CATVの場合の受信方法
まずはCATVを運営している会社に連絡して対応しているか確認してみましょう。
パススルー方式(同一周波数伝送)

比較的新しく、UHF伝送が可能な伝送路を持つCATV施設で採用されると思われる方式で、その名の通り受信チャンネルと同一チャンネルでテレビ信号がテレビ端子まで来ているので通常の地上波デジタル受信チューナーかテレビを購入することで視聴可能です。


解説
UHF帯域のデジタル波(OFDM変調)を受信し、受信チャンネルと同一の周波数と変調で再送信する方式。
パススルー用ヘッドエンド装置は、CATVライン内や受信端末の信号品質を保つため、各チャンネルの信号レベルを整えたり、妨害波を除去する役目をしています。



パススルー方式(周波数変換伝送)

この方式を使わざるを得ない施設は比較的古めのCATV施設で、おそらくUHF伝送が出来ない施設となっていると思われます。CATV対応の地上波デジタル受信チューナーを購入することで視聴可能です。受信の可否をCATVオペレーターに確認してください。

解説
UHF帯域のデジタル波(OFDM変調)を受信し、変調方式は変えずに、VHF帯域やCATV帯域の周波数に変換して再送信する方式です。ここで疑問になるのは、なぜわざわざVHF帯域やCATV帯域の周波数に変換して再送信する必要があるのでしょうか。理由はこちら


トランスモジュレーション方式

CATV局から支給されるセットトップボックスをご使用ください。

解説
この方式は主に自主放送や、CSデジタル、BSデジタルの各放送をCATV網で伝送させるために行う方式で、現在は64QAM変調方式が用いられているようです。

又、端末には専用のセットトップボックスが必要となり、一般に市販されているチューナーなどでは受信出来ません。
この

トランスモジュレーション方式についてさらに説明すると
64QAM変調方式で伝送すると、アナログ方式で伝送した場合と比較し、許容C/Nが11dB低くて済むため、CATV線路上で発生する雑音や歪み、外部からの妨害波に対しても強くなります。よって伝送品質も向上出来るメリットがあり、大規模なCATV網で採用していることが多いようです。

実際には放送信号1チャンネルあたりの帯域幅を6MHzと一般のテレビ帯域と同一として変調方式は64QAMで伝送されています。この変調方式の伝送情報量はだいたい29Mbpsで、CSデジタル放送信号の場合、4〜6番組分は伝送できます。しかし、BSデジタル放送信号の場合、1チャンネルでは伝送できないため、2チャンネルに分割し伝送することになります。



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