なぜ 詐欺師に だまされるのか?

「脳は他者への共感と分析的思考を同時に処理できない」
ScienceDaily 2012年11月18日より引用しました。
http://www.sciencedaily.com/releases/2012/10/121030161416.htm




人間は高い社会性を持つ動物で、
他の者と気持ちを共有させることで、
お互いを高め合い、価値観を共有し、
文明を発達させてきました。

ですが人間の脳は、「他者への共感」と
「分析的思考」を両立できないことが
明らかになりました。

他者への共感について何か作業を
している時は、冷静に分析する作業の
ネットワークが遮断されてしまうという
研究結果が発表されました。





アメリカのケースウェスタンリザーブ大学
の研究によれば、

 「他者への共感」に使われる
 脳の神経回路網が活発になる時は、
 「分析的思考」に使われる神経回路網
 が抑圧される

ということが明らかになりました。
人間の脳には、

(1) 社会的/道徳的/感情的に
  他者と繋がる時に使われる
  ネットワーク
(2) 論理的/数学的/科学的思考に
  使われるネットワーク

2つのネットワークがあるといわれます。





脳が休息状態にある時は、この2つの
ネットワークは交互に使われますが、
どちらかの機能を要する作業を行う場合

『もう片方のネットワークが抑圧される』
ことが分かりました。

片方の機能が活動している時は、
もう一方は抑圧されることが
明らかになりました。

人間の脳には、構造的な制約があり
「共感すること」 と 「分析的思考」 を
同時に行えないことを示す研究結果
となりました。





だまされる側(=他者への共感)

他者(詐欺師)との「共感」について
脳のネットワークを活発化させています
ので、冷静に自分の置かれている状況
を「分析」することができなくなっています。


詐欺師(=分析的思考)

相手をだます戦略を「分析思考」しようと
必死になって脳を使っていますので、
相手と「共感」する気持ちなんか
全く考えてません。





非常に理知的 論理的な人でも、
詐欺に引っかかってしまうのは、
このような脳の構造が理由
といわれます。

だまされないためには 途中で
脳を休息させ、詐欺師の話について、
何も考えない時間をとることが、
だまされない秘訣かもしれません。



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