ハンカチ王子・ハニカミ王子とメタボリックシンドローム

                   高槻社会保険健康管理センター     徳永勝人
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 「ハンカチ王子とハニカミ王子と、どっちが人気があるの?」と妻が聞く。ハンカチ王子の野球選手斎藤佑樹君も、ハニカミ王子のゴルフ選手石川遼君も「文武両道」を言っている。私は57歳にして、ようやく文武両道の意味がわかってきた。
 
 2年前から始めた太極拳をしていると、血の巡りがよくなるためか頭が冴えてくる。体と頭は一体だということがわかる。高齢者にとって競争のない武道をすることは、脳の活性化とともにメタボリックシンドローム予防によいと思う。

当センターの職員から「メタボリック教室の50回記念を書いて下さい」と言われた。職員から頼まれ書き始めたのが、2006年6月1日57歳の誕生日からだった。今日で50回、丁度1年になる。
 
 内容はメタボリックシンドローム(肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧)に関するもの、私の書きたいもの、読者の役に立つもの、私が真実であると思っていること、の4つをコンセプトとして筆を執った。書いていくうちに精神が高揚し、これが吉田兼好の徒然草にある「あやしうこそものぐるほしけれ(まことに妙に狂ったような気分)」か、と感じることもあった。

 この1年は、私にとってめまぐるしい年であった。マスコミも朝日新聞、読売新聞、産経新聞、共同通信、時事通信、NHK、朝日テレビ、日本テレビ、関西テレビ、ニッポン放送、週刊朝日、日経ビジネス、日経ヘルスなどの取材を受けた。マスコミはいろいろな情報を持っている。メタボリックシンドロームが急に脚光を浴びたことも、おぼろげながらわかってきた。マスコミの報道には、多くの制約があることもわかった。
 
 私はどこからの企業の援助も、背負う組織も、権力もない。マスコミよりずっと自由な立場で物事を書くことができる。故人が言われたり書かれたりしたことは、生前故人が世の中に訴えたかった事柄だと思い、故人の供養にもなると考え引用させて頂いた。
 
 週刊誌でメタボリックシンドローム批判の記事が載ることがある。当事者の目から見ると、当たっている所もあるがハズレている所も多い。批判も必要だが、過食と運動不足が世界の人々の健康を冒しているという認識だけは持っていて頂きたい。

私はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を提唱した者の1人として、メタボリックシンドロームの概念を導入した指導が、健康寿命の延伸に結びつくよう見届けたい。

ハンカチ王子やハニカミ王子のように文武両道で健康を維持し、私に意欲と自由な時間がある間はメタボリック教室をつづけていきたい。(2007,5,31


徳永センター長ホームページ

  徳永勝人先生の
    メタボリック教室

徳永勝人センター長
(とくなが かつと)
医学博士

内臓脂肪型肥満の発見者,
標準体重(kg)
=身長(m)X身長(m)X22
の考案者として知られる

1968年
広島県立庄原格致高等学校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業
大阪大学第2内科入局
1983年
米国 南カリファルニア大学研究員
大阪大学医学部 第2内科講師,
市立伊丹病院内科部長を経て
2005年
高槻社会保険健康管理センター
センター長就任

日本肥満学会
肥満症診断基準検討委員会委員
肥満症治療ガイドライン作成委員会委員
日本糖尿病学会評議員
日本動脈硬化学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
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