部長の言葉![]()
価値のある体育会硬式庭球部
体育会硬式庭球部 部長 高平尚伸
体育会硬式庭球部の皆さんへ.
皆さんは今,部活を楽しんでいますか?当然体育会ですので,きつい,辛い,苦しいことはあるでしょう.もっというと,スポーツをしている以上,勝つことを目的にしていないわけはありませんので,精神的ストレスは尋常ではありません.勝つか負けるかの勝負の世界です.誰だって負けたくありません.しかしどんなに練習をしたって,必ずどちらかが勝てば,どちらかは負けます.特にテニスは相対的なスポーツです.自分の調子が絶対的に良くても,相手がもっと調子が良くて強ければ,勝てません.しかし,自分の調子がどんなに悪くても,相手の調子がもっと悪ければ,結果的に勝ちます.自分との勝負であるスポーツもありますが,テニスはより相手と戦う要素が強いです.
しかし,このように勝つということは全てではなく,実はその過程が極めて重要です.この本質を知らないと,極めて視野の狭い,勝ち負けだけにこだわるだけの者,すなわちどんな手段を使ってでも勝てばいいという考えの者になってしまいます.体育会に所属する本来の意義が,誤解されたままになります.さらにいうと,その過程の中でも,やらされてできるようになるのか,やりたくてできるようになるのかが重要です.学年の低い時は,まだわからないことも多く,その成長の過程では,ある程度の強制が必要なこともあります.しかし,上級生になるにつれ,受動的ではなく,
能動的に,そして主体的に考えることで,ますます興味や意欲や,やり甲斐がでてきます.そうなると,創造力が生まれます.この創造力すなわちオリジナリティーが生まれると,楽しくなります.そして,この過程を経験することで,将来に繋がる大きな自信を獲得できます.
皆さんの母校である北里大学の建学の精神を再度確認しましょう.開拓,報恩
,英知と実践,不撓不屈.これは,研究や教育だけでなく,実はスポーツにも通じている極めて価値のある言霊です.皆さんは,この価値のある素晴らしい環境で学べるのです.部活を是非楽しんでください.