洋書を読むこつ
ハリーポッターをまずは読みたい人へ
英語の本を読みたい思った時がまずは最初の一歩です。
でもハリーポッターはあまり使われない単語や、ちょっと見慣れない単語が
多いのでなにも助けなしに読もうとする人はなかなか最後まで読みきれない
のが、正直なところでしょう。ですから、単語の解説の本が出ていますね。
それを購入して横に置きながら、読むのもいいでしょう。それで充分な人は
その方法で読み進めましょう。でも文の意味がなかなかとれない人は
このサイトをつかって下さい。
読むこつ その1
先に翻訳を読みましょう。
英語の実力のある人なら、また何冊もペーパーバックで英語になれている人は
そのまま第1巻を読み始めて分からない単語はこのサイトか本などを参考にして
読めばいいでしょう。
ただし、このハリーポッターが好きで、原書で読んでみたい、英語で読んで
みたい、と思っている人は初めて英語で長い小説を読む経験がないと思います。
ですからあまり無理をしないで先に翻訳を読みましょう。でも大半の方はすでに
読んでいると思います。
読むコツ その2
主語と動詞をすぐに見つけること。
@ 離れている時
1巻の第1章の最初の文;
Mr and Mrs Dursley, of number four, Privet Drive,
were proud to say ...
この文章 主語は 最初の Mr and Mrs とすぐ分かるけど、その後動詞が
すぐに出てこない。やっと、 were が出てきて、これだと分かるが・・・
A 動詞が二つあるとき
1巻 p.8 l. 3
Mr. Dursley picked up his briefcase,
pecked Mrs Dursley on the
cheek and
tried to kiss Dudley goodbye but missed,
ここもすぐに主語は見つかるが、その後の動詞でまごつく人もいるか
もしれません。
主語 動詞@、動詞A and 動詞B のパターンです。二つ目の動詞
peck がくせ者です。edが付いているから動詞だと見当をつけましょう。
B 受身形が使われていてその前の部分が主語
1巻 p.8 l.22
drills were driven out of his mind by something else.
受身形で主語
C 仮主語の時
1巻 p.8 l.33
It struck Mr Dursley
that this was probably some silly stunt-
it の仮主語
D 動詞が前に出てきた動詞do又はdidで受ける。
1巻 p.9 l. 2
though
people down in the street
did;
did = saw
E 主語に関係代名詞がついているとき
1巻 p.10 l.13
As he pulled into the driveway of
number four,
the first thing he saw
- and it didn't improve his mood
-
was the tabby cat hhe'd spotted
主語に関係代名詞が付いている場合
the first thing
that he saw
挿入句がある場合
- and it(= the first thing) didn't
improve his mood -
F 主語が長いとき
1巻 p.11 l.37
His last, comforting thought before he fell
asleep was that even if
the Potters were involved, there
was no reason for them to come near
him and Mrs Dursley.
主語が長い hid last comforting thought
(彼の最後の心休まる考え)
これに before he fell asleep (彼が寝付く前の)
G 動詞と名詞を見分けよう
すぐにわかるところから説明しましょう。
p.28 l.11
The
escape of the Brazilian boa constrictor earned
Harry his longest-ever punishmenet.
escape は the が付いているし、また
次に of があるから動詞ではないことがわかりますよね。
すぐにわかる場合はいいのですが、文の中に出てくると動詞か名詞か区別がつかないことが
良くあります。その場合は動詞だったら、名詞だったらと可能性を追求しましょう。
読むコツ その3
関係代名詞を自分のものに!
@ 関係代名詞の省略
1巻 p.7 l.12
They were the last people
(that) you'd expect to be involved in anything
strange or mysterious,
expect 目的語 to do
例 You can't expect me to believe
that.
まさか私がそれを信じるなんて思ってないよね。
ですから、ここは二つの文があり
They were the last
people.
You would expect
them to be involved in anything or mysterious.
これが 関係代名詞 that で繋がっています。
このyouは一般的なyouで訳さなくていいのです。
1巻 p.7 l.23
The Dursleys had everything
(which) they wanted.
1巻 p.8 l.21
As he drove toward.s town he thought
of nothing except a large order
of drills
(which) he was hoping to get that day.
1巻 p.8 l.26
Mr Dursley couldn't bear people
who dressed in funny clothes -
the get-ups
(which) you saw on young peole
おかしな格好をしている人に我慢できなかった、(とくに)目にする若い人が
着ている服に...
A関係代名詞 what (・・・のもの、・・・の事)
1巻 p.8 l.11
Dursley didn't realize
what he had seen.
ダーズリーは見たことを信じられなかった。
1巻 p.9 l.15
that he caught a few words of
what they were saying.
彼らの言っている2,3のことを
1巻 p.9 l.17
The Potters, that's right,
that's what I heard
that
is what I heard
それこそ私が聞いたものだ。
読むコツ その4
代名詞を元の名詞にもどす癖を!
1巻, p.7 they, he, she, it, they,
her sister, this boy, like that
読むコツ その5
接続詞・副詞に慣れよう!
1巻, p.7 l.20
,which came in useful
as she spent so much of her time craning
over garden fences,
as は 色々な意味と使い方があります。
@ 様態 ・・・のように
A 時 ・・・するときに
B 比例 ・・・するにつれて
C 理由 ・・・なので
D 譲歩 ・・・だけれども Cold
as it was, we went out. (though)
こんなに意味があると、始めのうちはどれを使っていいのか分かり
ませんね。最初は一つ一つ当てはめて一番適当な意味を採用します。
数学でいえば、どの公式を使えばいいかと考えるのと一緒です。
慣れてくれば、早くなります。
次は副詞
1巻, p.7 l. 33
This boy was another good reason
for keeping the Potters away;
for は副詞です。これも意味がたくさんあります。
@ 利益 ・・・のために
A 目的 ・・・するために(の)
B 代理 ・・・の代わりに
C 時間・距離 ・・・の間
D 方向 ・・・に向けて
E 交換 ・・・と引き替えに
F 要求・準備 ・・・を求めて
G 原因・理由 ・・・のために
H 関連 ・・・に関して
I 適切性 ・・・にとっては
J 考慮 ・・・を考えると
K 日時・機会 ・・・に、・・・を祝って
L 雇用 ・・・に雇われて
M 賛成 ・・・に賛成して
N 割合 ・・・に対して・・・につき
O 認識 ・・・として
P 不定詞の意味上の主語を表す
気が遠くなりますね。でも日常でよく使われるので、
色々な意味が付いてきたのです。
文で出てきたときに一個ずつ覚えればいいと思います。
高校生なら、教科書で出てきたときに、覚える、社会人なら
ペーパーバックで出できたときに考える。
特に高校生には読む量で力がわかります。
教科書は本当に量がありません。
自分で読むか、長文の問題集を毎日1題から、2題解くといいでしょう。
読むコツ その6
場面を想像してみよう!
これは大事なことです。頭にその場面を描く。おかしければ、どこか
が間違っているのです。
持っている知識を全て使って読む。読むことはスポーツです。
読むコツ その7
thatに注意(指示代名詞、関係代名詞、接続詞)
これが出てきたら、いつも頭に三つの可能性を浮かべましょう。
実践編 第2章
では、実際に第2章を使って、実際に読んでみましょう。
1章を読み終えた人は、2章がやさしく感じられることでしょう。
ローリングさんも1章は力が入ってしまい、やたら手の込んだ文章を
書いたのでしょう。ですが、2章になり少し気持ちが落ち着き、
その雰囲気が2章に表れています。
では23ページの最後の部分をみてみましょう
p.23
l.35
l.35 On the other hand, he'd got into
terrible trouble for being
l.36 found on the roof of the school kitchens,
Duddley's gang had been
l.37 chasing him as usual when, as much
to Harry's surprise as anyone
l.38 else's, there he was sitting on the
chimney, The Dursleys had
l.39 received a very angry letter Harry's
headmistress telling them
l.40 Harry had been climbing school buildings.
l.35 on the other hand; もう一方で
l.37 as much to Harry's surprise as anyone
else; as .. as ですね
他の誰かが驚いたと同じくらいハリーも
考え方
l.35のfor が曲者です。
get into troubleで何か問題に巻き込まれるのだとわかります
terribleがもしわからなくても気にしないことです。
だってなくても意味が通じていますから。
for は読むコツ5で書いたようにいろいろな意味で使われてます。
この場合は、理由で ・・・なので
for の後は名詞が来ます。
ですから beingとして動名詞にbe動詞を変化させています。
なおかつ being found で受け身です。 みられる、見つかる
l.36の後半の文は長くてわかりづらいですね。
ですが、ここでは読むコツの2です。
主語と述語動詞を見極めることです。
それと接続詞がどんな役割をしているかです。
主語と動詞と接続詞とその主語動詞を抜き出すと
gang chase him when he sit となります
when は 前の文を訳し、「その時は・・・した」と訳すと
うまくつながることが多いです。
ギャングが彼を追いかける その時 彼は座る
これに、細かい意味を付加していけば全体の意味になります。
as 以下は挿入句ですの後から考えればいいです。
there he was sitting on the chimney
there は倒置で その場所を強調しているのです。
そこに座っていたんだ、そこに どこに? 煙突の上だよ。
こうなります。
また、なにかこの文章はどの順番で解読すれば
いいのか聞きたければ遠慮なく
メールで
聞いてください。
ヒロ