代表の想い『わたしのアピール』



みなさんは憲法9条をしっていますか?


【会のこと】
2005年9月5日。「『9条の会@群大』を立ち上げる学生の会」が発足されました。
改憲の流れが強くなってきた中で、このまま9条を変えられていいのかと疑問を持ち、
憲法9条を守りたいという思いから、集まりました。
そして「9条の会」アピールを使って、関心のある人を集め、
一緒に学んで、考えていくことを大きな目的としたものです。


【「知らない」から「知ろうとする」へ】
その代表となった私ですが、1年前は憲法9条があるということしか知らず、
ただ漠然と“いいものなんだろう”と思っていただけでした。
日常生活の中では毎日のことが中心となり、
憲法9条がどんなものなのか、どう私に関係してくるのか、ということは
全く考えていませんでした。
しかし、「知らないことは罪であり、知ろうとしないことはもっと深い罪である」
という言葉に出会い、私は考えさせられました。
知らないことを仕方ないと割り切って、知ろうともしていなかったことに疑問を感じたからです。
そして、このままではいけないと思い、まずは知ろうとすることから始めていきました。

それまでは、学ぶ場所なんてないじゃないかと思っていました。
しかし、学ぶ場所というのは、やろうと決めて探せば見つかることがわかりました。
そこで学んだことの多くは初めて知ったことであり、
それを知ることで社会などの様々な物事を見る目が大きく変わりました。
憲法9条が世界の人から多くの支持を得て、世界の平和への動きの目標とされていることや、
アジアと日本との関係の中で大変重要な役割を持っていること、
今回のイラクへの自衛隊派遣がどういう結果をもたらすのか、
戦争がどれだけ悲惨なものかということ、
そして憲法自身のことについてなど幅広いものでした。
新しく知るということは感動でもあったし、
なぜもっと早く知ろうとしなかったのだろうという後悔でもありました。


【9条を守りたい】
そして、なぜ9条が大切なのか、どんな背景があったのか、
なぜ変えられようとしているのか、変わったらどうなるのか、
自分は何も知らないまま9条改正のことを考えていたことに深くショックを受けました。
そこで改めて最初の言葉がより強く身にしみてきました。
知らないことは罪・・・。
様々なことを学んできたからこそ、9条が身近な存在だと分かったし、
真剣に9条を護りたいと思えたのです。
学んでいく中で、次に「それでは護るためには何をしたら良いのか」を考えるように変わってきました。
そして考えたことは、憲法9条を守りたいという考えを皆と共有したいということです。
なぜなら、自分が知ることは大切ですが護る力は強くありません。
多くの人とその気持ちを共有することで、
改憲の流れに対抗できる大きな力となると思ったからです。

だから、この「『9条の会@群大』を立ち上げる学生の会」を発足したのです。
そして、ここから多くの人に情報を発信し、一緒に学び、考えていく場をつくることを決意しました。


【もやもやから活動へ】
今の社会を見ていると、
「何かおかしいなぁ」「本当にこれでいいのかなぁ」と思うことがあると思います。
その個人が抱いた違和感、モヤモヤ感は、「考える」ことや「知る」ことを通じて、問題意識になります。
そして、その問題意識がいろいろな人との意見交流、語り合うこと、学びあうことを通じて、
よりはっきりとしたものに変わるとともに、より多くのひとに共有されます。
その結果、問題を解決していこうという活動を通じて、
社会や世界にはたらきかけることにつながっていくことになると考えます。
これは憲法9条に関しても同じです。
一人だけで考えていてもなかなか現状を変えることができないかもしれませんが、
それはスタート地点だと思います。
そこから、考えていること、学んだことを発信し、
あるいは逆に発信されたものを受け取って、
ともに学びあい、語り合う仲間が集まっていくことが大きな一歩になると思います。
それができれば必ず現状は変わっていくものだと信じています。
これを原点として是非これから一緒に活動をしていきましょう!
それこそが平和の実践になるのではないでしょうか…


ここまで読んで下さりありがとうございました。



群馬大学医学部医学科1回生 有路登志紀