Power Macintosh 9600/300 OSX奮闘記           2007年1月3日
 
 2005年夏に知人から「9600(Power Macintosh9600/300)は処分する必要が出てきましたので
捨ててしまうのも忍びないので8500(Power Macintosh8500/132)の入れ替えに貰ってはいただけないでしょうか?・・・」とメールが来た。8500はまだまだ使いたいのでそのままにして9600を貰うことにした。

9600は包装紙にくるまれたまま約1年半放置(忙しかったもので・・・)
その後大阪に転勤となり2006年暮れにやっと包装紙を取り去って8500とご対面。
























 
 左:Power Macintosh8500/132改G4/800   右: Power Macintosh9600/300
 9600は日焼けも殆どなく綺麗な状態で中身は2GバイトのATAハードディスク
 AccardのPCI ATA66カードに接続されMacOS9.1がインストールされた状態であった。
 あとは8xのCD-Rドライブ、230MBのMOドライブ、メモリは768MB搭載され、
  十分使える状態だったがG4化した8500は遙かに速くて静かなので9600に改造を加えることにした。
 
 

早速ばらしてみることに・・・。なんて分解しやすいのだろう!(感動)
























 

 説明書も何もなくても分解はとても簡単にできる構造になっていた。
 64Mの5V DIMMが12スロットすべてを埋め尽くしている。
 バックアップ電池が汎用品のCR-2がはまっていたのに驚き!
 純正の高い電池を買わなくてもこれで代用できるとは凄い!
 PCIスロットには純正のビデオカードとACARDのATA66カード(AEC-6260M)。
 

Xpostfacto4.0によるOS10.4にするための条件(実験結果による)
1.CPUカードは純正ではダメ。
2.ビデオカードは純正ではダメ。(8500はオンボードでもOK)
3.SCSIのCD-ROMが接続されていること(外付けでも可)(MOはダメ)
 ※ Xpostfactoは8500のページで説明してある。
 

OS10.4にするために必要とするもの(お金がかかるので要検討)
1.CPU G3アップグレードカード Interware Booster 750/233(入手困難)
   BUFFALO(メルコ)HG3-466はOS10.4用ドライバなし(2次キャッシュ不動)
2.ATIのビデオカード Rage128、RADEON、RADEON7000、Mach
3.ATA66カード(DVDドライブやハードディスクはATAが入手し易いため)
4.ハードディスク10G以上(うち2G程度の領域にMacOS9.1が入っていること)
5.DVDドライブ(MacOS10.4はDVDで供給されている)
6.MacOS10.4インストールDVD



















 

 9600アップグレードに使用した主な部品。(すべて知人からの頂き物)
 ハードディスクとDVD−ROMはDOS/V用のIDE(ATA)仕様を採用
 

手順1:ハードウェアの接続
 必要パーツをすべて組み込み、うちDVDドライブをインストールが終わるまでの間仮
接続する。(ド ライブベイにはSCSI CD-ROMドライブが接続されているのが条件のため)


























 

 今回ATA66カードに仮接続したDVDドライブはBUFFALO製DVD-ROM12FB。
 

 まずはMacOS9.1起動ディスクによりパーテーションを10Gの場合2:8で区切って、
 2Gの方にMacOS9.1をインストールしてハードディスクから起動。
 DVDドライブにMacOS10.4インストールDVDを挿入
 Xpostfacto4.0をダウンロードして準備完了。
 




















 
 解凍したXpostFcto4フォルダ内の実行ファイルをダブルクリックする   ↑
 ユーザー登録を促す文面であり、登録すると25ドルかかると書いてある。↓













 
                         ↑
      登録しない場合は、"Not Yet"(まだ登録しません)をクリック
 



























 
  万一、対応しない環境下にあると








 








 

"!"マークがでる。この場合はインストールを中止してもう一度CPU等が対応しているか
チェックする。
 
  "Install from CD/"をクリックすると次の画面が、
 

































 








 








 
 "Install"をクリックすると 再起動がかかる。























 
  例のOSX起動画面















 
 次に英語で書いた文章がズラズラ出てくる。


















 
 "続ける"をクリック。
 
 



















 
 "続ける"をクリック。



















 

 予め、10GBを2:8に区切った8の方(OSX)を選択クリックして"続ける"をクリック。










 
  ディスクに(傷などによる)エラーがないか確認している。
  ここはスキップしても良い。
















 
  これからが長い。残り時間28分と書いてあるが、実際は約1時間かかる。



















 
  やっと終わった・・・。このまま待っても良いが、"再起動"をクリック。



















 
  起動と同時にまたも英文ズラズラ・・・。



















 
  空色の画面になった。
 うっ、うわっ



















 

すんご〜い
 オープニングのバックミュージックまで流れ出す。
 
  あとは自分の情報をインプットして使用できる状態に・・・
























 
注)MacOSXの環境ではUPGカード(インターウェアCPU)の2次キャッシュが働いていないようなのでSonnetのドライバをインストールすると認識できるようである。
 メルコのUPGカード(HG3/466)にSonnetのドライバをインストールするとOSXが起動できなくなる。(このカードのOS10.2以降のドライバは無いようである)

ここで、デュアルブートの使い方。
1.MacOS9.1でブートする場合
  Optionキーを押したまま起動ボタンを押す。(Optionキーは画面が出るまで押し続ける)
  次の起動でもMacOS9.1で起動するようになる。
 
2.MacOSXでブートする場合








 
MacOS9.1起動中に次の作業を行う。
予め XpostFcto4実行ファイルをディスクトップ上に
移しておき、これを実行させると、SelectVolumeのメニューが出て既に起動できるMacOSXのボリュームが選択されているのでこのまま"RestartNow "をクリック。
更に、ConfirmRestartのメニューが出てくるので、ここで"Restart"をクリック。
これでOSXで再起動する
次の起動でもMacOSXで起動するようになる。
 
 
考 察
 今回の実験により10年ほど前に発売されたPowerMacintosh 604機でもOSX Tiger が使えることが判った。
 しかしながらバスクロックが50MHzの壁があるので現在のG4やG5マシンような800〜1GHzの体感速度と比べると相当の差が出てくる。
 従って、UPGカードによりG4化したとしても満足な性能は得られないためメインはOS9.1で使用して、OSXしか対応が出来ないアプリがある場合など一時的に切り替えて使うのが実用的だと思う。
 
 
最 後 に
 ここに記したホームページを見て試されるのは自由であるが、あくまで自己責任で。



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