中国貴州省黄平に住む苗(ミャオ)族の子供の帽子だそうです。
中国全土には数多くの少数民族が点在していますが、それぞれの民族は独自の華麗な刺繍
を代々受け継ぎ今に伝えています。

慶祝の意味で神社で舞われる「延喜楽」や「青海波」の舞い手が被る鳥兜に形が似ています。
舞楽は音楽も様式ももともと唐や高麗から伝わったものなので、デザインのルーツは同じなの
かもしれません。

ミャオ族について詳しく知りたい方はこちら→

これも中国の刺繍です。
細密画のような絵柄がひと針ひと針丁寧に刺されています。

ところどころに下絵のままの部分が残って
います。
あまり細かいので刺し忘れたのか、理由が
あって中断していた物がそのまま市場に出
てしまったのかは謎です。

でもおかげで製作工程がわかって面白いと
思いました。

ワンポイントの刺繍も可愛いですが、布を埋め尽くすように丹念に刺された刺繍により惹かれます。
昔、欧米の少女たちはかならずサンプラーと呼ばれるオリジナルの刺繍作品を作りました。
初めは母親から技術や図柄を受け継いで作られていたようですが、いつの頃からか学校の教科に
加えられるようになったそうです。
デザインは文字を入れたり花や動物や建物などを組み合わせたりと自由自在でした。
少女の生活・考え方や好み・美意識といったものまで全てが反映されて大変興味深いものです。
両親はわが子の作品を誇らしげに壁に飾って訪れる人々に見せたのでしょう。

これは大量生産のゴブラン織りです。
いつか本物のアンティーク・サンプラーを
手に入れたら差し替えたいと思っています。
ずーっとこのままのような予感がしますが・・・。

フランスの年賀状です。透けた布のポケットにメッセージカードを入れるのだそうです。
新年にふさわしいヤドリギが刺繍で描かれています。

ミュシャの絵を刺繍したレストランのメニューカードです。

余白部分にその日のメニューが書き込まれた
ようです。
インクで書かれたのか、それともメニューも刺繍
で入れたのでしょうか?
どちらにしても贅沢な使い方ですね。


工事中
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