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▲BB304形ディーゼル機関車(後ろ向き)。
BB304形ディーゼル機関車(Lokomotif Diesel Hidraulik Tipe BB 304)は、BB軸動輪配置を与えられた独逸クルップ社製の液体式ディーゼル機関車(DHL)。同時期に運用が開始されたCC201形DELと比較すると、対照的ですでに幹線では身を潜め始めている。
タイ国鉄でもそうだが、同じ時期にDHLとDELを同時に発注・受注して・・・最終的にDELが選ばれた経緯がある。具体的にはDEL組に日本製HI形と米国製GE形、DHL組に独逸HE形とKP形だ。結果はDEL組の圧勝で、その後に幹線用DHLが注文されることはなかった。
インドネシアでも結果は同様だった。DELのCC201形の大勝利であり、後継車両もDEL以外の選択はなくなった。今や、インドネシアの幹線はGM製のCC201/202/203/204/205の独断場となっている。系譜が立たれたDHLとしてはただ朽ちて逝くの待つ身でしかない。
理由はメンテの上のコストの問題。特にトルク・コンバーターの点検・整備よりも抵抗と直流モーターの管理の方が容易、さらに低コストで実施できたからだろう。
BB304形の車体形状は前後対称。キャブは前後に2つ与えられ、前後いずれの方向であっても良好な視界が保証される。

▲BB304形ディーゼル機関車(前向き)。
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