間もなく公演です。
アーティストが一同に介し、ジャンルを横断して表現の可能性を模索する、て感じなんじゃないかと僕は思ってるイベント、「身体拡張2018・公園デビュー」が、前橋市街地にある美術館「アーツ前橋」で、2月2日からはじまる。 リンク/アーツ前橋公式サイト 最終2月18日までの期間中は、委員会の熟慮したであろうところの、様々な表現者による魅力的なプログラムが組まれているのだが、灰ホトラもこの一部に参加し、二日間で2回、60分の本公演を設定することと相成った。 これは誠に光栄なことであるし、お世話になっている関係者、諸先輩方のお陰様であるという他ない。アマチュア劇団灰ホトラは現状、著しく認知度も評価も低いが、しかし捨てたもんじゃないのかもしれなく、力を振り絞って稽古している。 また僕は「前橋ユーレー」としてもエントリーがある。「談話室荒井」での先生の話は楽しみだし、小出さんの仕掛ける「nobody,からだのない」に、僕が過去に作曲した音楽が関係してくるかも知れない。 さて、灰ホトラの公演は、4つの小作品のオムニバスとなっている。
躁鬱する働く男の心象世界に、歪な幼児性の、うたとおどりにまみれていく様子。表題作 「はたらくひきこもりのうた」 日本国憲法原文を戯曲として扱う。なんだか茶番。「列と野鳥」 変な女の踏み台昇降。「欲望少女ウツロ」 支払うことと祈ること。「賽銭むすめ」 といった4本である。今適当に前書きを付けてみたものの、「変な女の踏み台昇降」は適当すぎないか。実際昇降するけど。祥子が昇降するけども。 「はたらく」「ウツロ」の原型を作ったのは15年以上前になるのだが、右傾化する現代の社会状況と怖いくらいリンクしている。またそれらは「野鳥」の中の茶番劇と繋がってもいる。「賽銭」は個の内省を音楽的に拡張していく灰ホトラらしい作品であるが、システムに対する若干の問い立てもある。当初は無自覚だったが、総じて一本の物語の様相となった。 すごく少ないものの、来場希望の声も届きはじめた。今回とてまず叶わないだろうが、沢山の人に観て欲しいという望みを捨てていない。 理解者や支援者は存在するのだし、それは本当にありがたいし嬉しい。だが、「灰ホトラは俎上にあげない」のが界隈の基本的なスタンスになってしまっているような気がしないでもない。勿論問題は僕にある。なんとかならんもんだか、この機会を活かしたい。 20180124・指折り数えれる日数。
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