オリンピックをテレビで観ていて、
「あれまた金を取ったのかい」と思ったら、昨日のVTRだった。 
 プログラムとチャンネルを合わせていないものだからそうなってしまう。 
 素晴らしかったのは体操だったね。あの腋毛の濃い選手、人間技を超えていた。水泳もよかった。卓球も今回は面白く観た。バトミントンもよかった。陸上もえがったねぇ。  
 ただ面白くなくなってきたのは、レスリングと柔道。技よりポイントで決まってしまって、観ている者には迫力に欠け、面白味がない。
 私が子供のころ、岩手県久慈市出身の三船久蔵十段がいた。三船さんの影響で私も少し柔道を齧った。
「柔道は力ではなく、技を使うものだ」と言って、三船さんは小柄ながらも大男に空気投げを掛ける。小柄人はみんな三船さんに憧れた。
「組むときは背筋を真っ直ぐにして組め」
 とも言われた。相手に投げられまいと、尻をひっこめたりすれば、箒で尻をひっぱ叩れた。尻を引っ込めていると、技が生まれないものだという。
 前回の東京オリンピックの辺りから…前回と言っても、昭和39年だから、ふた昔前の話になるが、柔道は力持ちが優勢になってきた、あのロシアのヘーシンクあたりからだ。組むと両者は尻を引っ込める、ポイント一つでも取るとあとは終了時間を待つ、コーチから、
「動け、動け~」などと、時間稼ぎの暗号が出るらしい。メダルに固執した試合をやっている。
 まぁ選手、コーチはメダルを取るのが目標なんだから仕方がないが…、観てるほうはメダルより内容を求めている。
 ある選手は金に届かず、銀に大泣きしていた。
「エ~ンエ~ン…ごめんなさい、ごめんなさい」
 の意味がわからない。誰にごめんなさ~い?
「二位じゃだめなんですかッ」冗談です笑ってください。)
 ポイントで金?誰もそんな試合で金を取ってくれと望んでいない。スポーツは迫力があってのスポーツ。
 その選手は試合前から誰にも、金は確実だろう、と噂されていた。自分でも金は確実に取れるものだという驕った気持ちが強かったと思う。
 後輩たちが次々と金を取っているのに自分は…と思い、「ごめんなさ~い」になった。
 東京オリンピックでは金はむり?となれば引退を考えるだろうな。練習はきついし、タレントになっていた方が楽しいでしょう。
 オリンピックは参加することに意義がある。メダルよりも出場できる喜びを忘れ去っているよ日本人は。
 八戸出身の選手の伊調選手は、レスリングで四連覇。国民栄誉賞を与えられた。
今日(28年9月24日)市内で祝賀パレードの予定。
 
                           
                      
                                              平成28年









言っても
  いい?