プラセボ効果(プラシーボ効果)
薬効成分のない偽薬を投与したのに、
病気が快方に向かったり、
治癒することがあります。
さらに、
偽の鎮痛剤を処方された患者さんは、
医師から偽薬と明かされた後になっても、
引き続いて 鎮痛効果を得られるそうです。

患者さん自身が、偽薬と分かっていても
鎮痛効果を得られるには、医師が
時間をかけて 患者さんに、
「これは偽薬ですが 効果ありますよ」
と信じ込ませることが 条件のようです。
医師が患者さんに
『偽薬でも 効果がある』
と説明を繰り返し、患者さんが納得して
受け入れたら、「本物と同じ効果」を
得られるといわれます。

そのように、一度 学習してしまえば、
患者さん自身が 偽薬と分かっていても、
脳が勝手に 「本物」と認識します。
思い込みだけでも、自然治癒力を
アップさせてしまいます。
" 信じる者は 救われる "
勝手な思い込みであっても、
「効果がある」 と信じることで
本物と同じ効果を得られます。

このように 人間の脳が 信じ込んでしまえば、
医師から 「偽薬」という事実を聞かされても、
患者さんは 理論的な判断ができなくなります。
ある意味、洗脳に似ています。
さらに 厄介なことに、
一度でも 脳が 洗脳されてしまえば、
今度は、埋め込まれた"常識" を くつがえすことが
至難の業になってしまいます。
間違ったことをしてると 理屈では 分かっていても、
頭の中では なんかオカシイと 理解していても、
なんとかして 断ち切らなければと 願っていても、
それでも、理論的に正常な行動が できないまま、
ズルズルと "悪習" を 引きずってしまいます。
だから、 おそろしいと思うのです。

※ご参考
「田舎のパソコン教室の生徒さんの募集について」
http://harima.mond.jp/seminar/772014/index.html
10数年前、田舎の田んぼの中で
パソコン教室を開校しました。
当時のパソコン教室経営は、
授業料の一部補助制度もあり
ワード エクセルなど資格取得とか
業務に必要な方がパソコンを習う
というのが一般的な運営でした。
ですが 私は、"学ぶこと" 自体を目的
とする運営を考えました。数年後に
団塊世代の数百万人のセカンドライフ
に関心が集まってました。
また、田舎のシニア(お年寄り)は
田畑で農作業のイメージがありますが、
ほとんどは 新聞とかテレビを見られ
慎ましく静かに暮されています。
生徒さんをシニアに絞って、新聞折込から
インストラクターの対応マニュアルまで
シニア向けに変えました。
見渡す限り 田んぼの真ん中の
パソコン教室でした。
仕事に必要だから学ぶと言う
"当時の常識" をくつがえし、
パソコンを学ぶことを目的にしました。
ですが、私の "非常識な見解" に対して
『そんなパソコン教室なんか 誰も来ないよ』
というのが、"当時の大半の ご意見" でした。

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