英伊、感染症対策に世界基金設立・G8レベルで提起も 【ロンドン26日=加藤秀央】英国とイタリアは26日、途上国でのエイズなど感染症治療を援助するための基金を設立すると発表した。治療薬などを途上国が購入する際に費用を一部肩代わりするほか、民間による新薬開発を支援する。両国は今年の主要国首脳会議(ジェノバ・サミット)で他の日米などに参加を呼びかけ、国連や世界銀行など国際機関や民間企業を巻き込んだ世界規模の基金に拡大させる意向だ。
基金設立は、ロンドンで同日開いた「子供の貧困撲滅のための国際会議」でブラウン英財務相が明らかにした。
ブラウン財務相は、途上国の医療水準の向上が重要な貧困対策になるとの認識を表明。英政府が製薬会社の新薬開発費に対する優遇税制を創設する計画も発表した。
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