オーティスの衝撃と恐怖・ライブ

2003 年 4 月

「敵の姿などどこにもない。侵略者の言葉にだまされないでもらいたい」(BW軍・イシゲ情報相)。。うぅぅ。そら敵の姿なんかどこにもないわ。おいてけぼりー。今年も出足でつまずくどころか、仰向けに倒れたオリックス。おなじ2部リーグのロッテおにいちゃんと遊んでもらうつもりが、「開幕ダッシュの賞金かかってて忙しいから、ごめんね」とあっさり掃討されちゃった先週末のレポート。。セの「ぴっかり大輔軍」だけが、2年続けて おともだち??


■もらっちゃったー SAR・・じゃなくて

うらら♪うらら♪な春の日差し の日曜日。
標準モデルの国民たちが「花見の義務」を果たす中、
またぞろ『GS神戸』に来てる非主流派市民グループ。

そんな「社会の異端・野球ファン」へのこの日のご褒美は、
「BWオリジナルキャップ(べーじゅ)」であったのだ。
先着3000名。。(この球場では、それは「もれなく」に等しい)。

でもね、わしはね、”ちと”頭が大きいんでね、
「どうせ わしには はいんないもーん」
とスネオだったわけ。

それに”ただ”で配るんだからね、
どうせ「団体旅行帽子」みたいな ちゃちい やつやで!と
思ってた。

ちっこすぎた谷フィギュア を恨んでるのか?まだ
もらいもん やのに。。

しかーし!

帽子は「ちゃんとしたベトナム製」だった上に、
ほとんどの人にとって、必要以上に でかかったようだ。
みんな「うしろや横がだぶっとしてる」ちうかっこ悪さの中、

わしは「容積率100%」・・みっしり。

「あつらえた」ようにぴったりでなぁ。
ふふふへほ

キャンプで使用されたオルタナ・ロゴもかっこよくて、
色もアースカラーで「タウン・ユースにもぴったり」
(ガイドブックのまま)。

それにしても、ええもんくれるよな。

7月にはユニフォームまでくれるんやで。
しまいには、千円!とかくれるんちゃう? ほんま
それでも   がらがらか? ・・・(すすり泣き)


■番号離れすぎ?

試合前のグラウンドには「アメリカの墓地」のように、
芝生の上に墓石(のよなマリーンズ選手)が点々・・
ロッテ・セメタリー!

「阪神とおんなじ石材店で作ったのか?」
と言いたいほどタイガース・ビジターと似ている、
ロッテのグレーの新ユニフォームがねー。

なんちうか、はっきりいって 縁起悪いねん。
外野にぽつんぽつんと選手が立ってると、
マジ墓石みたいでな。

ピンクまでユニフォームに使った球団やのに、
水墨画の世界にまっしぐらかえ?
極端やねぇ。

藤田もユニフォームにあわせてか、
格闘技系金髪やめてるやん。

それとね。2桁の背番号の「番号の間隔」、
離れすぎてへんか?
名前も付けてへんし。。なんか背中が ヘン。

何度もいうけど、名前なしは不親切やで。

外野にいる
6 5 (こういうかんじに見える)が、
誰か?なんて、

ロッテファンでも 半分はわからんやろ?


■オーティスって・・

これほどの選手とは思いませんでした。

日本でのたった数試合で、
これほどの壊滅的なダメージを自軍に与えるとは!

開幕戦初打席でホームラン、
わしも見た3戦目の2階席ホームラン。。
これがようできた悲劇のストーリの序章やったんやね。

いきなりの長打を印象付けられて、
使い続けた石毛の気持ちも分かる。

しっかし、
そこから我々の身に降りかかってきた災難は、
あと数年は語り継がれるほどの とらじぇでぃー♪

その後充電が切れたように打てなくなったオーティスは、
打てないだけ では 飽き足らず。

西武に連勝できるかも?という勝てそうだった試合(4/2)で、
「アシカにでも取れそうな」ファールフライを、衝撃的落球。
それがきかっけで勝ち越しを許してしまう。

前日のロッテ戦(4/5)はもっと手が込んでいてな。
凡サードゴロを後ろにそらし大量失点を演出したうえ、
打っては チャンスに「2併殺打」!

「なんにもせず、じっとしといてください・・お願い」
と言いたいほどの、
「負のパワー」や。

そしてこの日。

さすがにスタメン引っ込めるかな?
との期待に反し、
8番に下がりながらも出場したオーティスは、

あろうことか、わしが見ている目の前で。
2日連続の2併殺打!
&エンドラン・サイン見落としの 特典プレゼント付き!
(これで4試合連続併殺打でもある)

たったひとりでの「-5」点レベルの活躍を前に、
言葉もないファン。

そしてこのストーリは、とことん手が込んでいて。
「どんでんがえらず」まで、
最後に用意されとったんやでー。

1点差で負けてた最終回。
あの小林雅から代打ゴッシーのヒットなどで作り上げた、
まさかまさかの 2アウト2、3塁 逆転サヨナラのチャンスで、
まさかまさか呪われたように打席がめぐってくる、オーティス。

スタンドの「代えろー」の悲鳴もむなしく、
オーティスはそのまま打席へ。

しかし野球ファンなんて、愚かであるなぁ。
わしの頭には、
「名誉挽回サヨナラ逆転打!」
なんて、何の根拠もない見出しが躍っていなかった、

と言えばウソになる。
踊っていたと言えば、鬱になる(もうええっちうねん)。

そして!目の前で繰り広げられた光景は、
あっさりと「へっぴり腰で」空振り三振をする、
オーティス。。

その瞬間のスタンドは、
罵詈雑言と言うよりは「驚きの声」に支配されていた。
たった一人の人間が1試合でこれだけのヘマができるのか!?
という。

「オーティスがヘマするため」だけに作られた試合やぞ、
こりゃ。

打順が下がれば下がったで、ことごとくチャンスが彼に回る。
そして状況に応じて「最悪」の仕事をしてみせる。
これはもう、なんか「悪い気」が憑いているとしか思えない。

少なくとも彼には、悪意はないわけやんか
(あったらすごいなそれも)。

その素顔はけっこう繊細そうでね。
一生懸命取り組んでいる事は、よくわかるんだわ。
それだけに、なんかブラック・コメディを見ているようなかんじ。

めまいするで、ほんま。

「去年のようなことはないやろ」
と思っていたオリックスファンを待っていたのは、
今年はドミニカ産の災難かい。

彼に言いたいことはただ一言。

「もう・・・かんべんしてください」

めげずに ばんがれ。
これくらいでは、めげへんので わしら。


■なんでだろーなんでだろー♪

この日もレフトスタンドの1/3くらいみっしり詰まった、
ロッテの応援団。
「声を揃えた」大応援は、今年ももちろん健在であったが。。

それを聞いていてふと息子がもらした、

「なんでどの球場でもロッテの応援の声は 同じなん?」
「おんなじ人らなん?」

という
質問の意味がわかっていただけるだろうか?

そうなのだ。
テレビで見る千葉のロッテファンも九州のロッテファンも、
そして目の前にいる神戸のロッテファンも、

束になったらおんなじ声になっちゃうのだ。

あの、黄色くもなく青くもなく、
さわやかでもなく、かといってドスがきいているわけでもない、
独特の声質。

そら全国を応援して回るツワモノもいるとはいえ、
毎試合、同じメンバーなわけはない。
声なんて、人それぞれずいぶん違うはずなのだけれども。

まとまりとしての声のフォルマント(あぁ教養が・・)が、
どのロッテ応援団も、聞き間違えようがないくらい、
まったく同じ。

なんでだろーなんでだろー♪

大部分を構成する、20〜30代の男性(ややモテなさそう)
がいっせいに声を出すと、
どうやってもああいうかんじになるのかな?

そういえば、神戸のロッテ・ファンに、
「女・子供・老人」の類はめったに見ない。
リーダーに従順な、健康体(ぴょんぴょん飛ぶ)の男性ばかりだ。

まとめて徴兵すれば効率的だと思う。


■あれこれはらほれひれ

・やっぱ平野が光ってたなぁ。球場で見ると、守備での驚くべき運動量に感心するぞ。センターフライだって取っちゃいそうで、それはそれでなんか危なっかしいけどやる気は◎。しぶといタイムリーを打つなど、「なんとかしちゃう」打撃もいい!強い打球もだんだん打ててるし。なんといっても、代打を出された場面で、明らかにそうなのに場内放送があるまでバッターボックスに立っていたその姿が胸を打つ。

・そのロッテの応援団が、長い白いヒモみたいなのを最上段から最下段に引っ張っているのは、なんか一体感みたいなのを表しているのだと思うが、わしには「ビル火災」で窓から垂れ下がったカーテンをつなげたやつを連想させる。

・イヤホンをつけたファンが多いのは、もちろんラジオで阪神戦を聞いているからだ。オリックスの攻撃のとき「阪神も3対0で勝ってるからがんばれやー」と叫ぶおっさんがいて、そのとき他のファンが「勝ってるんやて」と囁きあっているところを見ると、「阪神も応援している」オリックスファンが多いのか?いわゆる精神的安全弁?「きちんと心の闇と向き合わんかい!(そして共に発狂しよう!)」とわしはいいたいが、あら?叫んでたおっさん、途中からえらい静かになった。(下柳・・)

・イニング間に流れる「長田商店街」のCMが泣かせる。 「オリックスが勝った翌日は大セール!」て。。まだ1回しか。。ちうか、年に数回しか。。それがわかっててやってんのか?

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