スキンチェックと肌の構造5

これまで表皮の構造についてみてみましたが、いったん皮膚全体の話を、人体の器官の一つとしての皮膚の話をしてみたいと思います。皮膚は内側から真皮、そして表皮、と言う二つの異なる層で構成されています。その厚さは、真皮/表皮あわせても平均僅か1.4ミリほどです。ちなみに目の周りが最も薄いです。皮膚は平均でタタミ約1畳分になる非常に大きい表面積を持っている為、体重の16%を占めます。重量比でいえば体の中で最大の器官、といえます。皮膚は単なる皮ではなく、立派な器官としての役割を担っています。

真皮は 大部分が繊維性タンパク質のコラーゲンやエラスチンとムコ多糖類(ヒアルロン酸など)で構成されています。お肌のハリや弾力はここで決まります。網状に張り巡らされたコラーゲンとそれを結ぶ弾力性のエラスチンで形成された真皮は、きわめて強靭で弾力性を持ち、顔の表情や、皮膚の屈曲等の運動面にも大きく関与しています。さらに重要な器官としての働きは、表皮への栄養補給と分泌(老廃物の排泄)、代謝、感覚の機能を司っています。

繊維組織と、ヒアルロン酸で満たされた真皮の中を、縦横に走る、血管、リンパ管が、表皮細胞に栄養を補給。汗腺、皮脂腺は分泌。毛、立毛筋、神経が感覚。とそれぞれの相互作用でこの能力を発揮しています。

カニなどの甲殻類と違い、哺乳類や多くの生き物はまず骨組を作りその中に内臓を収め全体を皮膚で覆う道を選びました。そのおかげで、柔らかい肌と滑らかな動きを手に入れることが出来たのです。皮膚最大の役割は外部からの異物の侵入阻止と、内側からの滲出を阻止。だから、外から肌の深部に侵入することは水でさえもできない、というわけです。

美白エステの情報なら