パイロットウィングスで空を飛ぶ!
私メディカル越後がはまるゲームの条件のひとつに「空を飛ぶこと、または飛行機がそのゲームのテーマになっていること」がある。例えば大昔のアーケードゲームのWW(ワールドウォー2)から始まり、このパイロットウィングスシリーズ、エアーマネージメント(SFC)の民間航空、提督の決断2(SFC)とアドバンスト大戦略(MD)の軍事航空、デスクリムゾンではアッシムの館の空中浮遊(はちょっと飛行と違うような気もしますが)等だ。そのうち最も純粋に空を飛ぶことの楽しさを味わうことができたゲームがこのパイロットウィングス(SFC)とパイロットウィングス64だ。それ以前に遊んだ飛行ものといったらファミコンのスカイデストロイヤー(アーケードからの移植ゲームで疑似3D画面で戦闘機に乗り敵戦闘機と戦いつつ遠くに見える敵戦艦や敵基地を魚雷や機銃で攻撃するといった内容。要はデス1のボス戦を単純化したようなものだったと思う。)ぐらいでこれは画面も単純で処理も遅く到底飛んでいる感じはしなかった。パイロットウィングス(SFC)は店頭デモで当時の家庭用ゲーム機としては画期的だった回転、拡大縮小機能を見てびっくり、ハードとともに買うことを即決定したもの。そして徹底的にやり込んだ。画像は粒子の荒さが若干気になることがあったものの、やっぱりスーファミはすごい!と正直思ったものだった。その流れで続編の64版は発売前からハードとともに予約した。どちらも私にとっては前者はスーファミ、後者はNINTEDO64を買うことのきっかけとなったキラーソフトと言えよう。
機種としてはスーファミ版は軽飛行機、パラシュート降下、ハンググライダー、ロケットベルト(ロス五輪開会式のあの乗物)、エキストラゲーム、64版は上記4種目のうち軽飛行機に代えてパラプレーン(超軽量の飛行機とヘリコプターの合いの子のようなもの)となる他、エキストラゲームが大幅に変わる。スーファミ版はパスワードをとることがやや面倒だったが個性的な教官の指導を受けながらだんだん腕前が上がっていくのが楽しく、100点を取ってある教官の涙を見たときは感動した。またこのゲームの個人的な思い出としては職場の送別会にて、退職する女の子とその場で初めて互いがゲーム好きであることを知ってゲーム談義がもりあがり、後日餞別代わりにゲームカセットをプレゼントすることになった(ただし、また遊びたくなり再び中古品を購入)ということがある。女性の扱いが苦手な私としてはゲームがらみでは唯一の色っぽい話だ(赤面)。
64版では教官が登場しなくなりエキストラゲームもややふざけ気味のが多く、やや残念だったが、ハードの性能向上にともなうグラフィックスの強化は素晴らしい。各タスクをクリアするとバードマンになって自由に空を飛ぶことができる。夜リゾートホテルの屋上に舞い降り海岸を見おろしたり、遊園地で観覧車や夜空の星を見上げたり、教会の上空を通り過ぎた際は鐘の音が次第に遠ざかっていくのを聞いたりすることも可能で、バーチャルリアリティーってこんなことかなと初めて実感させてくれた。新潟県人としてはちとうるさい雪の表現も比較的自然だったこともたいしたものと思う。欠点は遠景の山並等の画像が若干不自然になることだが、これはハードの限界でやむをえないところ。多分64版は現在中古で店頭価格千円前後と思う。パイロットウィングスにはまると寝てても空を飛ぶ夢を頻繁に見る。ウェーブレース64と並んで隠れた名作としてゲーム好きの大人にお勧めしたい。
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