わしの今年の野球シーン ベスト3!

2003 年 12 月

今年も残すところ、あとわずかとなりました。at wazka..四面楚歌で気の休まらない、恐怖の正月がもうすぐです。せめて息子よ、助けて・・え?なに?クリスマスプレゼントもろてない?ておまえ、何歳じゃ!あそこに毛が生えたらサンタなんか相手にしてくれへんのじゃ!あ、あ。。怒ったわ、こいつ。こいつまで敵か。。あぁもうわしの人生ダメっぽい。で。ムダに暮れていく03年を回顧して、今年のわしの野球シーン・ベスト3でも発表して、年末の挨拶に代えさせていただきます。ほいほい。

こんにちわ。シリア・ポールです。
総裁の03年、野球シーン・ベスト3!
カウントダウンでGO!GO!ひゅー ぅぅぅ

■第3位
 6/11 甲子園球場 「新人・菊池のホームラン」

いきなり二軍の話かえ。

いやー、しかし甲子園の二軍戦はよろしいですのよ。
6月。迫り来る「野球の季節」を潮風に感じながら、
のんびりネット裏で観戦する、阪神ニ軍対サーパス戦。

平日の昼さがり。

がらがらの甲子園球場って、
なんか時代が逆流してるようで、たまりまへん。
球場全体の息吹が、聞こえるような気がします。

ぴーぽーぴーぽー・・

で。
菊地君て、サーパスに今年入った新人ね。
ま、入ったのはサーパスではないんだけどな。

球場に入った途端、
売店でこいつがジュース買ってたんやわ。二軍やなぁ。
パシリなんやろな。先輩の分まで何本も買ってたわ。

菊地君の真っ黒な首筋を間近でみながら、
まだまだあどけない彼の横顔に
「がんばれよ」と心でつぶやいたわけよ。

その菊池がまぁ。9回表に代打で出てきて
かっきーん
とホームランを打ったからね。驚いたね。

さっきジュース買ってた奴がなぁ。。
と思うと、うれしかったね。なんだかな。
ええ初夏の思い出。

人が少ないほど重厚な、甲子園の情景と共にな。

菊池クンは仙台育英で01年春の選抜出場。
甲子園で2本もホームラン打って、準優勝してるねん。
甲子園球場が、菊池を覚えていてくれたんちゃう?。

ボーイズ・イン・サマーなエピソードやろー。
ぴーぽーぴー・・

その菊池。
結局今年は一軍出場なし。
サーパスですら.101の低打率。ホームランはこの1本だけ。
契約更改では2%アップの490万。

い、いっしょにがんばろう!菊池クン!


■第2位 
 8/6 GS神戸 「ブラウンの大暴投」

あのボールの軌跡を。

あり得ない高度で水平を保ったまま、
スタンドに突き刺さっていった、
あのボールの軌跡を。

わしは忘れる事はないだろうな。

ダイエー戦で見せた、
レフトのブラウン(オリッ)が
「レフト・ゴロ」を狙って一塁へ投げた、大遠投。

ファースト葛城が 「?」 というマヌケ顔で見上げる中、
スタンドもグラウンド上も全員が「は?」という顔をする中、
まさにフローズン・ロープのような軌跡を描いた「一閃」は、
「がつーん」というびっくりするような大音響とともに、
スタンドで炸裂したのだ。

そう。大暴投の大エラー。
まったく無用の大エラー。
ランナーはオートマティックに2進して、
結果的にここからオリッは勝ち越されてしまったわけや。

んが。

わしは、
総毛立つような興奮を覚えたわ。
(スタンドはみんな、うめいてたが。。)

これこそ、プロにしかできないエラー。
びっくらこいたあとは、なんか笑えるし。
レフト・ゴロを狙ったんやからね。

それがええがな。

目の覚めるよなホームランなら、いろいろ見た。
好返球ならイチローや田口のを、山ほど見た。
それらは野球というゲームの枠組みの中での、プレーだ。

んが。

人間のアームが。
これほど破天荒にアン・コントロールな球道を、
まるでホームランのような爽快感を生み出せるとわ!

呆気にとられる衝撃。

むしろ衝撃度という点では、ホームラン以上。
ブラウンは、守備でホームランを打った
ようなもんやで。

おんなじエラーでも、
「大事に行き過ぎてぽろり」とかと次元がちゃう。
見せるエラーやん。ぷろふぇっっしょなる やん。

わしはねぇ。こういうのが、好きなんよ。
こういうのを、見たいのよ。

あの暴投は、
「ブラウン博士のロケット」として、
わしの胸に永遠に刻み込まれるであろう。


ぱんぱかぱーん!
祝・横山ノック先生、復帰!

今年の第1位は!(黒柳徹子と久米宏のユニゾンで)
ぱたぱたぱた・・

■第1位
 8/10 GS神戸 「山崎 ぶひーんの大劇走!」

蠅ある第1位は、山崎。

こいつも、衰えたとはいえ「プロ」なー。
懐かしいプロ野球を発散させてるやん。
「職業野球」ちう、顔そてるやん。

思い出しても笑えてくる、あのシーン。
コラムの抜粋を読んでもらうしかないでしょう。



4回の山崎の同点2ランは、
右打者の打球が ぐいっ ぐいっ と加速してスタンドイン!
わしの「最も好きな弾道」を描いたな。

わし、久しぶりに大絶叫したわ。あーん・・恥ずかしい。
しかし山崎、これだけではないぶひん。
このあと
空前絶後のスペックタクッルショーが待っていたのだよ。

7回。
オーティズ、竜太郎の連続ホームランで気絶寸前のわしを、
さらに酸欠仮死(壊死)状態にした、続く山崎の大事件!!

思いっきり引っ張った「つもり」の山崎の打球は、
ライト前にふらふら。。

ぼて。

とセカンドの後ろに落ちた打球の処理を、
ライト・磯辺焼は 「だっるー 走ってるの、豚だし・・」
とゆっくり取りに行ったのは、 これは事実なのだ。

それを見て「ぶひん!」と来たのか、
山崎はまったく迷わず二塁へ ぶひーん!
スタンドのファン全員が「え?やめとけー」と絶叫する中、
セカンドにどたどたと駆け込む、山崎!

「どう考えてもアウトのタイミング」だったが、
磯辺焼はあわてすぎて なんと悪送球!
ボールはレフト方向に転々!

このとき2塁に倒れ込んだ山崎が
ぴょこ!
と器用に立ち上がった姿だけでも1週間は笑えたのに、
生き返ったように ぶひーん! と今度は3塁へ突進!

スタンド総立ち。

そして、牛のレフトは日本の野球を8割方ナメてるローズ。
転々と転がるボールを追いかける気は 0%な。
中村ノリが「わし? あ・足、痛いんやー」をアピールしながら、
のろのろとバックアップに走る!えええ?

すでにまったく足が上がっていない山崎はそれを見て、
またぞろスタンド全員が「やめとけー」と絶叫する中、
「ぶっひひーーーーん」と3塁を回ったあ!ちうか、

止まれないで惰性運行中!
(判断ババの馬場コーチは
 ここでも何の役にも立っていない)

老人の散歩と変わらぬスピードで、
ほとんど体がそっくり返ってうしろに倒れそうな山崎が
なんとかホームベースに「ぶひー」と尻餅をついた瞬間!

キャッチャーがはじいたボールが空中を ぽーん!

セーフてか!

わしはこの大スペクタクルの間中、
「ぎゃははははははははははははははは」と笑い続け、
なぜだか頭では、豚映画「ベーブ」を思い浮かべていたのだ。

BWベンチの スタンドの、揺れ動くような興奮!
これはもう、野球のプレイちうか、
ある意味アトラクション。花火の百倍おもろいし。

帰ってからビデオで見ても、
3塁を回ってからの山崎のまったく動いていない足、
すでに笑ってしまっている彼の顔に、再爆笑 もひとしお。

山崎の大劇走。
これは長いこと、忘れられんわ。



それでは皆さん
よいお年を。
ふぅ。
来年はどうなるんか なー。

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