Vague

 

 

 

Merry-go-round

pops,jazz

知り合いのピアニストがCDデビューというので、買って聴くことにした。これ、お世辞をいうつもりはないのだが、好きです。録音の状態も良くなく、どっかのジャズクラブでのライブ音源ぽく聴こえたりするのも好きだ。しかし、唯一気になるのがVo.の人の発音だ。これが、売れると「唯一無二のヴォーカルスタイル」と言われるのだろう。

 

VAN HALEN

1984

rock

ギターキッズの憧れ、VAN HALENの大出世作。M-2JUMPはあまりにも有名な曲。このアルバムでは、シンセを導入し、よりポップに、キャッチーになり、結果大ヒットにつながった。しかし、このアルバムはビルボードでは1位を獲得した事がない。マイケル・ジャクソンの「スリラー」が同時期に1位の座に君臨し続けていたため。実はエディ、「スリラー」の中の代表曲Beat Itでギターソロを披露している。ディストーションの効いた音にライトハンド奏法で、彼の持ち味を存分に発揮している。しかしこれが、自身のアルバムのNo.1を阻止する事になるとは本人も思っていなかっただろう。JUMPだけでなく、M-2 PANAMAやM-6 HOT FOR TEACHERなど有名曲も多く、全編でデイヴ・リー・ロスのキレたヴォーカルが堪能できる。この後、2代目vo.サミー・ヘイガーの加入によりさらなる成長を遂げるようになる。第1期VAN HALENの集大成的なアルバムである。

 

Various Artist

SAKURA MOTAOWN REVUE

soul

モータウンの映画というか、偉大なるベーシスト、ジェームスジェマーソンの映画の公開に合わせにわかに再沸のモータウンレーベル。SAKURAって事で、日本人アーティストの至極のカバーを集めた企画盤。しかも、この為に新たに録音した曲もある。Gt鈴木茂、Baの小原礼、Per浜口茂外也、Dr沼沢尚など、超豪華。それ以外にも、吉田美奈子、南佳孝のShow Boat組の他にも、Fried Pride、Skoop On Somebody、ゴスペラーズといった実力派や、Full Of Harmony、TSUYOSHIなどの注目の大型新人と多種多彩。やはり、このアルバムの為に録音したM-1〜3のオリジナルに迫るグルーヴは必聴。原曲を聴き比べるのもまたオツな楽しみ方かもしれない。

 

Wes Montgomery

 

 

carifornia dreaming

jazz

jazzギタリストの大御所。タイトル曲は、ママス&パパスの65年の大ヒット曲をカバーしたもの。必殺技のオクターブ奏法が堪能できます。良くギターとかわからんのだけど、明らかにテク派ではなく、味で押すタイプですね。本当は、M-4「More,More Amor」を聴きたくて買いました。矢野顕子のアルバム「Super Folk Song」にカバーが収録されてて、それがとても良い曲で、原曲をずっと探していたのです。でも、新品で買うのはシャクだし、と中古屋を見つけては探し、新宿のユニオンで見付け購入。ジャケがまず良いです。

 

山下達郎

SONORITE

pops

ついについに7年間の沈黙を破り新作の登場です。シングル曲が多く批判的な評判も少なくはなかったので、どうなのかなと正直思ってました。んで、聴いた感じ、新しい事ふんだんに取り入れています。ケツメイシのRYOをフーチャリングしたM-2や、ポール・アンカを思わせるイントロのM-4、jazzyなバカラック風アレンジのM-10、ラストが「星に願いを」がそのまんまディズニー風にファンタジックに仕上げてるなんて、今までの達郎にはなかった所ですねえ。もちろん、達郎節も健在、M-1のイントロはRCA時代の彼を見ているようです。あのカッティングを聴いた時はゾクっとしました。Moonにうつってからのイケイケ曲の系統を代表するようなM-6など、初期の方にも最近のファンの方両方に満足できる作品なんではないかな。これだけ待たせといて「アレ?」って作品だったら怒るけどね。 嬉しかったのはREMIXとは言え、2000トンの雨で上原裕(元シュガーベイブ)&田中章弘(元ハックルバック)のリズム隊が聴ける事、それに教授も参加ですから。本当に凄いなあ。そして残念だったのは、プログラミングが多く、青山純&伊藤広規の曲が少なかった事。あそれと、M-4の「忘れないで」のtbに向井滋春、中路英明、佐藤春樹、堂本雅樹って、そんなギャラ使ってどうするの?って思いました。どうせだったら村田陽一も呼んだら意味なく面白かったのに。

なんつーか、今回アルバム全体のコンゼプトっぽいものがなく、完成作品をパッケージしたって観点から「アルチザン」みたいな印象です。歴史的名盤とはならないかもだけど、何度も、聴ける耳にスッと入ってくる音楽が詰まっています。シングル曲群ってのが他の曲と比較しても突出してない、それだけ1曲1曲のクオリティが高いんだと思う。

 

柳田久美子

大きな愛

pops

伊賀航というベーシストが僕は好きでして、benzo解散後彼の活動が見えてこなかったので、いつぞやにネットサーフィンをして調べていたらこのアーティストに辿りつきました。新人らしいのですが、バックをつとめるメンバーを見ても彼女への期待の高さがうかがえ、アルバムがでるのを待ち望んでいました。高野駿プロデュースに、Gt.小暮晋也(ヒックスビィル)、Ba.伊賀航、Dr.豊夢(100s)。M-1の「スパンコール」は若さが全面にでた名曲。M-2のようなアレンジは高野駿の十八番なんでしょうね。彼女のアルバムが出る時に、私はこのグルーヴを期待していたんだろうな。聴いた時に「コレだよ、コレ!」って思いました。今後の活動が非常に楽しみなアーティストです。まだまだ若いしね。

 

YOUNG-HOLT unlimited

THE BEST OF YOUNG-HOLT unlimited

soul

M-1の"Soulful Strut"を聴く為に買った。この曲は、日本を代表するドラマー5人を主役にしたライブ"Grove Dynasty"でラストに演奏された曲で、「いい曲だなあ」と思いずっと探していた曲。題名しか情報がなかった為に、この曲をレコードショップで見つけた時はかなりうれしかった。もうこれを逃したら一生出会えないかもしれないと、即買いした。家に帰って、CDを再生、イントロの「じゃ〜んじゃ〜んじゃ〜ん、ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ」でワクワク、ホーンセクションの「パラパパラ、パラッパ〜、パラパパラ」で興奮冷めやらずです。最高にカッコいい、名曲中の名曲です。

 

ザリバ

或る日

pops

鈴木顕子(現:矢野顕子)の在籍するグループ、ザリバの最初で最後のレコードである。また、これが矢野顕子のデビューとなった作品でもある。その歌声はまだ、矢野節とも言える独特な歌い回しはなく、それと言われないと彼女だとは思えない。作曲:筒美京平、と、当時まだ旦那様ではなかった編曲:矢野誠という盤石の布陣である。音も、ジャケットの雰囲気もペドロ&カプリシャスを意識したのか、ペドロが意識したのかは定かではないが、似ている。彼女の音楽性よりも、矢野誠や、プロデューサーの杉田あつひろの色彩が強くでているのではないだろうか。