新潟県某市のさびれた商店街にある変なゲームショップ。店舗面積は約20平米と狭い。いつ行ってもあまりお客が居たためしはない。たまに来る客もほとんどが店主とは顔馴染み。店主は50歳代と思われる気の良さそうな小柄の親父。並べてある品はファミコン、MSXから、スーファミ、プレステまで中古ゲームのソフトとハード、模型(及びその部品)、安物の中古腕時計、トレカほかもろもろで、いまいち何が中心なのかよくわからないが客は中高生の男子がほとんどであろう。床に置いた衣類収納ケースにゲーム機の各種コントローラーがぎっしり詰まっていたり、親父の机の上に、はんだごてと修理中の模型部品が無造作に置いてあったり、一見して商品管理より店主自身の趣味を重視しているのがありあり。時に中央のテーブル上にやりかけの麻雀パイがならべられていることもある。また、入り口に「K工業高校何年何組○○○○(実名)の入店を禁ず」という張り紙もあった。○○○○と店の間に何があったかは知らないがますます尋常ならざる雰囲気。私メディカル越後はデスクリムゾンを必死に探していた時期、このもはやゲーム店とも言えない妙なゲーム店で無謀にも「あのー、サターンのソフトでデスクリムゾンありますか?」と尋ねたことがある。「え、デスクリンザン?」と親父は棚を一緒に探してくれて、「サターンの中古はここに並んでるのしかないんだよね。・・・ないみたいだねー。」といったやりとり(標準語訳)をした。その後ガーディアンヒーローズを店に釣り銭がなかったためつけで買ったりしたことも。ちなみにそれはケース傷だらけ、マニュアル手垢まみれだったが動作はオーケーであった。ちょっとしたいかがわしさも含め昔の「なんかや」(新潟では子供が子遣い銭を握りしめて、駄菓子、安おもちゃを買ったり、くじを引いたりする店をこう言った。)を想い出させるこのお店、今も営業してます。


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