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1901年以降シーズン4割を達成した打者は現在13名。 ベーブ・ルースがシーズン54本塁打を放ち、パワヒッター時代幕開けとなった1920年以前の記録は、ヒットを打つことこそ好打者の証とされていた時代だったのでそれなりに誉めておくとしまして…。 1920年以降は6名がシーズン4割を達成しました。(1920年はルースが54本も打ったため、シスラーの.4073、257安打が霞んじゃいましたねぇ…) そして1941年、打撃の神様ことテッド・ウィリアムズが.406を残して以来60年以上も4割を達成する者は現れていません。 1941年以降4割に迫った選手(シーズン.370以上)は11名。 最も4割りに迫った打者は1994年、トニー・グウィンの.394ですが、この年オーナー側と選手会側の労使交渉の対立により、選手会側がストライキを行使し、8月11日限りでシーズンが打ち切られてしまい、4割の挑戦はシーズン半ばで諦めるしかなくなってしまいました。残念!! その為、4割を超えたのは30試合目の.4083(120-49)が最後だったので、一番4割を保った選手としては1980年のジョージ・ブレットです。 9月4日、99試合目で.4010(384-154)を記録し、最終的には.3898。 後、5安打でした…。 しかし、いくら9月4日での記録とはいえ、162試合制なのに99試合目での記録が一番近づいたと言われるのはというのは自分的にはあまり納得がいきません。 では誰が一番近づいた選手なのか? ということで無理からトッド・ヘルトンにスポットを当てちゃいます。 トッド・ヘルトンは2000年に.372で首位打者に輝きましたが、その年の8月18日のマーリンズ戦、8回の裏に打席に立つと電光掲示板には.400と表示されました。 433打数173安打。 この時点で仮病を使ってでも試合を放棄していれば規定打数にも達しているので59年ぶりの.400打者でした。 ほとんどの選手がワールドシリーズ制覇を目標とし「個人記録よりもチームが勝つこと」と、よくコメントしますが、どんなにメディアに叩かれようと、野球が出来なくならない限り俺なら.400をとりますわ〜。 .400ですよ!(タラレバゆ〜なだとか、ロッキーズだからじゃないかだとか、言わないで下さいよ….3995じゃないかなんて言ったらシラケますわ…) だから、グウィンでもなくブレッドでもなくヘルトンなんですよ♪ まぁ余談はさておき、今後、4割を達成する打者は現れるのか? 今、一番4割に近い選手は誰なのか? 4割を打つ条件として当然ヒットをたくさん打つのが条件ですが、よく言われているのが四球を増やすということ。 四球を増やすと言うことはほとんどの選手が長距離ヒッターと言えるでしょう。 しかし、表を見てみると4割打者ではテッド・ウィリアムズとロジャース・ホーンスビー以外はどちらかというとシングルヒッターですし、.370以上の選手も長距離ヒッターの割合は少ないです。 確かに四球が多く.360以上を2度記録しているバリー・ボンズは4割に最も近い打者といえるかもしれません。 ボンズが引退しても3冠王に一番近い男アルバート・プホルスがボンズ級に成長し、四球の嵐でおのずと.400を記録しちゃうかもしれません。 でも、やはり安打製造機と呼ばれる者が高打率を残してこそシングルヒッターの価値が見出せると思います。 だってとにかくヒットをたくさん打てばいいんじゃないですか!! 今後、4割に最も近い男、それはボンズでもプホルスでもヘルトンでもありません。 日本が誇る世界の安打製造機、その名は、イチロー・スズキ〜 !って言っても否定できませんよね。 |
名前 | 年 | チーム | 打数-安打 | 打率 | |||
| ラス・バーンズ | 1876 | ホワイトストッキングス | 322-138 | .4286 | |||
| フレッド・ダンロップ | 1884 | St. Louis Maroons | 449-185 | .4120 | |||
| チップ・オニール | 1887 | ブラウンズ | 517-225 | .4352 | |||
| ピート・ブラウニング | 1887 | Louisville Colonels | 547-220 | .4022 | |||
| ヒュー・ダフィー | 1894 | ブレーブス | 539-236 | .4397 | |||
| タック・ターナー | 1894 | フィリーズ | 339-141 | .4159 | |||
| サム・トンプソン | 1894 | フィリーズ | 437-178 | .4073 | |||
| エド・デラハンティー | 1894 | フィリーズ | 489-199 | .4070 | |||
| ビリー・ハミルトン | 1894 | フィリーズ | 544-220 | .4044 | |||
| ジェシー・バーケット | 1895 | Cleveland Spiders | 550-225 | .4091 | |||
| エド・デラハンティー | 1895 | フィリーズ | 480-194 | .4042 | |||
| ジェシー・バーケット | 1896 | Cleveland Spiders | 586-240 | .4096 | |||
| ハギー・ジェニングス | 1896 | オリオールズ | 521-209 | .4012 | |||
| ウィリー・キーラー | 1897 | オリオールズ | 564-239 | .4238 | |||
| エド・デラハンティー | 1899 | フィリーズ | 581-238 | .4096 | |||
| ナップ・ラジョイ | 1901 | アスレチックス | 543-229 | .4265 | |||
| タイ・カッブ | 1911 | タイガース | 591-248 | .4196 | |||
| ジョー・ジャクソン | 1911 | ホワイトソックス | 571-233 | .4081 | |||
| タイ・カッブ | 1912 | タイガース | 553-227 | .4087 | |||
| ジョージ・シスラー | 1920 | ブラウンズ | 631-257 | 4073 | |||
| ジョージ・シスラー | 1922 | ブラウンズ | 586-246 | .4198 | |||
| ロジャース・ホーンスビー | 1922 | カージナルス | 623-250 | .4013 | |||
| タイ・カッブ | 1922 | タイガース | 526-211 | .4011 | |||
| ハリー・ハイルマン | 1923 | タイガース | 524-211 | .4027 | |||
| ロジャース・ホーンスビー | 1924 | カージナルス | 536-227 | .4235 | |||
| ロジャース・ホーンスビー | 1925 | カージナルス | 504-203 | .4028 | |||
| ビル・テリー | 1930 | ジャイアンツ | 633-254 | .4013 | |||
| テッド・ウィリアムス | 1941 | レッドソックス | 456-185 | .4057 |
◆テッド・ウィリアムズが.406を残した1941年以降、4割に近づいた打者達◆
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名前 | 年 | チーム | 打数-安打 | 打率 | |||
| トニー・グウィン | 1994 | パドレス | 419-165 | .3938 | |||
| ジョージ・ブレット | 1980 | ロイヤルズ | 449-175 | .3898 | |||
| テッド・ウィリアムズ | 1957 | レッドソックス | 420-163 | .3881 | |||
| ロッド・カルー | 1977 | ツインズ | 616-239 | .3880 | |||
| ラリー・ウォーカー | 1999 | ロッキーズ | 438-166 | .3790 | |||
| スタン・ミュージアル | 1948 | カージナルス | 611-230 | .3764 | |||
| トッド・ヘルトン | 2000 | ロッキーズ | 580-216 | .37241 | |||
| ノマー・ガルシアパーラ | 2000 | レッドソックス | 529-197 | .37240 | |||
| イチロー | 2004 | マリナーズ | 704-262 | .3721 | |||
| トニー・グウィン | 1997 | パドレス | 592-220 | .3716 | |||
| アンドレス・ガララーガ | 1993 | ロッキーズ | 470-174 | .3702 | |||
| トニー・グウィン | 1987 | パドレス | 589-218 | .3701 | |||
| バリー・ボンズ | 2002 | ジャイアンツ | 403-149 | .3697 |