|
ブッシュ訪英、最友好国にも反米感情増大
ブッシュ米大統領は21日、最友好国と位置付ける英国への4日間にわたる公式訪問を終え、帰国した。テロとの戦いでブレア首相の全面支持を取り付けたものの、行く先々で「帰れコール」を浴びせられ、厳しい反米感情に直面、ジレンマを抱えた旅路となった。
テックス・メックス――。ブッシュ大統領が好む激辛の唐辛子を使ったテキサス流メキシコ料理をさす。20日夜に駐英米国大使公邸で開いた女王への返礼晩さん会の料理はこれに決まっていた。だが、訪英直前に「王室は辛い料理が苦手」との情報が入り、羊肉のハーブ焼など同料理の中でもあまり辛くないものを選んで出した。
大統領は政策面でも随所にマイルドな味付けを見せた。単独主義といわれる外交方針を修正し、「多国間協調主義」をうたった共同声明まで発表した。しかし、デモに数万人が集まった20日のトラファルガー広場では、ある男性が自分の米国パスポートを燃やすと大歓声がわき起こった。(ロンドン=森安健)
(19:16) 関連リンク:
(「イラク戦後情勢」参照)
|