スキンチェックと肌の構造2

スキンチェックの基礎知識として基底層、有棘層と話をつづけてきたので次に顆粒層についてみてみます。表皮細胞は顆粒層に上がってくると次第に押しつぶされたように重なって、顆粒が密集したような密度の高い層を形成します。さらに顆粒層の最上部から細胞はターンオーバーの最終段階である角質層へと上がっていきます。顆粒層を形成する細胞の中には、ガラスのような性質を持つ、「ケアトヒアリン顆粒」が含まれていて、この顆粒は紫外線を散乱させ体内への侵入を阻む役割を担っています。

次に角質層について。スキンケアの主要対象となる角質層は薄く板状になった細胞が核を失いケラチンの板となって層を形成しています。このケラチンは非常に強靭な物理的性質を持っており、又化学物質に対する抵抗性も強くなっています。ただし比較の問題ですが酸性よりもアルカリには弱く溶解されます、アルカリ性の温泉につかると体がヌルヌルするのはこのためです。お湯の成分が体に付着してヌルヌルするのではなく実は皮膚が溶けてヌルヌルしているのです。。そして角化細胞は、細胞間脂質(セラミド)によって強力に結合されていて、角化細胞層の間にある、天然保湿因子(NMF)が水分を閉じ込め柔軟性を保っています。つまり角質層は、物理的・化学的な刺激から身を守り、しかも柔軟性を持っている魔法の鎧のような役割を果たしています。そして、表面に近づくにしたがって結合力が弱まり、最後には垢となって剥がれ落ちて行きます。

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