★ ここにもこんなエピソード (その6)★
★ 2006 HAPPY HALLOWEEN で使われている絵柄
スヌーピータウンショップなどで販売されている 「2006 HAPPY HALLOWEEN シリーズ」
1960年代のハロウィンもののコミックからの絵柄が使われています。
左 「スヌーピー」 1961年10月28日のコミックより。 こちら掲載本は ツル・コミック第24巻 「売れっ子スヌーピー」P25 、または
Trick or Treat!: A Peanuts Halloween (Ballantine Books) P41。
ハロウィンの夜、最も誠実な(?)かぼちゃ畑からかぼちゃ大王が飛び立ち、
世界中の子供たちにおもちゃを持ってくると信じているライナス。
ルーシーに「誰にしろ5日もかぼちゃ畑でかぼちゃ大王を待っているなんて
気が違ってるわ」と言われる。でもかぼちゃ畑にいたのはライナスだけじゃなかったみたい。右 「スヌーピーとライナス」 1963年10月30日のコミックより。 こちら
掲載本は ツルコミック第32巻 「空とぶスヌーピー」P66。
スヌーピーにつぶやくライナス。「かぼちゃ大王を信じているのはボクひとりだ。」
「・・・・・ボク気が変かな?ボクの目を見てボクがおかしいか言ってくれ。」
「ことばもないね。」とつぶやきながら立ち去るスヌーピー。
★ SNOOPY and THE PEANUTS GANG 第4巻 「SHALL WE DANCE」
このシリーズは全8巻。掲載されているのは全て日曜版である。
この第4巻には1964年末〜1967年7月までの日曜版のうちの
91本を掲載している。
このシリーズについては
うさぎさんの 「PEANUTSできごと年表」 こちら の
「ピーナッツの図書館」の「イギリス・オーストラリアの本」の
「1980年〜1989年」 に詳しい説明があるので、
そちらをご覧になることをお薦めします。
さて、この本の表紙のコミックはこの本には載っていない。
ツル・コミックまたは 角川書店SNOOPY BOOKS
第45巻「とびだせ! ウッドストック」 P75 にあります。 こちらスヌーピーがお辞儀をしてルーシーにダンスを申し込む。
スヌーピー「社交ダンスがリバイバルしているのさ」原文では「Close dancing」となっているのが社交ダンスと訳されています。
ダンスにおいて男女が正対し、体は15〜20センチ離れている位置取りを closed position というらしく
それよりもさらに体を近づけた位置取りを close position と言うそうです。
団塊の世代の方は、社交ダンスの上手な方が多いようです。そして男の方が上手だと
社交ダンスなど踊ったこともないであろう若いお嬢さんとでも、それなりにさまになるようです。
スヌーピーもかなりの腕前なんでしょうか?ルーシーがこの表情ですものね。
★ 70年代初期の便箋より フリーダに’SMACK’
1971年あたりに購入したホールマーク社の便箋より。
以前にもとりあげている。 こちらフリーダは1961年3月6日に初登場。天然カールが自慢で
「ファーロン」という名前のネコを飼っていた。
スヌーピーの顔を見れば、うさぎ狩りに行くように
うるさく言う女の子だったが、1970年代前半あたりまで
野球のシーンなんかにも登場していたが、その後ほとんど
登場しなくなった。スヌーピーがうさぎ狩りをしないことを、
時のビーグル長官に密告したことがある。
当然、その時はチャーリーをはじめ仲間たちから非難ごうごうだった。
「ファーロン」は 「スヌーピーと仲間たち」 こちら に掲載があります。← ここにも使われています。
「Peanuts Parade 第8巻
「A KISS ON THE NOSE TURNS ANGER ASIDE」この本には1960〜63年あたりのコミックが掲載されている。
さて、この表紙のコミックを掲載しているのは この本のP17と、
ツル・コミックまたは角川書店SNOOPY BOOKS 第24巻
「売れっ子スヌーピー] P31、復刻文庫版もそのあたり。 こちらフリーダは今日もスヌーピーに文句を言っている。
「何の役にもたたない人生を送って、何の貢献もしないで、あなたって]
さらに言い続けようとしたその時、 ”SMACK”
「鼻へのキスは怒りをそらすのに大いに役立つ」 スヌーピーのひとこと。
★ PEANUTS PARADE 第29巻
「THE WAY OF THE FUSSBUDGET IS NOT EASY」
いわゆる洋書のオリジナルシリーズ言われるもののひとつ、
Peanuts Parade シリーズの第29巻。このシリーズは
この巻で終了。以降はPeanuts Collector Series に続きます。この本には1984.1.2〜12.31 までのコミックが載っています。
他のParade本と比べると表紙デザインがかなり違います。
洋書のオリジナルシリーズ(Peanuts Reprint Books) は
ピーナツ・コレクター・クラブのDerrick Bang 氏による こちら を
ご覧ください。違いがわかります。
さて、この表紙にあるコミックの一コマと、このルーシーは
この本には載っていない。でも大きなヒントがあるのである。
まず、ルーシーの服装。80年代になると
シュローダーのピアノの前ではワンピース姿であるが、
野球や精神分析スタンドの時はTシャツにズボンがほとんど。
ワンピース姿ということで1970年代のものと推測。
次に下のコミックの一コマ、ルーシーとライナスがテレビの前で
いるコミックはかなり日曜版に多く見られる。セリフまであるので、
これは1971〜1980年までの日曜版をすべて掲載している
「スヌーピー全集」全10巻(角川書店絶版)を探すと見つかった。
その過程で上のルーシーも発見した。上のルーシーは1974.2.17の日曜版コミックからのもの。こちら
掲載本は角川書店「スヌーピー全集第4巻」P16(絶版)または、
ツル・コミックまたは角川書店SNOOPY BOOKS第48巻
「売れっ子作家スヌーピー」 P56 文庫版もそのあたり。テレビをつけたルーシー。
ライナスに「姉さんのすることといったら再放送のテレビを見るだけかい?」と言われ
「うるさいわね。」と言っている時のもの。「タメイキ」をついたライナスにイライラするが、
ライナスはお得意の聖書からの引用「ローマ人への手紙第8章」を披露し
タメイキが聖書に基づいていることをルーシーに聞かせて彼女を黙らせるのであった。
最後のコマでルーシーがぼやいている。
「どうしたもんかなぁ・・・彼をひっぱたいてやるべきか、私が日曜学校にもどるべきか!」下の拡大ひとこまは、1979.4.29の日曜版コミックからのもの。 こちら
掲載本は角川書店「スヌーピー全集 第9巻」 P70(絶版)。セリフの訳「弟ってものは姉の命じることをすべて聞くものよ、しかもすばやくね。」
その後さらに「さぁ、台所に行って私にホット・チョコレートとトーストしたイングリッシュマフィンを
ふたつ作ってくるのよ。」とライナスに言いつける。ライナスはすばやくしたくを整えて
ルーシーのもとへ持ってくる。
ライナス「ほら、どう?姉さんのご注文どおり、しかもすばやかったよ!」と言うと
ルーシーは「お愛想言うの忘れたわよ!」
相変わらず、ライナスには点が辛いルーシーなのであった。