★ ツル・コミックの表紙から (その2)
★ ツル・コミック第43巻 「人気者ね チャーリー・ブラウン」 この表紙のスヌーピー、袋をかぶっているチャーリー・ブラウンは
別々のエピソードからのものである。まずスヌーピー。掲載しているのはこの本のP65。エピソードはリランが
チャーリーのチームに参加するところから始まる。(P45〜65)
シーズン最初の試合に臨んだチャーリー・ブラウンたち。
試合は9回の裏、サヨナラのチャンス。バッターボックスに立つのはリラン。
小さい彼には相手方ピッチャーもストライクが入らず押し出しのフォアボール。
チームは見事勝利するのであった。しかし・・・
その夜リーグの会長から呼び出しがあり、ライナスとチャーリーが出向くと
「トバク」の対象試合であったことが発覚。勝利は取り消しとなってしまった。
チャーリーのチームが勝つほうにかけたのがリラン。
相手方に賭けたのは誰だろうとチャーリーがつぶやく横でスヌーピーがこの表情。さて、フクロをかぶったチャーリー・ブラウン。 ←講談社「ピーナツ・エッセンス 6 いいことがある」 この本には載っていない。
←表紙はエピソードの始まる 1973.6.11 のコミックの2コマ目からのもの。
ある日の早朝、目覚めたチャーリー・ブラウン。そしてベッドでそのまま
日の出を迎えたのだが、なんと昇ってきたのは野球のボール。そのうち月も、アイスコーンの丸いアイスも野球のボールに見えるようになり、
やがて頭には野球ボールの縫い目状のじんましんが出てしまう。
フクロをかぶって医者に行くと、キャンプに行って気分転換するようにと言われる。フクロをかぶったチャーリーは、面白半分にキャンプ会長に選出される。
みんなに「フクロ」とか「フクロさん」(Mr.Sack)と呼ばれ、人気者に。キャンプでの生活は快調そのもの。
やがて、頭にかゆみのなくなったチャーリーは日の出を見に行くことにした。着替えの最中、同室の子供に
素顔を見られ「あいつがぼくたちのリーダー?!?」 チャーリーは人気者から元のチャーリーになるのでしょう。
そして期待と不安の中、ひとり日の出を待つチャーリー。
でも、昇ってきたのは太陽ではなく何とMAD坊や。「何?関係ないよね。」と言われ
ためいきをつくチャーリーでこのエピソードは終わります。(MADはアメリカの有名なコミック雑誌です)このエピソードは第43巻と 「スヌーピーの50年」P96〜97 こちら にも掲載されています(一部省略)。
シュルツ氏はこのエピソードが大変うまくできたお気に入りの作品であったと述べておられます。