■恋心が事切れるとき
「そのままコレキリになってしまったらどうしよう?」メールしなくちゃ、彼、私のこと忘れちゃうよ・・・。
けれど、一向に、彼からの返信はありません.... すると、ある時を・境に・こうなります。
何度メールしても無視だよ、無駄だよ、もういいよ、疲れた、止めるよ、諦める。
このテの[彼が期待通りの言葉を返してくれない]というシチュエーションは、
二人の国交模様がどんな状況・段階にある場合でも、起こりうるパターンですから、
そんな彼の対応いかんで[恋心が事切れる]可能性は、誰にでもあるわけです。
それが、たとえ"ラブラブカップル"の間で起きたこと.だとしても、
相手が思う通りに動いてくれない時、人は、イラっと(どよんと)くるものです。
いい人――自分にとって都合のいい人
悪い人――自分にとって都合の悪い人
よろしく
自分の思うとおりに望みどおりに動いてくれない相手に対して、
つまり、自分に快感・多幸感・満足感・喜びを与えてくれない相手に対して、
私たちの愛は、カンタンに 憎しみにすり変わる とは思いませんか?
私自身、愛しい彼が 自分にとって
決定的に都合の悪い(思い通りにならない)人間だと確定された瞬間、
「なんてヒドい人なのっ!」と罵詈雑言あげ連ね、悪態つきたくなりました。
けれど、そもそも。
なぜ、「愛してくれない」というだけで、愛は憎しみに変わるのでしょう?
「鳴かないから」というだけで、命まで奪おうとするのでしょう?
なぜに、わざわざ「あんな男と・・・」と彼を蔑む(コキオロス)評価を下すのでしょう?
そんな理由で命まで奪ってしまってホントにいいの?あんなに愛でていたのに?
愛してくれないという理由だけで、彼を否定しちゃっていいの?憎んでいいの?
それとも、彼を否定しなければ、彼を憎まなければ、彼から旅立てない?
そのくらい彼をまだひきずっている?そんな自分を誤魔化している?
私の場合。全貌を照らしたその光は、彼の人格を否定するものではありませんでした。
まだなお彼に魅力を感じる分、彼をイテまおうとする自分に、責任を感じたのです。
彼を殺す権利が私にあるの?
お前は何をした?彼がそうなったのは、お前の責任ではないの?
彼のことを「あんな男・・・」と感じる原因は、お前の中にあるんでしょう?
[愛してくれていない と わかっただけで → 途端に憎しみに変わる]
という心理展開の中では、本来無関係であるハズの
[彼の私に対する気持ち]と[彼への人格評価]が直結密接に絡んでいます。
ラブラブ♪愛されてる時には「最高のダリーン♪」と彼を高ーーく評価するのに、
望むように愛してくれなくなると、 途端にプンスカヽ(`Д´)ノ、怒り出すのです。
私を愛してくれない(私の気分を害する)彼は、サイテー最悪の極悪人!
私を愛して(イイ気分にさせて)くれるなら、最高ステキなmyダリーン♪
自分にとって相手が都合のいい存在か、悪い存在か、というだけで、
最高だったはずの彼の人格は、突然「あんな男・・・」並みの評価に成り下がるのです。
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■イテまえホトトギスの正体
〜愛してくれないなら殺してしまえ。愛してくれないから殺してしまえ〜
「あんな男・・・」という言葉(イテまえ精神)の根底にあるのは、
プライドが傷つけられた悲しみと
「この恨み、晴らさずにおくものか・・・」的怨念。すなわち憎しみです。
それは[愛してくれないなら殺す。愛してくれないから殺す]という復讐心。
放たれたその言葉は今や脅迫さえも意味しません。彼女はヨリを戻したくて、
「殺されたくないなら、私を愛してよ!!」と叫んでいるわけではないのです。
もはや彼女は"愛して"とは叫ばないし、また叫べません。
その心は、突きつけられた現実を前に、ついぞ絶命した...からです。
彼女にはもう彼に愛を請うイシはありません。ただ息の根を止めたいだけなのです。
彼女が愛を請わなくなったのは、執着を手放したからではありません。
イテまえタイプの執着心は、秀吉家康タイプの執着心とは全くカタチが違うのです。
信長にはホトトギスを鳴かそうという気がハナからありません。だから殺せるのです。
彼女にはもう彼を鳴かそうという気は失せているのです。だから殺すのです。
彼女は執着しているから、彼を殺すのです。
執着しているからこそ、殺さなければ気がすまないのです。
無傷で逃がすなど、ありえないのです。
けれど彼女はただ憎まれ口を叩くことで、自分を納得させようとしているだけなのです。
「あんな男・・」と吐き捨てることで、ナニカを納得させようと、ドコカをごまかそうと
しているのです・・・それでは何も解決しないのに。
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■本当に彼は悪人か
第一。彼が私に気持ちを向けるも向けないも、すべて彼の自由です。
彼の自由を"奪う権利"は誰にもありません。"奪いたがる自由"はあるやもですが。
ともかく[彼に愛されたい私]としては[やっぱり自分が可愛い]ものです。
それゆえ壮絶[悲キこもごも]な[キ怒哀ラク]を感じます。
そして、それらの感情は、おおいに感じていいものです。
『大いに悲しみなさい、けれど、惨めな思いをかみ締めることは止めなさい』
けれど溺れるような感情のままに、彼を評価してしまうと、
密かに抱いた憎しみによって、評価に狂いが生じてしまいます。
事実、彼の本質は"何も変わっていない"ハズです。
私の願いを叶えてくれない、思い通りに動いてくれないというだけで。
いわば、ホトトギスは声を失ったわけではなく・・・鳴けるけど、わざと鳴かない状態。
私の前だから、あえて鳴かない状態・・・。むしろ「キミの前では、もう鳴きたくない」
と、他の女性(私以外の女性)の前でなら、美しく鳴いてみせるかんじ・・・。
その声を私だけが独り占めできたなら、ホトトギスは最高に愛すべきダーリン♪
だけど、他の女にさえずったり、私を素通り無視してくようなホトトギスは最低だ!
殺されて当然よ!o(`ω´*)oと、イテまえ渇愛ちゃんは憤慨するわけ。
そぉーよ!すっかり騙されたわ!あんなサイテー男に惚れてたなんて、超悲劇!
こんなにも私を傷つけといて、アイツひとりで幸せになるなんて、絶対許せない!
なんて言い分、ひとりよがりな恨み節・言いがかりでしかないと思いません?
事実、彼自身を、その本質を、美しい歌声を愛している人なら、
大好きなその声を堪能する機会を逸してしまったとしても、
「ヤッちまった?扱い方が荒かった?寿命?相性や環境が合わなかった?」
と、自ら原因を明らめましょう。
たとえ"自分可愛さ"に一旦はムカついてたとしも(愛したソレが機能であったとしても)
寿命か、操作法か、審美眼か...まして"安物買いの銭失い"とて本人の責任。
それを「あんな男・・・」と罵るように、彼をケナし痛めつけ、キズモノにするならば
そんな風にイテまわさなければ、気がおさまらないとしたら、それは・・・
(うらみつらみは、自分の行為を他人のせいにして責めるという無意識の投影である)
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イテまうのではなく、気前よく気持ちよく、自由にギスを空へ放つ。
どこで鳴こうが誰と鳴こうが知らぬ存ぜぬ構わない♪とにかく達者で幸せに(^0^)丿
そんな気分で彼を愛することが出来たら、人と接することが出来たら、
完全に執着を手放した、と、いえるでしょう。
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