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ネパール>旅客列車

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▲インドを目指して走る旅客列車

 

ネパール鉄道の基幹駅ジャナクプールダム駅からインド国内のジャイナガール駅を目指して走るネパール唯一の旅客列車。実は国際列車で、終着駅のジャイナガールは国境の向こうなので、インド人、ネパール人、ブータン人、バングラデシ人以外の国籍保持者にはやっかいだったりする。

現状では2本の列車で1日3往復ほど運行されている。しかし、機材しだいですぐに1往復半に落ちるものと思われる。困ったことに牽引車に予備がまったくないからだ。

牽引車となとなるデーゼル機関車はすべて隣国インドから供与された中古。そして半数以上の車両が共食い整備の結果、骸骨のような抜け殻になって各所に放置されているありさまだ。

ここを訪れた2005年にはネパール語が分からなかったので理解困難に思えた(やる気も皆無だった)。しかし、今では現場の微妙な雰囲気が痛いほど分かる。もし、運行に不可欠な消耗品が必要なら自腹で買うしかないのだ。自治体などから予算が回ってくる可能性は皆無だし、もし回ってきても偉い人の懐に流れるので運行状況の改善の余地はない。

客室を見ると、特に二等車の混雑率は120パーセントとかなりの収益率を上げているように見えるが、鉄道組織の経理部の懐はスカンピン状態が常態。

ぜひ、乗って上げてください。2等でなくて1等車で。と言っても、この周辺の治安が2005年頃と比較してすさまじく悪化してるのでお薦めして良い物かどうか悩む。

時々、日本からの鉄道ツアーが訪れているようだけれど、引率者がいても十分に気を付けて。いかんせん、普通のネパール人がインドとの国境部のタライ平原南東部(特にビハール州付近)を恐れている。

もっとも、これも言葉が分かる様になって知っているから恐いだけで、何も知らなければ陽気に一人歩きできのかも知れないけれど(無責任でごめんなさい)。








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