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▲RHEOSTATIK電車。
KL3系電車と分類しても良い気もするが、身元証明作業があまりにも煩雑になる。もう面倒くさいのでここは「抵抗制御式電車」と一括に取り扱うことにする。
全車両がエアコン不搭載がないのでEkonomi列車として活躍中だ。だから、インドネシア名物電車の屋根乗り乗客が見れるのはすべてRHEOSTATIK電車と考えて問題ない。危ないねえ。感電しちゃうよ。流石に筆者も電車の屋根に乗車した経験はない!
RHEOSTATIK電車の起源は、日本がインドネシアに対して行ったODA=都市交通整備そのものだ。「KRLジャボタベック」と呼ばれる都市交通誕生以前は、インドネシアに本格的な電気鉄道がなかった(さすがに博物館からすでに消滅していたジャカルタ・トラムの車両を引っ張り出すわけにもいかない)。
線路だけ施設しても国内から電気鉄道車両を持ち込むなんてことはできなかった。だから、最初の電車もすべて日本から輸入することなった。そう言えば、軌間はJR在来線とまったく同じ規格だね。偶然ということにしておこう。
その時の最初の輸入車が初代RHEOSTATIK電車だった。初代車両の後も同系電車の輸入が続いた。鋼製車体に始まったが最後はステンレス製車体へと進化した。
同系は日本製以外にも韓国製やヨーロッパ製が存在する。しかし、基本は技術供与のためにインドネシアでノックダウン生産されている。
おかげで、インドネシア国内の車輌製造企業「PT INKA」が経験を積み重ねて自信を持つようになる。そうすると同社は「自国市場の保護と産業の育成」と理由に自社製車両KRL-I電車の優先納入を要求し始める。
政治も動いた結果、KRLジャボタベックは自国製の電車の納入することに・・・しかし結果はまだ未成熟な製造技術が祟って車両トラブルが続いてちょっと辛い目に。自国製車両優先購入計画が非公式に頓挫した。そのままでは車両不足が懸念された。
しかし、政治的にお断りしてしまったために、RHEOSTATIK電車はステンレス製車両の納入を最後に製造中止されていた。一方、安価な韓国製車両という選択がありながらも・・・過去に起こった同国製車両の質に関する諸問題によって、その時もKRLジャボタベックに「韓流」とやらは訪れなかった。
トドメに・・・PT INKA保護政策はまだ生きているので、間もなく海外からの車両の輸入が難しくなる。そんな事情で・・・2011年現在、KRLジャボタベックは日本から中古車両を輸入しまくっている。安価でアジア他国製車両よりも扱い易い電車を、政治的なタイムリミットの寸前まで増車する予定なのだ。
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▲RHEOSTATIK電車名物の屋根乗車。

▲後期形(前)と前期形(後)の協調運転。

▲日本の地下鉄車両かと見間違えるステンレス車両。

▲Seri7000電車(左)と後期形(SUS製RHEOSTATIK電車、右)。
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