登山・温泉・林道攻め三昧・2
2・オフロードバイクで行く温泉と林道編
目次に戻る  2-6 ・神の湯温泉
2-1 ・プロローグ  2-7 ・3日目、日本一高所の民家?蓼科仙境都市 
2-2 ・ツーリングの概要  2-8 ・本当に車道?大石川林道 
2-3 ・1日目、長野県下諏訪「毒沢温泉」へ  2-9・鎮魂の山、御巣鷹山 
2-4 ・2日目、南アルプス周遊と神の湯温泉  2-10・大弛峠と林道川上牧丘線 
2-5 ・伝統的建造物群保存地区「赤沢」  2-11 ・最終日、日本3大奇橋「猿橋」 
  2-12 ・国定公園明治の森高尾山 
2-1・プロローグ

 1年と少し前、体の調子が悪くなる少し前にバイクを買い換えた。オンロードバイクのHONDA VFR400Rから、スズキから販売されている
DJBEL200(ジェベル200)にです。久々のオフロードバイクを買ったので今までは川の土手とかに行ってトライアルの真似事をしていたが体調
の悪化とともに、ついに今日まで長距離ツーリングに行くことは無かった。だが社会復帰を近々に考えている今、またまたリハビリの旅を今度
はこのジェベルで行こうと企画した訳です。

2-2・ツーリングの概要
延べ走行及び歩行距離 5日間で約915km
     日目  走行ルートは黒線での1にある「毒沢温泉沢の湯」に宿泊。宿泊地までただ走っただけ。
     日目  走行ルートは赤線の2にある「神の湯温泉ホテル神の湯」に宿泊。南アルプス周遊する。
     日目  走行ルートは緑線の3にある「八千穂村ロッヂ 八ヶ嶺」に宿泊。蓼科仙境都市を見てから 大石川林道走破に挑戦。
     日目  走行ルートは茶線の4にある「石和温泉みなもと旅館」に宿 泊。全日空機が墜落し504名 がそこで息絶えた御巣鷹の尾根に慰霊登山し川上牧丘林道走破に挑戦。
     日目  走行ルートは紫線で、日本3大奇橋「猿橋」見学、明治の森高尾山を登山し千葉に帰宅。

 


東京長野間の地図

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2-3・1日目、長野県下諏訪「毒沢温泉」へ



 毒の沢の温泉!?何ともブキミな名前の温泉だ。しかし毒もまた薬なり。何とも利きそうな名前ではないか。


 そもそも温泉とは何ぞや?これにキチンと答えられる人は多くはないでしょう。温泉とは源泉の温度が25℃以上か、もしくは特定成分を一定
以上含んでいる水です。源泉が冷たくても「冷鉱泉」と言う立派な温泉が沢山ある。


 私がここを宿に選んだのも理由も正にその特殊な泉質にあります。毒沢鉱泉は源泉温度がなんと、2℃しかないのです。水道水なら凍る寸
前の温度。井戸や湧き水でもここまで温度が低いものを、小生は他の場所では知らない。成分も正に特殊。科学の実験が出来る位、各種成
分に富んでいる。詳しくは下のリンクを見られたし。


 初日はここへの移動のみであった。

 (その後知ったのですが毒沢温泉の泉温は、S61.09分析は20.1℃、H10.01分析は2.0℃と記載されています。ずいぶんな開きがありますけど、夏期と厳冬期の違いだと
思われるとのこと。浅層の自然湧出泉なので、気温の変化が直接に泉温に反映したものみたいです。)



毒沢鉱泉 沢の湯

沢の湯の場所

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2?4・2日目、南アルプス周遊と神の湯温泉
南アルプスの地図(クリックで拡大)  いよいよ悪路求めて沢の湯から南アルプス林道を目指す。
 沢の湯を出発し茅野市から国道152号をひたすら南下、高 遠町を経て美和のダム湖を通り過ぎたところで東に進路を取 る。するとしばらくして一般車通行止めの文字とともに大きな ゲートが見える。下の地図(クリックで拡大します)上に青の○ が3箇所あるが3つともゲートで、ここは↓の地図上で3つの うち一番北(上)にある。ここには開け閉め係りの方が居たの で、何とか通行できないか可能性を探る為しばらくお喋りす る。が可能性が皆無なのを悟り退却。しかし南アルプス北岳 を目前で見てみたい目的で来ているのだ。そう簡単に諦める 訳には行かない。という訳で長野側からのアプローチは諦め 山梨側から向かうべく最短距離を取る。


 本来ピンク色の点線で示したルートを取りたかったのだが、 入笠山へと砂利道の林道を進み、国道20号へ。韮崎市から 国道52号を南下して今日の目的の一つである赤沢に着いた のは、もう15時を過ぎた頃だった。 


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2?5・伝統的建造物群保存地区「赤沢」
 
伝統的建造物群保存地区「赤沢」



 早川町赤沢。大変失礼ながら多くの人間が押しかける有名観光地とは言えない山村である。よってこの辺に来るとコンビ二など見かけること
も出来ない。何十戸もあるのに人の気配もしない。泣きたくなるような静寂が周りを包む。しかしながら東京生まれの自分にも何故か懐かしい
風景が広がっていた。伝統的建築物保存地区だけあって築100年以上の古い家が何軒もあるよに見えました。

(しかしながら、この赤沢はかつて日蓮宗の霊山である七面山とに参拝する客の宿場として栄え、その全盛期であった明治時代には最も客の
多い夏の時期には旅館だけでは客を泊めきれず、旅館の蔵や周囲の民家にも宿泊したという記録もあるそうな。・・・引用: フリー百科事典『ウ
ィキペディア(Wikipedia)』より。)

 


  [国指定天然記念物・新倉の糸魚川?静岡構造線]


 赤沢を出て奈良田温泉に向かう。途中の新倉に「新倉の糸魚川?静岡構造線」と看板がある。糸魚川?静岡構造線・・・別名「フォッサマグ
ナ」。簡単に言えば関西淡路大震災で良く解説されていた「断層」の事です。しかしその規模は比較にならない程、遥かに大きい。なにせ本州
島はこの断層を境に今でも南北にずれていて、遥か将来は二つの島ににちぎれてしまう聞いた事があります。

 「おお!是非見よう」と駐車場に入り探してみるが良く分からない。本当に駐車場以外に何も見当たらない様な感じです。ともかく入口を探す





新倉の糸魚川?静岡構造線入口     新倉の糸魚川?静岡構造線



 (左)ようやく探した入り口。車止めがあったが、バイクの通れる幅があったので、そのまま侵入。しばらく進むと(右)石碑と(下)解説文があっ
た。





新倉の糸魚川?静岡構造線解説



 (下)説明文の所から反対側を見ると巨大滑り台の様な物が見えた。電柱と比較すると大きさが分かるでしょう。どうやらここを水が流れ落ち
る様です。発電所の施設。


   
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発電所の施設

(左下)これがどうやら構造線みたい。学者でないのでそのありがたみ良く分かりません。そして我が愛車ジェベル200

構造線 釣り橋

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(右上)この周辺はつり橋が幾つか架かっていた。

 釣り橋入口   卒塔婆

(左)つり橋入口(右)入口右にはお地蔵さん、左には卒塔婆(お墓によくある白木の長い板ね)とお供え物があった。何か事故があったのだろ
うか?

釣り橋から撮影



 (上)橋を渡る。人、一人が通れる幅しかない。四国祖谷のかずら橋とか色んなつり橋に行ったが、老朽化、揺れ具合、そして事故の痕跡・・・
私の中の怖い橋ベスト3に入るかな。しかも無名で回りに人が居ない。さすがの私も足がすくんだ・・・慎重に渡る。


 橋を後にして奈良田温泉(下左)に17時頃到着。ところがここから北上しようにも18時まで時間毎の通行規制をやっていて通れない。仕方
ないので一時間奈良田温泉を散策。ここは機会あれば泊まりたい温泉です。効能は糖尿病、肝臓障害、腰痛、減量効果との事。


 一人で北岳登山してきた人と、しばし歓談したりしてたら18時になった。外はもう夕暮れ、更に雨雲がどんどん近づいてくる。ホテル予約して
いなければここに泊まりたいが・・・とにかく日本第二位の高山の北岳の麓めざして急いで出発する。





 トンネル



 雨が降り出した。道も荒れてきた。舗装が無くなり砂利道になる。(右上)は分かりにくいが照明の無いトンネルである。しかも至る所冠水して
いる。こんなトンネルが幾つかあった。まさに秘境にふさわしくなって来た。道幅も車一台分しかない。雨はどんどん強くなるのに小生の前に登
山者の車だろう、4WD車が4台走っていた。先頭が遅いのか時速20キロ位で走っている。道を譲ってくれる気がまったく無いのでしかたなく、
未舗装で悪路の幅が狭い道、しかも雨の道で小生4台の追い越しを敢行する。夕闇は近い、急いでいるのだ!しかし遅すぎ、この四駆。何で
四駆車が悪路でバイクに抜かれる位遅いのよ?^^;





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 広河原に到着。時刻は19時近い。山の日暮れは早いのだが、まだなんとか暗闇に覆われていないで済んでいた。登山シーズンだというのに
広場には車ばかりあって人がほとんど居ない。時間遅いからか?それと[行方不明者の情報下さい]という内容の張り紙があった・・・遭難者が
多いのでしょうか?。


 で、地図に書いてある北岳の近くの青い○が、南アルプス林道の山梨側ゲートの広河原なんですが、長野県へ北上するピンクの点線部分は
一般車閉鎖部分で行けない。そして事前に聞いていた情報では、地図に書いてある一番下の青い○にあるゲートまでもが今は閉鎖との事。こ
こで引き返すしかないない訳。そうすると今日の宿まで大回りなのだ。なので、突◎出来る様であるならば◎破するつもりで(良い子は真似しな
い様に)ゲートまで行ってみる。「おお!ゲート開いてるやんけー。」(何故か関西弁)・・・[通行止め]の看板がいささか気にはなったが、ゲート
を通過して先に進む。


 この辺は私思うにこの辺は日本で一番深いV字谷では無いでしょうか?なにせ道路から2キロしか離れていない所に3000M級の山がそび
え、しかも回りも3000M級が囲んでいる。道路と山頂の高低差は1300Mくらい。谷底までなら1500M以上の高低差でしょう。V字谷で有名
なのは黒部川ですが、それ以上だと思いましたね。しかし夕暮れ時でしかも雨でカメラも使えず、おまけに霧まで出て来た。晴れた日に、このV
字谷見てみたい。





V字谷イメージ

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 雨は小粒になってきたが代わりに雷が鳴って来た。海と山での雷は怖いです。登山者やゴルファーやサーファーに落ちる話は良く聞きます。
あまりに酷くなるようなら走行を諦め雷が終わるまで避難かな、しかし幸いな事に落雷地点はまだ遠いので先を急ぐ。


 ゲートから30分位走っただろうか、夜叉神峠を通過してしばらくするとゲートが見えてきた。地図に書いてある一番下の青い○がそれに当た
ります。


 ゲートは今度も閉じられていて、ここまで来て、む無念!と思っていたら小屋からゲート管理人が出てくる。内心「怒られるかな?」と思ってい
た。





 管理人 お疲れ様です。通行書ありますか?


 厩戸   いや、広河原のゲート開いていましたので通ってきました。


 管理人 そうでしたか、分かりました。今回は特別に通しますので・・・本来はまだ許可


       無い車は通行止めなんですよ。


 厩戸  スミマセンね。ありがとうございます。





 と通してもらえた。ホッとした。ゲートを通過すると夜道に不気味に光る獣の目が!・・・狐か?狸か?なんとネコ。まだここは山深い。飼い猫
にしても麓の人家までまだ3キロはあるし、野良なら野生化したのか?ネコの行動範囲から考えると不思議です。





ゲート

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