マフィアのボス
2004年11月30日
ある作品に必要だったために、歌舞伎町のマフィアのボスに取材を申し込みました。
通常のルートでは会えないので、893のボスに依頼しました。
(断っておきますが、私は、893を肯定するものでは、ありません。
むしろ、この世から消滅すべきものだと思っています)
ある、ビルの最上階の一室にその事務所は、ありました。
いくつかのチェックポイントを抜けて、部屋に通されました。
出てきた人物は、市役所の窓口で、腕章をはめている事務員のおじさん
と、言っても通るくらいの、地味で小さく、暗い老人でした。
取材ですから、色々な話を聞きました。
そして、最後に
「もし、私が、この世から居なくなって欲しいという人間が居たら、幾らでお願いできますか?」
と、聞きました。
すると、その老人は、静かに笑って指を3本たてました。
(300万円か、やはり、それなりの費用がかかるんだな)
と、心の中で思いました。
すると、私の心を見透かしたように、
「30ですよ」
と、言いました。
「私たちの国には、戸籍のないやつがいっぱい居ます。それを観光で来日させ、
(指をピストルの形にして)させて、すぐ帰せば、まったく判りませんから」
と、続けました。
霊的な怖さを多く体験している私でも、この時は、背筋が震えました。
後日談があります。
この話を、経営者の集まりの酒の席で、世間話としてしたことがあります。
すると、そこに居たある経営者が、宴会の後、私を追いかけてきて、
「はくたくさん。さっきのマフィアを紹介してもらえませんか」
と真剣な顔をしてお願いしてきました。
もちろん、断りましたが、こっちのほうが、もっと怖い。