文豪ゆかりの宿と動脈硬化性疾患予防ガイドライン

           高槻社会保険健康管理センター     徳永勝人 

ダイエット番組と
へき地医療
肥満症治療ガイドライン2006の
ワンポイントアドバイス
2型糖尿病
ワンポイントアドバイス
少子化問題と
メタボリックシンドローム
高血圧
メタボリックシンドローム
と ストレス
メタボリックシンドロームと
健診・保健指導
肥満児教育と
メタボリックシンドローム
家庭教育・学校教育
とダイエット番組問題
肥満格差社会と
メタボリックシンドローム
.メタボリックシンドロームと
国際肥満学会最高賞
.メタボリックシンドローム
と喫煙
企業の品格と肥満問題 高血圧とアディポネクチン メタボリックシンドロームと運動 健康寿命と
メタボリックシンドローム
やせ薬と肥満 日本人気質と標準体重 地球温暖化と
肥満・2型糖尿病
内臓脂肪型肥満の発見
とイノベーション25
メタボリックシンドロームの
ワンポイントアドバイス
日の丸・上弦の月と高血圧 糖尿病教育と
自治体病院
.
終末期医療と
メタボリックシンドローム


 2007
72日、第40回大阪大学第二内科産業医学研究会がホテルグランヴィア大阪で開かれた。1つの教室の産業医の会としては日本最大規模である。

特別講演は「動脈硬化性疾患予防のための新ガイドライン」で国際医療福祉大学の佐々木淳教授がされ、座長は廣部一彦先生がされた。廣部先生は研究室の2年先輩の男気のある先生で、産業医をされている。リスクが3つ4つ重複すると冠動脈疾患が36倍になるという旧労働省のデータも、廣部先生をはじめこの会の産業医の先生方が中心となって集められた。

「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007」の作成委員長は、帝京大学内科の寺本民生教授がされている。今回のガイドラインの特徴はタイトルが示すように「治療」ではなく「予防」を主としていること、メタボリックシンドロームに関する項目を多く盛り込んでいることである。寺本先生とは何年か前、東京都千代田区御茶ノ水にある「山の上ホテル」で医学雑誌の対談をしたことがある。山の上ホテルは井上靖、松本清張、三島由紀夫、山口瞳など文豪ゆかりの宿として知られ、対談後そのまま宿泊した。

 ホテル内にある「ステーキガーデン」で食事をした。シェフの話では水上勉、安岡章太郎、田辺聖子さんらが来られ、田辺聖子さんは和食「山の上」の天ぷらも愛用されているという。田辺聖子さんは兵庫県伊丹市の私の近所に住んでおられる。伊丹第一ホテルで医師会の講演をしていただいた時、同級生の柴本茂樹君と控え室でお相手をした。私は文学のことを聞きたかったが、医師である私達のことを気遣って頂いたのか、鹿児島出身で医師をされていたという夫のことを30分間話しつづけられた。

山の上ホテルには、文豪が愛用したというだけに何かがあった。落ち着いた木製の机、調度品、車の音一つしない静かな環境。大きな机にはスタンドに立てかけたボールペン。飲み物だけでポットの湯、お水、漢方薬のようなお茶と3種類あった。

 大作家達が愛用したという机の上には、一輪のバラの花が生けてある。どっしりとしたカーテン。白い壁。ここなら徹夜しても文章が書けそうな気がする。最近はFAXができて、缶詰で原稿を書くことは少なくなったそうだ。チェックイン2時、チェックアウト12時というのも嬉しい。

縦書きの原稿用紙。浴衣姿でも寒くない室温。灰皿が二つ、その中にマッチ箱が入れてある。木製のベッドに木製の椅子。私の愛用している消しゴム付きの鉛筆も置いてある。午前2時まで各種料理をルームサービスで頼める。全てに行き届いている。「山の上ホテルで書き始めると一気に書けますよ」とNHK出版の池上さんが言っていた。山の上ホテルには不思議な力があった。2007,7,5


徳永センター長ホームページ

  徳永勝人先生の
    メタボリック教室

徳永勝人センター長
(とくなが かつと)
医学博士

内臓脂肪型肥満の発見者,
標準体重(kg)
=身長(m)X身長(m)X22
の考案者として知られる

1968年
広島県立庄原格致高等学校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業
大阪大学第2内科入局
1983年
米国 南カリファルニア大学研究員
大阪大学医学部 第2内科講師,
市立伊丹病院内科部長を経て
2005年
高槻社会保険健康管理センター
センター長就任

日本動脈硬化学会評議員
日本肥満学会
肥満症診断基準検討委員会委員
肥満症治療ガイドライン作成委員会委員
日本糖尿病学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
目でみる臨床栄養学 UPDATE
メタボリックシンドローム