24で遊ぶには
24はバナー広告等の収入で運営されているので登録も利用も今の所無料です。が、通常のインターネット利用と同様に利用時間に応じた通信費用とプロバイダー利用料はかかります。当然、常時接続の方、テレホーダイ契約者の当該時間帯利用は新たな費用負担は全くありません。接続にはマックではブラウザとしてIE4、加えてMRJ(マックランタイム・フォー・ジャバの略。アップルのサイトで入手する。詳しくは24のトップページから)が必要です。ウィンドウズは、2000やXPだと落ちにくいらしいです。他にブラウザーとしてIEかネットスケープナビゲーターが必要です(対応するバージョンは要確認)。24で遊ぶにはいろいろ必要なものもありますが、このページを読んでおられるくらいの方なら登録も利用もそう難しくありません。目次に戻る
対局の仕方
対局は持ち時間により通常、早指し、長考の3種類に分けられ一般的には前二者が行われます。通常対局は一局一時間程度、早指し対局では一局30分程度で勝負がつくことが多いようです。インターネット将棋道場というページの東京道場(混んでる時は大阪道場)の駒形をクリックし、ログインしてみましょう。ゲストとしてログイン後、フリーで持ち時間を選択し状態を「待ち」にしておきます。すると他の方の挑戦があった場合画面にダイアローグが表示されます。特に断る理由がなければまずは受けてみましょう。挑戦を受けると画面に盤面が現れ、お互いあいさつ(挨拶するをクリックする)した後対局が始まります。駒の操作方法は、多くの将棋ソフトが用いているマウスのドラッグドロップを主体としたものではなくクリックのみによるものですが、慣れれば特に問題有りません。あとは普通の指し将棋と同じですが、投了するときは投了ボタン(画面の下の方にあります)を押すこと、相手が王手を放置した場合は相手玉を取って勝ちにすること、の二点を覚えておいて下さい。勝負がつくとレーティング戦(後述)の場合は通算の勝敗数、勝率、レーティングの計算等を全て24のサーバーが瞬時に行います。最初の内は挑戦を受けている方が楽ですが、慣れてきたらまず自分を待ち状態にした後、名簿で待ち状態と表示されている方のうち挑戦したい相手を選び(名簿をクリック)自分から挑戦(挑戦ボタンをクリック)してみましょう。目次に戻る
レーティングとは
さて、24を楽しむに当たって大事なレーティングについて、ここであらためて一項を設け説明します。レーティングとはもともとチェスの世界からきた概念で、一対一の対戦ゲームの集団内におけるその人の相対的な強さを格付けする仕組みを言います。理屈は面倒ですが要は強い人に勝つと高い点をもらえますが、弱い人に勝ってもたいして点をもらえない、逆に弱い人に負けると強い人に負けるより多くの点数を失うということです。例えば400点以上レート差がある、はるかに弱い人に勝っても1点もらえるに過ぎませんが、自分と同じレートの人に勝つと16点もらえ、400点以上高いはるかに強い人に勝つとなんと31点もらえます。負けると原則として相手のもらう点数分点が下がります。ただし持ち点200点以下の初心者は特例として負けても通常の半分しか点が下がりません。こうして対戦を繰り返し、点をやり取りするとその人の実力に応じた適正なレートに落ち着いていくというわけです。現在レートは0点から2800点までの範囲で分布しています。レートが上がっても強い人と本気の勝負が出来るという以外、何の特典もないのですが将棋好きはこれに結構燃えます。というのも現状では将棋連盟の段位はお金さえ出せば必ずしも対応する棋力が伴わなくても獲得できるため、アマチュア将棋の分野では24におけるレートがその人の棋力を測るデファクトスタンダード(事実上の標準)になりつつあるからです。目次に戻る
登録の仕方
レーティング対戦をするためには会員登録しなくてはいけません。24はやはりレーティング対戦でないといまいち燃えません。会員登録にはフリーメールアドレス以外のメールアドレスが必要です。24のトップページから指示に従って下さい。なお、一旦登録したハンドルネームは後で変更できませんので、よく考えて長く使えるハンドルネームを登録されることをお勧めします。次に自己申告で仮レートを設定します。たとえば初段と自己申告すると1600点、10級なら600点が最初のレートとして与えられます。ただし自己申告に際しては24は世間一般の段級よりかなり辛いことに注意が必要です。現実の将棋道場(実際に人同士が向かい合って盤駒使って指すところ。将棋センターとも。以下「リアル道場」と記します)に行ったことのある方は、そのとき認定された段級より2から3段(級)低く申告するのが無難でしょう。ちなみに私メディカル越後は地元のリアル道場での認定より二級低く登録したのですが、結果的にはそれでも一級実力より高めの登録でした。つまりリアル道場認定より三級低く登録すべきであったということです。前出の通り、ご自分の棋力が不明な方は試しにひとまず適当な段級で、ゲストで指してその対戦成績をみてから会員登録されることをお勧めします。その他必要事項を記入し登録が済むとそのアドレスにメールでパスワードが届きます。以後会員としてレーティング対局を指すにはログインのたびにそのハンドルネームとパスワードを入力します。目次に戻る
さらに深く楽しむには
他の階級に挑戦
24は棋力により4つの階級に分かれています。ログイン後最初に表示される名簿は現在属する階級のものですが、名簿の上の方にあるタブをクリックし、更にその下の横長の名簿の更新ボタンをクリックすると他の階級の名簿が出てきます。自分より400点以上レートが低い人以外は全ての待ち状態の人に挑戦できます。ただし、あまりに棋力が離れた人には挑戦しても対局を拒否される場合も多いです。
観戦もまた楽し
指したくないときはボタンで休憩状態にして、お好みの対局を選択し画面右上の観戦ボタンをクリックするとその対局が観戦できます。強い方の将棋は見ているだけで強くなれ(るような気がし)ます。
以前に指した将棋を見る
棋譜(先手76歩、後手34歩・・という指し手の記録)は自動的に一定期間24のサーバーに保存されます。自分の昔の将棋を見たり、サークル等で知り合いになった人の将棋を見るのも楽しいものです。盤面の下の方にある矢印等の各種ボタンを操作して手を進めたり、戻したりする事が出来ます。
チャットする
盤面の下の方にチャット欄があり、対局終了後の感想戦(終わった将棋を振り返ってお互いあーだこーだ言い合うこと)などに使うことが出来ます。また終わったばかりの将棋もやはり前出のボタン操作により振り返って検討することが出来ますので、感想戦には便利です。強い方に教えてもらって相手が対局後も残ってくれているときは、積極的に勝負所などについて教えを請うといいでしょう。なお、一般のチャットと同様24のチャットにもいわゆるネチケットが適用されるのはいうまでもありませんが、24はマナーに関しては比較的良く、私自身は特に不愉快に思ったことはありません。目次に戻る
サークルに所属する
名簿の地域欄をみると都道府県名等の地名の後にアルファベットの略語がついていることがあります。多くの場合それはその人が所属する24上のサークルの名前です。初段をめざす会(SMK)など多くの会員を有する有名どころも多数有りますので、慣れたらお好みのサークルに所属するのもいいでしょう。
過小対策
細かいことですが自己申告の段級位を意図的に低くして高い勝率を楽しむ人、通称「過小」が特にフリー15級のゲストなどに存在します。当然ですが過小はみかけの段級位より強いので、こういう人と対戦すると将棋の勉強になると言う点は否定しないのですが、初心者がようやく得たささやかな自信を喪失したり、レーティング制度全体の撹乱要因になったりと弊害も多いです。当ページを読んで登録される方はなるべく適正な段級で登録されることをお願いします。また、過小との対戦を避けるにはレートがついている会員とだけ指しましょう。
将棋の力を付ける
以上いろいろ述べましたが、将棋を楽しむには強くなることが一番大事です。24にはまればはまるほどもっと強くなりたいと願い、将棋の本を読み、ソフトで鍛え、テレビ将棋を観戦し、また24で指しまくるなど、強くなろうとする努力が始まることでしょう。そして努力するかぎり実際に強くなっていきます。デス様のスコアアタックのように自分自身を一個のキャラクターと見て、レートの推移をグラフ化し自身の棋力向上の過程を見ていくというのも楽しいでしょう。現在ちまたにはさまざまなコンピューターゲームが存在し、それぞれに強くなり、うまくなる楽しみがあるのですが結局の所、そのゲームが廃れてしまえば身につけた技を活かす機会はありません。しかし、将棋に強くなればそれこそ大正生まれのじいさまとも平成生まれの小学生とも遊び、彼らを驚かすことも可能なわけです(それに何の意味があるという考えもありますが)。これが何百年前から変わらない将棋というゲーム自体の魅力と思います。目次に戻る
24の特長と改善すべき点
やはりなんと言っても全国の将棋好きと自宅で手軽に対局できるようになったというのは大きい。特に忙しくて仕事帰りや土日に将棋道場に行くこともままならず、ここ数年ほとんど将棋を指していなかった私のような者も、24は文字どおり24時間開いているので帰宅し就寝までの間のちょっとした隙間時間にも早指しなら一番指せます。本当にありがたいことです。それに強さがレーティングという形で一律に評価され、夜はほとんどの時間帯で二千人以上の人がログインしているため、実力の近いいろんな相手と指せます。町の小さなリアル道場では、多くの場合いつ行ってもほとんど同じ人ばかりでお互い飽きてしまい、勝負に緊張感が減るのとは対照的です。リアル道場では手合いがつく(席主が適当な対戦相手を指名する)までの待ち時間も馬鹿にならないのですが、24ではそれもほとんどありません。
またこの24のレーティング、「相撲と将棋はプロはアマより段違いに強い」という神話を守るためか、その強さの相対化をこれまで意図的に避けていたプロ棋士や年々強くなっていく将棋ソフトをも巻き込んで、初心者からトッププロまで全ての将棋指しにおけるあらたな強さの物差しに大化けする可能性もあります。あくまで噂ですが、既にプロやその予備軍である日本将棋連盟奨励会員の複数の方が24で指しているとも言われています。経費的にも市内電話代だけなら最高でも一時間200円、接続料金を入れても席料+道場への交通費と比較するとほとんどの場合24が安上がりです。空気を共有しないし、プライバシーを守れるのでタバコの煙や男性の扱いが苦手(?)で道場を避けていた将棋好きの女性にもいいでしょう。
ただ、それと裏腹の欠点としてあまりに現実感が乏しく、人と指している感じがしないのが最大の問題です。盤駒の感触が無いこと、画面上の盤駒の美しさや駒音がいまいちなことも同じ意味で欠点でしょう。また感想戦がキーボードを介してなので会話が遅く、リアル道場で盤をはさんで相手の表情を見ながらお互い手と口を動かし合う感想戦に比べはるかに不便であることも欠点としてあげられます。一方が示した手順が相手の画面にもリアルタイムで表示されるようになったり、実際の対局には出現しなかった水面下の変化手順も表示できるようになると感想戦ははるかに便利でしょう。肉声のやり取りはプライバシーや通信速度、サーバーの処理能力等の関係で無理としても、感想戦に使う語彙は限られていますから、互いに会話をリアルタイムでテキストデータ化してやりとりするような方法が将来出来ればさらに快適になるでしょう。
ともあれ、もしかしたら将棋界全体を大きく変える可能性もある将棋倶楽部24、元々将棋好きだった私はすっかりはまりこんで、新しいゲーム機もゲームソフトも当分は手を出せないという状態になってしまいました。このページをご覧の皆さんも全くの将棋初心者から腕に覚えのある達人まで、将棋倶楽部24でこころゆくまでインターネットでの将棋対局を楽しんでみませんか(この項 平成14年7月4日記載)
追記、この項を記載して以降の情勢の変化を記載します。まず無料ソフトはさらにその強さを増しボナンザという驚異的なソフトが登場しました。ボナンザはハードへの要求も少なく、ほとんどのご家庭で使っているレベルのパソコンで十分な力を発揮し、その強さは今や県代表レベルに達しています。したがってアマのほとんどは無料ソフトに勝てないと言うことになりました(涙)。むしろ喜ぶべき事なのでしょうか。また将棋倶楽部24は日本将棋連盟の一事業と位置づけられることが決定しました。一方で将棋界全体としてのパイの縮小も懸念されています。私はソフトや24により、再び将棋界が活性化することを期待しているのですが。(この項 平成18年12月7日記載)
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