これまでの企画

<INDEX>

   05.5.29 :
     「みんなちがってみんないい」に参加・出店
   05.8.27 :
      呉在根(オ・ジュグン)さん(西東京第一朝鮮初中級学校前校長)講演
   05.11.12 :
      西東京第一初中級学校(@立川)学校見学会

  ■ 06.5.21 :
     「みんなちがってみんないい」にオモニ会の方と一緒に参加・出店(2回目です!) 
   06.9.22 :
     メンバーと保護者の方とで、八王子市に対して要望書を提出
   06.12.10 :
     講演会 「いま朝鮮学校をめぐって、起きていること」(講師:金 東鶴さん)開催


 ■ 2005.5.29


  八王子市庁舎前浅川河川敷広場で開催された国際交流フェスティバル「みんなちがってみんないい」に出店しました。 西東京第一初中級学校のオモニ会の協力で仕入れていただいた手作りキムチといま流行中の柚子茶を販売しながら、学校の歴史を紹介する簡単な年表パネルの展示と会のパンフレット配布も行いました。

 フェスティバルでは、いろいろな民族の料理のお店はもちろん、障害者団体やリサイクルショップなどもテントを出していました。河原に設営されたステージではいろいろな音楽も演奏され、大変なにぎわいでした。私たちもフェスティバルを楽しみながら、さまざまな交流をつくることができました。ぜひ次回も参加したいものです。

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 ■ 2005.8.27


立川にある西東京第一朝鮮初中級学校の前校長、呉在根(オ・ジュグン)さんをお招きして「朝鮮学校の現在―10年を振り返って」をテーマにお話を伺いました。会場となった八王子市北野市民センターには二十名以上の参加者が訪れました。

 呉さんは解放直後(日本敗戦直後)から始まった60年にわたる朝鮮学校の歴史から、朝鮮学校の法的地位による助成金の差別や、拉致事件が発覚して以降の学校や通学する児童生徒たちに対する嫌がらせの問題、現場の教員たちの苦労、日本学校との交流の取り組など、現在の学校の状況について、現場の視点からとても丁寧にお話してくださいました。呉さんのお話は、在日朝鮮人の人たちが大変な思いをしながらもなぜ朝鮮学校を守り続けてきたのか、その強い思いが伝わってくるようなお話でした。

 講演後には、呉さんを囲んでのささやかな交流会も開かれました。

 詳しいお話は近々こちらにアップ予定です→(講演のテープおこしです)

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 ■ 2005.11.12

 去年に引き続いて今年も、西国立にある朝鮮第二初中級学校の授業参観にお邪魔させていただきました。

教室は今年も活気にあふれていて勝手に嬉しくなってしまいました。授業だけでなく、教室に展示してある図工の作品などもとても丁寧に作ってあって、子どもたちが何にでも全力で取り組んでいることがうかがえました。 今年は学校側のはからいで、生徒・児童の民族舞踊や楽器の演奏を見せていただくことができたのですが、その発表を見て改めて子どもたちの「全力」に感嘆しました。発表はどれもお世辞抜きに本当にすばらしく、小学生・中学生とは思えない完成度でした。特に民族舞踊はとてもきれいで、音楽が止まるというハプニングもありながら最後まで踊り通した根性もすごい! どんなに褒めても褒めたりないくらいでした。

 校長先生からこの学校もふくめて朝鮮学校がどういう歴史を持つものなのか教えていただきましたが、日本社会の中で民族教育を続けていくには様々な困難があるそうです。金銭面でも精神面でも保護者の方や子ども達にかかる負担はとても大きいです。そんな中でも元気な子どもたちの姿に勇気づけられながらも、そんな苦労や歴史的経緯を知らずに無償の義務教育を受けてきたことに申し訳なく思いました。

 来年もまた見学会で、子どもたちの元気な様子が見たいと思います。


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 ■ 2006.9.22

  「八王子市で朝鮮学校への助成金を実現する会」メンバーと保護者の方とで、八王子市長・八王子市教育長宛ての要望書を提出してきました。対応してくださったのは総務部長と学校教育部長でした。

 以下は提出した要望書です。(長いです)


八王子市長 黒須 隆一 様
八王子市教育長 石川 和昭 様

朝鮮学校児童・生徒保護者に対する助成金制度についての要望


要旨

 近年、貴市において地域における国際交流にご尽力されていることは、私たちとって、世界へと視野を向けるきっかけとなり、たいへん喜んでいるところでございます。

 その中で、朝鮮学校に対する公的な助成が日本学校に比して低いことは、マイノリティの教育権の侵害にあたるとして、国連人権委員会や日弁連から是正勧告がだされるなど、国内外で大きな問題になっています。

 そして、ことグローバリゼーションの進行と共に国際化が進む中においては、長年身近で共に生活してきた在日朝鮮人との交流を促進し、こうした「内なる国際化」の問題を克服しながら、平等な市民として夢を語り合えるような街づくりがますます必要になってきていると考えております。

 つきましては、ぜひとも朝鮮学校に通う児童・生徒をもつ保護者に対する助成金制度を確立くださるよう、つよく要望いたします。


要望の理由

 日頃より、貴市におかれましては市の特徴を生かした、住みよい街づくりにご尽力されていることと存じます。また、近年は国際交流にも力を入れておられますが、それは外国人市民のみならず、日本人市民にとっても、大いに益するところであります。

 一方で、外国人の多くが日本に居住するにあたっては、日本人と同様に税を納め、法に従い、社会的影響を受けているにもかかわらず、なかなか日本人と同様の制度利用、支援を受けることができずにいるという厳しい現実がまだまだ存在しています。そしてそれが彼らの生活は言うに及ばず、地域とのコミュニケーションを阻害する一因にもなっていると考えられます。

 そのことは日本語に不自由しているニューカマーだけでなく、在日朝鮮人をはじめとした、日本に生まれ日本に育っている(当然日本語にも不自由しない)オールドカマーにとっても同様です。たとえば、立川市には西東京朝鮮第一初中級学校があり、
八王子市からも23名の児童・生徒が通っておりますが、学校も公開授業などを通して地域に開かれているにも関わらず、日本人との交流は非常に限られたものとなっています。

 朝鮮学校では、在日朝鮮人がアイデンティティを保持しながら日本社会でともに生活していくための教育が行われています。現在朝鮮学校で行われている教育目的及び教育内容については「日本国の学校教育法による学校教育に準じたものと認められ」「日本の小中高校に準じた施設設備が設置されている」、「反日教育といえる事実はない」、と日本弁護士連合会人権擁護委員会によって報告されています(「朝鮮人学校の資格助成問題に関する人権救済申立事件調査報告書」(1997年12月))。


 しかしながら、法制度上、学校教育法第1条の規定によらないことから朝鮮学校は「各種学校」扱いとなっているため、朝鮮学校への助成は日本学校のおよそ10分の1にとどまっており、財政的な困難を被っています。

 こうした状況に対して国連社会権規約員会は、「締約国(日本:引用者注)が、マイノリティの学校およびとくに朝鮮学校が国の教育カリキュラムにしたがっている状況においては当該学校を正式に認可し」、それによって「当該学校が補助金その他の財
政援助を得られるようにすること」を勧告として提出しています( 第2回 社会権規約委員会の総括所見 2001年8月)。

 ここで、民族教育の是非が問題ともなりますが、マイノリティの教育権は基本的人権のひとつであり、子どもの権利条約委員会においても「マイノリティ・グループの子どもが自己の文化を享受し、自己の宗教を表明しまたは実践し、かつ自己の言語を使用する機会を拡大すること」が必要であることが勧告されています(第2回 子どもの権利条約委員会の総括所見 2004年1月)。

 これらの勧告は、日本が国連人権規約、子どもの権利条約双方をともに批准していることを考えれば、たとえ民族学校であってもその教育権およびそれにともなう法的・経済的・社会的支援は保障されうる、むしろ保護されてしかるべきものと規定されているといえるでしょう。

 また8月23日付けで、法務省人権擁護局から「第58回人権週間」についての通知文書が出されました。その中でも、「外国人の人権を尊重しよう」という一項が設けられ、「わが国の歴史的経緯に由来する在日韓国・朝鮮人をめぐる問題のほか」「様々な人権問題が発生している」現状を確認した上で、「今後ますます国際化が進むことが予想される状況の中で、外国人のもつ文化を尊重し、その多様性を受け容れることが、国際社会の一員として望まれています」と明文化され、マイノリティの権利が十分に保障される必要性は日本国内でも重要視されつつあります。

 こうした状況下において、朝鮮学校に通う児童・生徒の保護者に対し、特別の助成金制度を設けることは、国際的な地域づくりを目指す上で、必要不可欠な施策であると考えられます。

 ニューカマーの人々にやさしい街づくりはもちろん、オールドカマーの人々もともに街づくりに参加し、夢を語り合い、よりよい未来を描くことができるような仕組みづくりも現在の国際化の趨勢の中では非常に重要であることに異論はないと考えられます。ホスト国として迎え入れるだけでなく、同じ対等・平等な市民としての生活のうえにともに街づくりができてこそ、真に広い世界に開かれた八王子市民、真に国際交流の盛んな地域・八王子となるのではないでしょうか。



朝鮮学校に通う児童・生徒をもつ保護者に対する助成金制度を確立することを求めます。

以上
2006年9月22日
八王子市で朝鮮学校への助成金を実現する会

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 ■ 2006.12.10

 在日本朝鮮人人権協会理事でいらっしゃる金 東鶴 さんをお招きして、朝鮮学校の歴史を簡単に振り返りながら、現在の朝鮮学校をめぐる状況(法的地位や受験資格などの権利問題)をみんなで考えました。
 
 八王子市内の市民センターで内容豊富で密度の濃いお話を伺うことができました。

 また、講演後の懇親会でも話は尽きることがなく、情勢の変化や今後の活動についてなど有意義な時間を持つことができました。


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