フログ(Flog)ブログと間違えた方は読み飛ばして下さい.コレをやりたかったのか(-_-;

フログとはポイントの交差箇所をさし,ノーズレール(V字
状のレール)とウイングレールで構成されています.実物で
は轍差(てっさ)とかクロッシング等と呼ばれており,模型で
はなぜかフログと言う言い方が浸透しています.

フログとクロッシングはそれぞれ,欧州とアメリカでの言い
方の違いです.この先は言い慣れたクロッシングで話を進め
ます.
ポイントを購入する時,4番とか6番とか種類がありますが
これはクロッシング部分の角度によって番数を表します.番
数の付け方は専門書に譲りますが,その番数が大きいほど
ポイントの角度が鋭角となり曲線側の半径が大きく,全長も
長いポイントとなります.
さらに,模型ではこの部分の導通状態によって「選択式」,
「非選択式」に分類され非常に重要な部分になります.
実物のクロッシングには色々な種類がありますが,模型です
べてを再現するのは難しいです.
参考までに実物のクロッシングを何種類かご紹介します.
■ビルドアップクロッシング
レールを薄く削りベースとなるプレートの上で固定して組ん
だクロッシングで,時期的構造的に一番古いタイプ.
地方の中小私鉄や使用頻度の低い貨物側線等で今でも
見る事ができます.
37kgレール以下のクロッシングはこのタイプが殆どです.
模型で再現するのは難しいです.
■マンガンクロッシング
一般的なクロッシングで,マンガン鋼による一体成形のクロ
ッシング.ほとんどのポイントのクロッシングがこの形.
模型ではだいたいこの形状がプロトタイプとなっています.
■圧接クロッシング
最近よく使用されるクロッシングで,ビルドアップと似ていて
薄く削ったレールを接着したようなもの.摩耗の激しい箇所
等で使用しマンガンクロッシングと違い,部材の部品交換が
容易な構造.
騒音や振動がマンガンクロッシングより小さく,乗っていても
違いが分かります.
模型では特に区別は出来ないと思います.
■可動クロッシング(ノーズ可動式)
可動クロッシング,可動轍差と呼ばれるもので,ポイントの先
端が動く時連動してクロッシング部分も左右に動きます.
写真のはノーズと呼ばれる部分が動くのでノーズ可動式と呼
ばれてます.ウイング部分が動く場合はウイング可動式とい
います.
このクロッシングは新幹線など列車が高速走行するポイントに
使われますが,最近では騒音防止のため在来線でも採用され
ています.
模型では出ておらず,再現するのは難しいです.

可動クロッシング(ノーズ可動式)の
動作状態(模型)
左側の写真を定位とした場合,反位
の時は右側の様にノーズの部分も曲
線側に動く.
■乗越クロッシング
安全側線の乗越転轍器に使用されるクロッシング.
形状からして大抵の人は理解に苦しむみますが,見
て分かる通り分岐側へはそのまま乗り越していきま
すが,乗り越したその先は砂利盛りの車止めが待っ
ています(-_-;
模型ではレールをそれらしく曲げたり,薄く削ったりし
て再現は可能でしょう.
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2005.06.22