| GORE GORE MOVIE THEATER+++file no.178+++ |
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『インパルス!暴走する脳』
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| 「IMPULSE」/1984年/アメリカ/91分/監督:グラハム・ベイカー |
これまた地味なパッケージですねぇ。 |
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あらすじ |
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ってな訳で、前回に続きSFチックな作品のご紹介です。 アメリカの大都会で付き合う一組のカップル。バレリーナのジェニファーと外科医のスチュアートはラブラブ状態。 突然、ジェニファーが通うバレエ教室に、田舎の母親から電話がかかってくる。外出先にわざわざ電話がかかってくることに不安がよぎった電話口からは「このアバズレ、売女!」等の普段の母親からは想像できないビックリするほどの汚い罵声と銃声音。母親は自ら、娘に電話をしながら眉間に銃口と突きつけていたのであった。何事? 即死と思われた母親は、なんとか命は助かったが昏睡状態。ジェニファーは恋人のスチュアートと一緒に故郷へと向かう。 ジェニファーの実家は、牧場主。酪農で生計を立てていた。父と弟は、快くスチュアートを受け入れるも、何か様子が変なことにジェニファーは気づく。 母親を見舞いに行くも、昏睡状態で、何故自殺未遂を図ったのかの原因が分からない。何かが妙だ。でも何が。。。 ジェニファーにとっては久しぶりの故郷。古い友人に会い、行きつけのバーでビールをあおることにした。しかし、友人は何故か苛立ち始め、カウンターに座った男は「本当の痛みってのを知っているか?」と話かけながらジェニファーの目の前で自分の指の骨を折って見せる。明らかに異常だ。 ジェニファーの友人は、自分の息子を折檻して腕を骨折させる。その息子は、その場から逃げようとするジェニファーを車庫に閉じ込め火をつける。 友人の息子に殺されかけたジェニファーは、ようやく確信する。この町の人間は理性が抑えられなく、欲望のままに動くのだ、と。 しかし、気づいたのが少し遅かった。入院中の母親は医者によって殺されてしまう。 心の救いはスチュアートが一緒にいてくれることだ。 しかし、そのスチュアートまでもが狂ってしまう。ジェニファーの弟を殺害するのであった! よりどころの無いジェニファーは車で逃走。しかし街は大パニックで逃げ切れることは不可能。 少しだけ残った理性を支えに、恋人スチュアートは事の原因を突き止めるが。。。 なんと原因は山の中の立ち入り禁止地区の有害物質が、地震によって小川に流れんでおり、ジェニファーの牧場がその水源を使用していたのだ。この町で牛乳を飲んでいた人達は皆その有害物質によって狂ってしまったという訳。しかし、ジェニファーは牛乳嫌いなために、正気のままだったのだ。 これまた、スチュアートも気づくのが少し遅かった。政府はこの事態を隠蔽するかのごとく、飛行機を使い町全体に毒薬を散布し、皆殺しをするのであった。そして、町のすべての生命は根絶してしまうというバッドなエンディング。 |
| 感想 |
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いやぁ、渋い。
ビデオバブルに埋もれてしまった隠れた名作って、こういうモノのことを言うんですね。例えば「ソウルサバイバー」「ザ・サバイバー/ジャンボ墜落」とかですかね。 こういうビデオって、観る人に対して結末はあかせないから、パッケージの裏に全部書くことできないし、かといって表を飾れる適当なショッキングなシーンの画像がある訳でもないし、、、難しいもんですね。もっと世に出るべき名作なのに(って、俺が知らなかっただけ?) 子供を楽しそうにマシンガンでブッ殺す保安官や、酸素吸入器のチューブを押さえて患者を殺す医者などの一見地味ながらもアンモラルな恐さ。観終わった後の虚無感。練りこまれたストーリー。脱帽です。 この主役のネーちゃん「吸精鬼」「サイコ2」のヒロインですよね。キャットフェイスがなかなか可愛いです。 エロもグロもないけど、たまにはこーいうの見なきゃ。半年ぶりに感想を書きたくなるほど良い作品でした。 |
| 独断と偏見なオススメ度(5段階評価) |
| ★★★ |