04年10月

『きょうのできごと』 04年10月30日

彼女のご機嫌をとるために仕事が終わってから神戸のレストランで食事をした。うまかった。これくらいの味ならば俺にも違いはわかる。

帰って(今更ながら)本多孝好『FINE DAYS』を読む。今クチコミで静かなブームを巻き起こしている作家だ。で、非常に良い。これは好きになりそうだ。浅野いにおの世界観と似ている気がする。あと伊坂テイストも感じた。先日発売された『真夜中の五分前』も手をつけたい。

明日は仕事が午後からなので朝イチで『SAW』を観に行く。働く前、しかも早朝からこんな映画を観る俺はやっぱりおかしい。そしてそんな俺が俺は好きだ。
←自分が好きというのはとても大事なことだ。


『水の迷宮』 04年10月29日




仕事が休みだったので音楽かけながらベッドに寝転がって光文社イチオシ『水の迷宮』を読んだ。非常に期待していたんだけれど・・・うーん俺はいまひとつかな・・・。ラストの展開とか、作者の表現したいこと・読者に見せたい画はわかるんやけど・・・それにしてもそれはいかんやろ・・・的な・・・。どうなんでしょうね。読んだ人の感想が聞きたいです。まあ客ウケのする要素が満載なのでそこそこ売れるかなという気がします。



『観ずに死ね@ ツールボックス・マーダーの巻』 
04年10月29日





予告していた映画コラムコーナー、気が萎える前に始めようと思い、
とりあえずは日記内でやっていきたいと思います。
よろしくお願いします。


さて記念すべき一発目はそうこれです。
『ツールボックス・マーダー』!


ビデオパッケージを見たらどんなに鈍感な人でも気づくと思いますがこの画面いっぱいに映ったレンチを咥えた狂人が本作の主役です。

その名をラスマン。

彼はもともとハリウッドの有名役者だったのですが途中から黒魔術にのめりこみ、その魔力が込められたマンションを建てて自身行方不明となってしまいます。

が、実はラスマンはそのマンションの力によって不死身となっており!知らずにマンションにやってきた住人たちを夜な夜な惨殺していたのです!

で、なぜか殺すときに大工道具(ツールボックス)を使うのでこういう題名になるわけです。(彼は元裏方だったのかもしれませんね)


とまあ、あらすじを書いてみると何とも言いようのない陳腐さだけが露呈し悲しい気分になりますが、これはすべてのB級ホラーにあてはまることなので気づかぬフリをするとして、

本作を監督したのが何を隠そう!トビー・フーパー御大!そうです。あの『悪魔のいけにえ』監督の最新作なのです。

で結論から言えば、そんな過去の威光がちんじろ〜と消えてしまうようなしょぼしょぼ〜としたカナシー出来となっています。
世界中のホラー愛好家のため息が聞こえてきそうな駄作です。

で俺なりに観終えてから巨匠の何がいけなかったのか考えてみました。で結論が出ました。それをあえて言わせてもらえるならば、


この監督にはセンスがない!


断言してしまいました。

あのトビー・フーパーを一文の日本語で全否定してしまいました。全国のホラー愛好家を敵に回したかもしれません。いやいやしかし!お前ら良い加減気づけよ!このオッサンにセンスはねえよ!認めようぜ兄弟!

『悪魔のいけにえ』はこの演出力のなさ、センスのなさが、すべて逆の効果に働いて奇跡的に誕生したまさに自然の結晶、偶然の産物であり、フーパー自身の力によるものではないと俺は思っています。

だからこそ、あんな己の力量を遥かに上回る作品を創ってしまったからこそ、フーパーのその後の伸び悩みがあるのだと思います。


みんなこの人に求めすぎなのです。
言わば映画界の究極の一発屋みたいなもんです。



もはや正攻法ではなくセルフパロディに逃げ込むしかなかった『いけにえ2』やスピルバーグというブランドでごまかした『ポルターガイスト』でも彼にしてはよくやった!と言ってやるべき作品なのです。(大金と当時最新鋭のSFXを投入して完成した『スペース・バンパイア』のトンチキぷりを見て御覧なさい!)


我々はそろそろ彼をこの「クラスメイトの前では金持ちのフリをしているけど本当は実家は貧しいんです!学園ドラマエピソード」呪縛から解放してあげるべきなのかもしれません。
彼もそれをきっと心の何処かで望んでいるに違いありません。
というか望んでいることを望みます。


偉そうなことをつらつらと言ってきましたがとにもかくにも『悪魔のいけにえ』という映画史に永遠に残る怪物をドロップしたトビー・フーパーはこれからもその名を称えられるべきであること自体には異論ありません。

そして『ツールボックス・マーダー』は一部のマニアを除いてまったく観る価値の無い一本です。

借りるなよ!!
(↑このコーナーの締めの台詞になりそうです。)



『みんな元気(読書の秋A)』 04年10月28日




舞城王太郎新刊発売。と言っても表題を始め短篇五本のうち四本が既出。というわけで書き下ろし超短篇『Dead for Good』だけとりあえず読んだ。可もなく不可もなくというかどちらかと言えば不可に近いが(←俺はね)舞城の極限暴力的世界観がミルフィーユ薄皮のように混ぜ込められていてああ早く奈津川書けよ出せよと思った。さて今読みかけの『水の迷宮』に戻ることにする。


『一問百答 回答』 04年10月26日


というわけで一週間前に出したお題の回答です。
とにかく思いついたものを百挙げました。
一つでもヒットしてくれたら本望です。



<お題> ライオンが百獣の王と呼ばれる理由

1ライオンのンの字だけで軽くトラをしばける
2学ランの下に赤いTシャツを着ている
3ゲームソフトを必ず一日早く手に入れている
4ジャンプを土曜に手に入れる
5オナニーばっかりしている。むしろそれしかしない。
6AV女優のサインを二十枚くらい持っている
7親父が九十九獣の王
8獲物を噛むときも決して歯を立てない
9鬣の先に飴がついている
10鬣がおみくじになっている
11鬣という字が書ける
12韓流ブームに流されない
13ブラッドピットのサインを5枚くらい持っている
14DJもたまにする
15自然破壊とかしない
16どんなに暑くても鬣は濡らさない
17ツメを舐めたら醤油味
18もちを食べて明らかに咽喉が詰まっていても詰まってないと言う
19ビックリマンで悪魔シールが出ても顔色一つ変えない。決して
20ビデオを必ず延滞するが顔色一つ変えない。決して
21UFOを結構見るけどそれは俺だけの秘密
22彼女に優しい
23ダイエーのことをディエーと発音できる
24何やったら俺が球団買ってもいいとすら思っているふしがある
25老人には席をゆずるのが当たり前。それ獅子の常識
26りんご飴が好きだという意外性
27イヤリングをよくする
28ピアスは痛いけどたまにする
29王様ゲーム!王様だーれだ?たとえ自分でも絶対名乗らない
30乞食とか言うな!て近所の子どもを叱る
31マリオとかめちゃうまい
32テトリスとかもめちゃうまい
33ポーカーではロイヤルストレートフラッシュしか狙わない
34めちゃ耳が良い
35iPodを持っているが曲は絶対入れない
36音にはうるさい
37トイレに行かない
38寝覚めがよい
39夜回り先生に負けていない
40テニスがうまい
41鬣の中には夢がつまっている
42いっそのことサンタクロースをやりたいくらいだ
43やっぱり白石ひとみのAVは最高だ
44頑張れば後ろ足で立てる
45ぷるぷるする
46鬣が濡れるとダンディーだ
47息子にはダディーと呼ばせる
48呪いのビデオを見て一言「で?」
49その一週間後ちょっとお腹が痛くなった。
50でも死なへんかった。
51映画は必ず指定席
52楽器やるならドラム
53もし人生をやり直せるなら崖から落ちる前
54意外と優しいよ
55やっぱり猫にはどうしても親近感がわく
56ジャングル大帝って何?
57ライオンキングって何?
58好きな食べ物は味付け海苔
59好きな映画は霊幻道師
60好きなバンドはSHOW-YA
61鬣をこすると紙のにおいがする
62見てみ空
63綺麗やろ
64あ!
65UFOや
66でも誰にも言わない俺だけの秘密
67ベルマーク集めすぎている
68もうあんたこんなもんばっかり集めて(妻ライオン)
69いやいやいざというときは食料にしたらええ(夫ライオン)
70わたしら肉食や!(妻ライオン)
71ほな、ワテがもらいますわ(隣の家のシマウマ)
72そんでそんなシマさんをわしらが喰うと(夫ライオン)
73そんな殺生な(笑)!(シマさん)
74ケータイ機種変更するときは彼に相談すればまず間違いない
75鬣の洗髪はモッズヘア
76一票の重みをだれよりも知っている
77爆弾つくれる
78誤爆につぐ誤爆
79あのときは危うく百獣の王の称号剥奪されかけたよ(遠い目)
80三枝師匠を呼べる(むしろこっちがいらっしゃい!や)
81特ダネ!の司会を2回しばいた
82愛読誌はLEON
83ひらかた大菊人形展からオファーがきた
84ルーレットを回すと必ず6だ
85志村けんはだいじょうぶでよかった
86ムツゴロウを3回しばいた
87ミジンコという言葉に弱い。クスクスしてしまう
88焼肉食べ放題に弱い
89金魚を眺めていると落ち着く
90そろそろ俺の時代も終わりが近づいてきているのかもしれんな・・・
91てぇへんだぁ! 
92どうした!
93タイガーファミリーが奇襲かけてきやした!シマさんが撃たれました!
94なにぃ!!全員牙とがしとけ!
95−百獣の王、隣ですやすやと眠る子ライオンを優しい瞳で見つめる
96わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい。
97みさらせ!これが百獣の生き様じゃい!!
98銃声・唸り声・そして静寂・・・
99−完−
100ライオンなんていない

性懲りも無く次回もやります。
回答は一週間後。

<お題> 矢沢永吉の新曲


『観ずに死ね』 04年10月24日




日記以外のことがしたくなってきたので近々(来月くらい?)映画レビューコーナーを作りたいなあと思っています。昔マソでやっていたようなコラム形式で『観ないに越したことはない!』をテーマに皆さんのご機嫌をうかがいます。普段そんな映画しか観ないボクにはもってこい!ビデオ屋さんで失敗しない為の逆映画ガイド決定版!ご期待ください!!(たぶんやります。後は時間と体力との闘いだ)
※ちなみに上記ニ作品ともホラー界の巨匠の最新作ですが拳を血が吹くまで硝子に叩きつけたくなるような出来でしたので紹介内定です。


『手に顔が付いてて叫ぶジャケット』 04年10月21日


腕時計は壊れるわ仕事でクレームが発生するわてんやわんやの一日を乗り切って横になって気だるく音楽を流す。で、アリス・クーパーを聴く。『レイズユアフィストアンドイエル』というアルバム。これは後半のタイム・トゥ・キル〜チョップチョップチョップ〜ゲイル〜ロージズオンホワイトレーズという曲の流れが最高やな〜と思いながらうっとりした。あとプライマルとエニグマとマニックスとオアシスとラモーンズとスコーピオンズとジャン・ジョンストンとニュー・オーダー聴いてから借りてきたジョイ・ディヴィジョンのアルバム『クローサー』を今かけている。イアン・カーティスの陰鬱としたヴォーカルは聴いているこっちまで死にたくなる。確かにいいアルバムや。これに続けてクリスタルとかをかけるとまた違った風に聴こえるかもしれない。あとそれと一緒にビデオを借りた。休みをつかって観る。『ツールボックスマーダー』と『デスサイト』と『ベルリン 天使の詩』の三本。


『昔、弟がサイン入り写真集を持っていて本気でパクったろかと思った』 04年10月21日


新山千春結婚は結構本気でつらい。


『こういうばかなことをかんがえるのがとてもすきです。』 
04年10月20日


自分で言うのもなんですがこれの続きを見たいなあと思います。
別の日の会議とか。

../../www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/4436/confe.htm


『音楽よもや話』 04年10月20日




マニックストリートプリーチャーズの新しいアルバム『ライフブラッド』を聴く。非常に良い。前作がどちらかと言えばマニックスの思想・音楽性の凶暴な部分が突化していたのに対して、逆に彼らの繊細さ・ロマンチシズムが前面に押し出された感のする一枚。
しかしニッキーがかなり太ったような気がする。
ジェイムズと変わりないくらい・・・。

あとリュック・ロリータ・ベッソンの次回作映画『ダニー・ザ・ドッグ』のサントラをマッシヴアタックが手掛けていて音楽はともかくとしてジャケットがめちゃめちゃカッコいい。ジャケ買いしそうになった。

デュラン・デュランの復活アルバムがファン感涙の出来らしい。
彼女に苦笑いされたが俺はなーんにも!恥ずかしくない。
『007 美しき獲物たち』のテーマソングを聴けコノヤロー!

あとマニックスの横に置かれたスウェードのベスト盤も欲しくなった。
これも苦笑いされた。バカヤロー!
『ウィーアーザピッグス(俺たちは豚)』を聴けコノヤロー!

あとバイオハザードUのサントラが欲しい。
HIMとかいう無名バンドの曲がいいから。


『一問百答』 04年10月19日


えーというわけで新企画です。
タイトルの通りです。
一つのお題にとにかく百の答えを挙げたいと思います。
記念すべき最初のお題はこれ。

<お題> ライオンが百獣の王と呼ばれる理由

回答は一週間後。
※面白い回答が浮かんだら連絡ください。


『ごまかしごまかす』 04年10月18日


今日は少し早めに出た。白米を持って。そして職場近くのとんかつ屋でとんかつだけ買った。そして外で買ったとんかつと白米を食べた。ソースが付いていなかったので、必死かつ冷静にソースがタダで手に入る場所・手段を考えたが結局思いつかなかったので何もつけずに食べた。まあこの方がとんかつ本来の旨み・風味が味わえて良かったと自分をごまかしごまかしながらごまかす。


『恋の門』 04年10月16日

※ネタバレありです。オススメなので観て損は無いです。そして原作も読め。


というわけで不安恐々で見た映画『恋の門』。で結論から言うと良かった。安心した。松尾スズキの台詞回しの面白さもうまく出ていたし、原作のエピソードもある程度忠実に織り込まれていたし。松田龍平はええね。演技力云々を超越した存在感魅力がある。なに!三連発は笑ってしまった。酒井若菜も可愛い。人身売買ですよ!に笑った。頑張っていた。毬藻田役松尾スズキに関しては、単に若菜とキスしたかっただけ説というのも根強いが、役にはまっていたし木背役と統合という変更も実に理解できるのだが、それならもっともっと本編に絡ませれば良いのにと思った。特に原作ラストの『俺に見せてくれ、漫画と恋愛両立できることを』という個人的に一番泣けた台詞が無かったのが残念であった。あと不満を挙げさせてもらえるならば最後のゴロゴロCG〜のくだりは要らん(それならもっと門が石コスプレして恋乃と再開するシーンに力を入れて欲しかった)し、ミュージカルのシーンはもっと要らん。でもほんと良い作品に仕上がっていたんで羽生生ファンとして嬉しい。ぜひここから原作にも興味を持ってもらいたい。あと塚本晋也演じる野呂が最高だったことを付け加えておく。

羽生生純サイト hanyu-Newハニューニュウ


『読書の秋@』 04年10月14日


とりあえず今読みたいと思う本がないな〜と思っていたらバンバンバンと仕事の関係で読まねばならないタイトルが数冊舞い込みました。来月発売される一部で話題の某サイコサスペンスものと衛慧(←うぇいふぇい『上海ベイビー』書いた人です)『衛慧みたいにクレイジー』、それから荻原浩『誘拐ラプソディー』。なかなか時間が取れないので大変ですが一方でありがたいことでもあります。

そうそう雫井脩介『火の粉』非常に面白いのでオススメです。これ映画化されるみたいです。先にも書きましたが近いうちに脚光を浴びる作家さんだと思うんで注目しておいて損はないと思います。

ちなみに『火の粉』のあらすじは、とある一家惨殺事件の最重要容疑者で死刑間違いなしと思われた男が無罪となり数年後、判決を下した裁判官(すでに退官)の隣家にその男が引っ越してきて、温和で親切な彼は徐々に一家に取り入ってくるのだけれど、一方で不審な事件が続発し、やがて事態は取り返しのつかないことになってゆき・・・という話です。私の予想した展開は見事に裏切られました。二時間ドラマみたいな話ですが展開が二転三転し実に楽しめます。エンタメのお手本みたいな小説。


『親孝行』 04年10月11日

というわけで三十路を間近に迎えてようやく親孝行ができるようになった俺。今度せっかくだから母親と映画でも観に行こうと考えた。『エクソシストビギニング』。これほどそれに見合った映画はないなあと思いながら。前にも書いたが俺が“怖いもの好き”になったのは間違いなく母親の影響で『エクソシスト』に関しても物心つくかつかないかくらいからずっとそれこそフェアリテイルのごとくその怖さ面白さを聴かされ続けてきたのだから。とまあそんなことを考えていたのだが困ったことにこの『ビギニング』は前評判以上に駄作のようでせっかくやから面白いものを観たいよなと思い企画は暗礁に乗り上げた。


『ススムちゃんに大ショック!?』 04年10月10日


というわけでついに見た『デビルマン』
しかしここまで上映終了後ブーイングがあった映画というのも珍しい。

ただ、俺はもっと悲惨な出来を予想していたので、意外と!楽しめた。
(いや本当にもっと最悪なものを想定していたんでそれを前提としてね)

まあ不満は挙げたらキリがないし、何より観客(原作ファン)100%の満足を得られることなど端から不可能な作品なので細かいことは言いません。それでもこれは何とかならんかったのか!というのを列挙します。

(以下ネタバレあり)

・主役二人論外(あらゆる意味で)
・前半部分のストーリー展開唐突すぎ。(サバトが無いとは何事か)
・ラストがなぜか『ドラゴンヘッド』
(あんなシーンをつけたことがこの映画一番の罪)

文句を言うだけなら誰でもできる。逆に良かったところも挙げてみよう(俺くらいはそれをしてやろう)

・本田北京原人博太郎の巨大化
・KONISHIKIの「デーモン万歳!」という台詞
・嶋田久作の意味不明な1カット出演シーン
・車椅子に乗って銃をもらう的場浩司
・ススムくんのお父さんが小倉一郎
・米をつくる宇崎竜童

いざ書いてみると、良かったところは『模倣犯』なみに必要のない中途半端な有名人カメオ出演だけじゃあないか。しょぼーん。

でもCGは(たとえPS2以下でも)あれで十分だと思ったし、何よりあの規制下で酒井彩名の首を串刺ししたところだけは良くやったと言ってやりたい。

来週は『恋の門』


『俺を創ったのはアリスと乱歩と13金』 04年10月9日


今読んでる雫井脩介の本について書こうと思っていたが、例によってプレイヤーで音楽を聴いていてアリス・クーパーにぶち当たり『トラッシュ』が流れてしまったんでそれについて書く。
このアルバムを買ったのは中一のときで間違いなくこれを聴かなかったら音楽の嗜好はまた異なるものになっていただろうし、それ以外の大きな部分で全然違う俺が今ここに存在していたと思う。
皆さんもそれくらい影響を与えた音楽なり本なり映画なり人なりあるでしょ。俺にとってそれがこれ、このオッサン。
一曲目“ポイズン”のイントロが流れただけでああってなる。なんかわからんけどああってなる。そして出鱈目な英語で唄える。アルバムの曲すべて唄える。でたらめな英語で。
どうでもいいけど俺が反町の歌のことが世間ほど嫌いじゃないのはこのためかもしれない。どうでもいいけど。
死ぬまでに一度生でライヴ観たいな。
来日せんかな。
渡米しよかな。

※2003年あのウォークオブフェイムにアリス・クーパーが殿堂入りしたというニュースを今日知った。
(ちくしょうどうして教えてくれなかったんだい)
泣けた。マジで。死ぬまでに見に行く。絶対。


GO TO HELL・・・
↑日本で一番アリスを敬愛しているであろう管理人さんのサイト

※ちなみにホラー映画『ショッカー』というのがあって『Xファイル』のスキナー長官役のハゲが殺人鬼やってるB級ホラーでそのサントラにイギー・ポップが参加してて曲をアリスが提供(アリス自身も別の曲で参加)してるんやけど“ラヴ・トランスフュージョン”ていうその曲も超名曲。キャッチーなメロディでイギーらしからぬ非パンクナンバー。ちなみに『ショッカー』の殺人鬼は電気椅子で死刑になったけどそのまま電気殺人鬼になって暴れまわってます!というヤツで主人公(実は殺人鬼の息子というオチ)とテレビの中の世界でおっかけっこして最終的にテレビ内にいる状態で主人公にコンセント抜かれて死ぬというこれ以上ないくらい素晴らしいラスト。ちなみに『エルム街』のフレディや『スクリーム』シリーズを生み出したウェス・クレイヴンが手掛けた。そしてこれ1作で消えた。ちなみにこの殺人鬼の名前ピンカー。暇つぶしに見るには良い映画です。隠れたワンコイン名作。

最後にもう一度、雫井脩介。
この人今後ブレイクします。エンタメ作家で今一番注目すべき人です。


『偽物のメタルに死を!』 04年10月9日


さて、先日購入したiPodで劇的にミュージックライフが変化したおかげで部屋の奥の奥にしまわれていたようなアルバムをあらためて聴く、そして再評価という機会がめっきり多くなった。今現在のモンドミュージックリスナーという俺のイメージ崩壊を避けるために封印した中学高校時代は筋金入りのHR/HM愛聴者だったという裏の顔、その『開かずの間』が否が応なく次々と開放されゆく毎日というわけである。で今日も実に汗臭くて重苦しくてむさ苦しくて気持ちE〜メタルシャワーを存分に浴びた。

マノウォーというメタルバンドを皆さんはご存知か!?正にメタルの中のメタルと言うべきキングオブメタルバンドがそれである。関西圏でなぜか特に絶大な支持を誇り、非メタルリスナーであれば苦笑必死の鋼鉄武士道(メタルブシドー)を邁進する偉大なるマノウォー。世界で一番デカイ音を鳴らすバンドとしてギネスに認定されているマノウォー。レコード会社との契約の際自らの血でサインしたマノウォー。合言葉は『アンプのヴォリュームを下げるくらいなら死を選ぶ!』『偽者のメタルに死を!』のマノウォー。俺の好きな曲のタイトルは“Gods Made HeavyMetal”マノウォー。メンバーになる条件として『メタルを愛しファンを愛しビールを愛し女好き!』とするマノウォー。抜けたメンバーに代わって加入した新メンバー決定の決め手は『立ち寄った酒場で一番でかいハーレーに乗っていたから』マノウォー!メタル雑誌BURRN!に悩み相談コーナーを持っていたマノウォー!偽物のメタルに死を!最近のアルバム聴きたくなった。マノウォー活動してんのかな。

後はマッドスリックってバンドのアルバムを聴いた。“世界で最もジャケ買いされないアルバム選手権”というのがあれば確実にベスト3に入る強盤。裏ジャケに載ったメンバーのルックスは最早失うものは何もないでキミら!と声をかけたくなるほどのトンデモぷり。でも熱い。女の子が早口でまくし立てるイントロからヴォーカルの『黙れ!ビ〇チ』というシャウトで始まる“Little Girl Don’t Talk Too Much”が好きです。

和田誠のキャプテンロック!

http://homepage1.nifty.com/maiden/onban/onban11-15.htm
↑マノウォーに興味があれば。


『永遠に太陽は求めない。二人の夜が本物ならば。』
04年10月8日


東野圭吾『幻夜』読了。
真夜中一気に読み通した。

で思った。

オーメンや。

『白夜行』読み終えたときにも思ったけど今回確信した。
圭吾はオーメンやりたいんや!

物語の詳細には触れない(それが非常に歯がゆい)が傑作。
ただ、やはり『白夜行』に比べると落ちるかな。大抵の続篇がなってしまうように、前作以上に露骨で派手やけど、その分雰囲気が壊れてしまうパターンというか。まあこれも圭吾は意図してやった風にも感じたが。

個人的には刑事加藤のキチぷりが良かった。
クズ映画『ジャッカル』テーマソングとして使われたマッシヴ・アタックの"SUPER PREDATORS"(超肉食獣)という曲がずっと俺の頭で鳴り響いていた。

圭吾がいかにしてこの『物語』に決着をつけるつもりなのか気になるぜちくしょうめ。

東野圭吾公式HP


『下ネタ嫌いは読まない』 04年10月6日未明


気がつくと俺は断崖絶壁の遥か上空に浮かんだ板の上にいて少し離れたところに同じような板が何枚も続いていて、高所恐怖症の俺はそれだけでガクガク震えて嫌な汗かいて手が湿って、つまりこれスーパーマリオのワールド1−3やん!って思ってへたりこんで、気がつくと右手にキノコ持っててうわ!って思ったらそれはキノコじゃなくて俺のティンティンやって股間見たらちぎれててうわ!ってなって何で俺ティンティン持ってんねん!しかもちぎれた俺の!しかもマリオ1−3!って思って、少し落ち着いてもっぺん股間見て血もあんまり出てないし痛みもないしそれだけがまだ救いやなって思って、医者に見てもらわなあかんけどちぎれたティンティンをくっつけて治せる医者のおる病院はなんでか豊中にしかなくて、こっから豊中なんか行けるか!って思ってしょぼくれてたら目が覚めたんで仕事に行った。見ているときは本当に絶望的だったんで夢でよかったって心から思った。



『SW』 04年10月4日


彼女に半ば強引に『スター・ウォーズ(EP4)』を見せた。
いろいろ細かいところを突っ込みながらも(おそらく)面白さをわかってくれたと思いたいのでよしとしよう。俺は決してマニアではないが、やはり思い入れのある作品だ。何度見ても面白い。のめり込む。ちなみに俺が生まれて初めて劇場で観た映画が何をかくそう『スター・ウォーズ ジェダイの復讐(EP6)』であった。ちなみにアメリカナイズされた親戚のカヨ姉ちゃんに連れられて観に行った。ちなみに当時、幼稚園児か小学校入りたてだった俺が密かにカヨ姉ちゃんに恋心を抱いていたことはここだけの秘密である。

スター・ウォーズの鉄人!


『火傷』 04年10月2日


突然の告白。
俺の右足と右腕には結構大きな火傷痕がある。
以前彼女にそれは一体どうしたのかと聞かれて返答に困った。

・・・記憶にないのだ。

昔、母親にそれとなく聞いたことがあるのだが、のらりくらりとはぐらかされ結局教えてもらえなかった。
幼少の頃に負ったものであるというのは間違いないのだが。

ただ、ふとした拍子に俺の脳裏でフラッシュバックされる映像がいくつかあってそれらがこの謎を解く鍵であるのではないかと睨んでいる。

映像@
般若の面を被ったオトナが俺を追いかける。
逃げ切れることもあれば捕まることもある。
逃げ切れた場合は祖父の家に実際にあった地下倉庫に隠れる。
捕まった場合はその瞬間映像が途切れる。

映像A
風呂でシャワーを浴びていると奇妙な視線を感じ、窓を見るとすこし開いていてそこから般若が覗いている。そしてキャっと言う。

映像B
家に帰ったらおかんが居間でテレビを見ている。
おかえりと言って振り返ったおかんの顔に般若。そしてキャっと言う。

映像C
幼稚園のときどん兵衛食べようとしておつゆこぼして火傷。


先生!答えCです。



ちなみに私は母親に実に可愛がられて育てられたので虐待とか受けていません。
じゃあこんなこと書くなよって話ですね。そしてキャっと言う。

そしてほんとの話、火傷の原因は今をもって不明。


『怪』 04年10月1日


今月発売の『怪』(角川書店)は実に見所盛りだくさんな内容だった。
京極夏彦『前巷説百物語』スタート。
中禅寺の妖怪シリーズの方が好きだがこちらも実に面白い。
今回は“前(さき)”の名の通り、若かりし又一が主人公。
いまだ小股潜りじゃございやせんよ。
早くも続きが楽しみな終わり方じゃあないか。

それから映画『妖怪大戦争』情報。
監督三池崇史、妖怪キャスティング担当京極夏彦という豪華娯楽作。
京極・荒俣・水木の御三家も役者として出演。
油すまし(竹中直人)豆腐小僧(雨上がり蛍原)大首(石橋蓮司)という絶妙の妖怪キャスティングに混じって<加藤軍団>加藤保憲という役がありキャストが伏せられていたのには笑った。

そんな加藤保憲こと『帝都物語』と言えば高三のとき入院中全十巻読破したよ俺は。OVAもめちゃめちゃカッコよかったし映画も好きだ。ちなみに映画『帝都大戦』で野沢直子演じる看護婦が窓を開けた瞬間米軍の爆撃で吹っ飛ぶシーンは密かに爆笑確実であることを付け加えておく。 

※とか書いたらその夜『帝都物語』放送されてて吃驚。

『帝都物語』
明治45年、怨霊平将門復活による帝都破壊をもくろむ魔人加藤保憲とそれを阻止しようと立ち向かう幸田露伴、渋沢栄一、寺田寅彦らとのサイキックウォーズを壮大すぎるスケールで描いた荒俣宏の一大叙事詩。『帝都物語』『帝都大戦』として映画化されたのは全十巻中前半部分のみでその後、三島由紀夫やニニ六事件を組み込みながら加藤と陰陽師・霊能者の命懸けの闘争は暴走。最終的には近未来の昭和に至り、パーソナルコンピュータを用いてのITバトル合戦に突入してしまう。一気に読み終えたが非常に疲れた。そして賢くなった気がした。実際面白いのかと聞かれたら返答に困るが少なくとも行間から荒俣のパワーがこぼれ出ているのは間違いない。

オペラ座の怪人が看護婦に恋したコラム(ポタージュをすする栗鼠)

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