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感謝の気持ちとメタボリックシンドローム 高槻社会保険健康管理センター 徳永勝人 |
2007年12月3日、星野ジャパンは台湾戦に勝ってオリンピック出場が決まった。星野仙一監督は選手に、裏方さんに、しきりに感謝の気持ちを伝え、涙ぐんでいた。 私は星野監督と同世代だ。若い頃は「自分一人でも生きていける」と人に感謝することはあまりなかった。この歳になると、自然といろいろな人や物に感謝の気持ちを持つようになってきた。センター長室を掃除してくれるおばさんにも、おみやげを買ってきている。 若い頃、私は同級生の前田義章君、 私達は体をかがめて、すすり泣く看護師さん達のアーチの中を歩いて行った。当時、私は「看護師の資格を得ただけで、何故こんなにも感極まって泣くのだろう」と思った。最近、苦労の末に得たものがある時、人は感謝の気持ちから泣くものだとわかってきた。 2007年9月29日、大阪大学昭和49年卒の同窓会で玉置俊治君が「大手広告代理店の人に描いてもらった図が、世界的に有名になったな」と私に言った。CTスキャンで脂肪組織を分析した論文に載せてあるお人形さんのような図は、大手広告代理店の人に描いてもらったものだ。 私は大阪大学病院時代、大手広告代理店で週2回勤務していた。テレビコマーシャルの会社で、大原麗子や研ナオコなどが来ていた。入社するのは70倍の難関を通ってきた人達で、競争なしで出入りできるのは医師の資格のお陰だと有りがたく思った。 国際肥満雑誌(Int J Obesity:1983年)の438ページの図1と441ページの図4は、夏木マリのコマーシャルを作成している人に頼んで描いてもらった。図4の腹部曲線はプロの人でないと描けない微妙な曲線だ。論文は世界中の医学部図書館で見ることができる。私もいろいろな業界の人の世話になったものだ。 |
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