マイコトキシン、アクリルアミド、および遺伝子組み換え作物とガンのリスクの奇怪な関係
アクリルアミド、マイコトキシン、およびGMのリスク選択について興味ある考察を紹介しよう。 まず、事実ーー
A. アクリルアミドは澱粉を含む食材、たとえば穀類やジャガイモを加熱すると生じ、その加熱温度が高いほど多く生成する。
B. マイコトキシンは穀類などが虫に食害されたり病気にかかってカビの感染を受けると生成する発ガン有毒物質。
C.遺伝子組み換えBT作物は、虫害を防ぐことにより効果的にマイコトキシンの含量を低下させる。
D BT作物のヒトに対する特別な毒性はまったく検出できない。
E アクリルアミドはあきらかな発癌物質で動物実験で確かめられている。 水道水に低レベルの含有基準がさだめられるほど有害である。
問題提起
さてここでBのマイコトキシンについて、この5月に行政当局が暫定規制をはじめたため、穀類のマイコトキシンを解毒する方法が研究され、とりあえずとして加熱処理が有効で温度が高いほど効果的。
考察
すると、事実Aに基づきアクリルアミドがマイコトキシン含量が下がるほど多く生成することになる。 そこで根本的解決は、マイコトキシン含量がはじめから低いことがベストであることはだれにでもわかる。 事実Bにより遺伝子組み換えBT作物がその解決方法のひとつに浮かび上がる。 というのが常識的判断のはずだが、
消費者の選択についての考察。
消費者はGMのリスクかアクリルアミドのリスクかマイコトキシンのリスクかを選ばねばならない場合において、GM反対派は消費者にこうアドバイスせざるおえないー”マイコトキシンかアクリルアミドによる直接の発ガンリスクを選ぶべきであり、マイコトキシンを避けたければGMをつかうよりアクリルアミド含有穀類をたべろ。 それのほうが安全” 理由? ”アクリルアミドやマイコトキシンは生きている間にガンになる可能性が高いことがわかっているが、GMは死ぬまでガンになるかどうかわからないから危険だ”というだろうか。 次の選択は、農薬が充分にかかった作物を食べることだ。 これも反対派のお勧めのリスク負担ということになる。 さもなくば、餓えるしかない。 わはっはっは。
2002−6−28
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