。
答弁 教育委員会では、保護者の教育力を向上させるために、平成20年度から親子のコミュニケーション能力開発事業に取り組んでまいりました。この中でアンケート調査も実施しましたが、各家庭においてさまざまな課題があることがわかりました。また、家庭教育は子どもの育ちに応じてさまざまな分野がそれぞれの課題に取り組んでいくことが大事であります。したがいまして、教育委員会の中に係を設置することは適当ではないと考えております。
再々質問
先ほど市長が3歳までの教育だ大切とおっしゃいました。0歳児教育が注目されています。教育委員会は義務教育だけでなく、0歳からの教育もお願いします。
先進国の中で家庭がまだ安定し、離婚率、婚外子の割合が低いのは日本だけです。いま、日本が崩れれば、後に続く国が同じ道をたどります。世界のために、日本が、呉市が見本になろうではありませんか。理想家庭を築き、理想の都市を築き、世界の見本となりましょう。
市長がおっしゃいましたように日本人の正直、勤勉さは日本の宝です。世界に広げましょう。
教育委員会が家庭教育委員会となられ、市民の見本として聖職者と呼ばれるようになることを望みます。
平成19年6月代表質問
☆食育の推進について(家庭教育係の復活)
国が食育を推進している。骨粗鬆症や肥満の原因となることから、学校だけでなく、家庭においても食育を推進する必要がある。学校教育の現場でどのように食育に取り組んでいるか。家庭における食育についてどこが担当し、どのように情報提供しているか。
答弁 学校では給食時間で栄養指導したり、給食便り、保護者懇談会で食育を取り組んでいる。家庭の食育は各部署に別れ、それぞれが取り組んでいる。
要望 食育に関しては学校現場に於いて給食時間や栄養指導等様々な形で指導がされているが、家庭の食育教育に関しては担当部署をはっきりとし、情報提供を推進していく必要がある。
呉市にはかつて家庭教育係が存在し、様々な情報提供を行ってきた。
責任を持って統括的に食育の推進するためにも家庭教育係を復活するよう要望する。
平成19年予算委員会
質問 以前テレビに出演したとき、呉市には家庭教育係があるといったら、大反響があった。家庭教育係を復活する予定はないか。
答弁 今ある課で対応する。
質問 子供が泣いてもすぐだっこしないとサイレントベビーになり、人を信頼しなくなる。人の目を見て話ができない子供が増えている。文部科学省の調査で今の子供は水平線から日の出を見たことのない子が半分。父親と釣りに行ったことがない子が半分いるようだ。呉市は思い出と感動がある子を育ててもらいたい。
平成18年度予算委員会
家庭教育係287社会教育振興費
質問 家庭教育係があったがいつの間にかなくなっている。
全国のいろんな議員とメールするが、、呉市には家庭を教育する係があると言ったら、びっくりしていた。
家庭は国家世界の最小単位であり、最も重要である。
先進国で福祉制度進みすぎて家庭が崩壊しようとしている。
絶対復活すべきと思うがどうか。
答弁 現在、子ども育成部で家庭教育、就学前教育を掌握している。
要望 子供を教育するより、親を教育しなければならない面がある。買春してはならないとか、夫婦仲良くしようとか、今後検討いただきたい。
参考 数日前に呉市の教員による買春がありました。