久々に、
バカを見た!
といっても、自分が泣き寝入りしたということではない。ホントにバカな人間を見たということだ。
先月末から国会が始まった。その審議中継をネットで見ていたら、2月4日の衆議院予算委員会、永田寿康(民主党)議員が南野知恵子法務大臣に質問した際の答弁、そしてそれに対する予算委員会、甘利明委員長の発言、この二つはホントにバカらしい!バカしかできない答弁だ!
ま ず、永田氏は、検察庁における不正予算流用問題についての大阪地裁における判決で予算の使途について調査する必要があると出たが、これについて法務省が調 査を行うつもりか?という質問をしたのに対し、南野法務大臣曰く、予算は適切に執行されたと信じているため再調査するつもりはない。そこで永田氏 がそう信じるに足るだけの理由はどこにあるのか?と聞いたことに対し、南野法務大臣は再度、予算は適切に執行されたと信じているため再調査するつもりはな いと同じことを言った。それでは質問に答えていないと永田氏が理由を述べるように再度質問すると、法務大臣は私はそう信じていると答えた。永田氏は信じているからと いう理由だけでは客観的な証拠にはならないため納得できないと詰め寄ったが、法務大臣はそれ以上答えず、議場は混乱。これに対し、甘利予算委員長が議事整 理のために言ったことは、法務大臣は既に質問に答えた。信用しているから信じているのであり、信じている以上それを証明する手段はないと言った。アホ だ・・・・・。
この南野法務大臣との議論を永田氏が論理的に説明した。法廷で被告が「私は自分は無実だと信じる。だから私は無実だ。」と言っているのが法務大臣の論理。
この論理を更に展開すると、その被告の発言を聞いて「被告が自分自身が無実と信じているのだから仕方がない。その信じていることを証明することはできないので私も被告が無実であると納得する。」と裁判官が言ってしまうのが予算委員長の論理といえるだろう。
確かに、論理的に考えれば永田氏の説明は正しく、この議論において法務大臣も予算委員長も全くもって非論理的なことを述べている。こんなバカが二人も日本の最高立法機関である国会にいるとは情けない・・・・・。
で も、よく考えると「非戦闘地域とはなにか?」との質問に対する小泉純一郎首相の「自衛隊がいるところが非戦闘地域である」(A)という理論もこれらと同 列のレベルの話だ。「自衛隊を派遣する場所は非戦闘地域でなければならない」(B)というのと、前述の首相の説明は意味が異なる。小泉理論でいくと、「A だからB」、つまり、「自衛隊がいるところが非戦闘地域である」ので「自衛隊を派遣する場所は非戦闘地域でなければならない」ということにな る。?????何それ?本末転倒だ。
「BだからA」、つまり、「自衛隊を派遣する場所は非戦闘地域でなければならない」ので「自衛隊がいるところが非戦闘地域である」ならばまだ理解できる。しかしその逆は意味を成さない。普通の論理的思考を持った人なら子供でも分かることだ。
もっ と簡単に言うと、「自衛隊のいるところは非戦闘地域」と「非戦闘地域は自衛隊のいるところ」、この違いである。前者は「自衛隊のいるところ」を定義し たものであり、後者は「非戦闘地域」を定義したものとなる。前者の「自衛隊のいるところは非戦闘地域」と、小泉首相の言った「自衛隊がいるところが非戦闘 地域である」とは意味が異なる。「は」と「が」の違いが大きく異なる。「は」が「が」に変わると、「自衛隊のいるところ」の定義が「非戦闘地域」の定義に 一変してしまうのだ。つまり、小泉首相が言ったことは「自衛隊がいるところであればどこでも非戦闘地域と定義する」という意味であり、本来の非戦闘地域の 定義とからかけ離れてしまうのだ。「非戦闘地域であればどこへでも自衛隊はいることができる」が、だからといって「自衛隊がいるところであればどこでも非 戦闘地域と呼べる」訳ではない。
ホント、自民党には論理的思考というものがないのだろうか?まあ、だからあれだけ非論理的な政治をできるのであろう。もっと論理的に政治を行ってもらいたいものだ・・・・・。

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